日本の文学賞

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吉川英治文学新人賞 よしかわえいじぶんがくしんじんしょう

第43回(2022年)

文学賞

受賞者

5名
一穂ミチ いちほ みち 受賞

家族や秘密を抱えた人々の小さな世界を描く、穏やかで切実な連作短編集。

それぞれの生活の小さな世界が、少しずつつながっていく。

306ページ
短編集家族秘密連作日常
小田雅久仁 おだ まさひさと 受賞

月昂という感染症に脅かされた近未来で、愛と生存を描く三篇の物語集。

月に支配された世界で、それでも愛は残る。

384ページ
短編集SF幻想感染症
浅倉秋成 あさくら あきなり 候補

就職活動の最終選考で、六人の学生の嘘と罪が少しずつ暴かれていく心理ミステリ。

面接という密室で、学生たちの顔が反転していく。

368ページ
ミステリ就活心理戦青春
五十嵐律人 いがらし りつと 候補

法律と物語の境界が揺らぐ中で、過去の傷と現在の選択が交錯するリーガルミステリー。作家として書くことの意味を、仕掛けを抱えた語りの中で問い直す。

書くことが、真実をほどいていく。

354ページ
リーガルミステリー作家物語構造青春罪と責任
葉真中顕 はまなか あきら 候補

ブラジルの日系移民社会を舞台に、敗戦認識をめぐる対立と分断を描き出す歴史長編。遠く離れた土地で膨らんだ国家への思いが、やがて悲劇に変わっていく。

熱を帯びた信念が、人を分かつ。

672ページ
日系移民ブラジル戦後史分断歴史小説