日本の文学賞

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小学館児童出版文化賞 しょうがくかんじどうしゅっぱんぶんかしょう

第52回(2003年)

児童文学絵本童話・文学ノンフィクション

受賞者

3名
今泉吉晴 いまいずみ よしはる 受賞

動物記で知られるアーネスト・トンプソン・シートンの生涯を、博物学者としての実像から描く伝記。動物への観察眼、自然保護への関心、子どもたちに物語を届けた姿を、豊富な図版とともにたどる。

動物を見つめるまなざしから、シートンという人間の魅力が見えてくる。

367ページ
伝記ナチュラリスト動物自然保護
上橋菜穂子 うえはし なほこ 受賞

守り人シリーズの一作で、ロタ王国を舞台に、人に災いをもたらすと恐れられる少女アスラと、彼女を守ろうとするバルサたちの旅を描く。来訪編と帰還編を通じて、信仰、政治、民族の記憶が交錯する。

神の子か災いの子か。少女を守る旅が、国の古い約束を揺り動かす。

290ページ
ファンタジー守り人シリーズ信仰異文化
森絵都 もり えと 受賞

閉鎖寸前のダイビングクラブに通う少年たちが、オリンピック出場という条件を突きつけられ、それぞれの才能と弱さに向き合う青春小説。飛び込み競技の一瞬に、努力、嫉妬、友情、成長を凝縮する。

高い台から水面へ落ちる一瞬に、少年たちの迷いと覚悟が集まる。

679ページ
青春スポーツ飛び込み成長