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第16回(2012年) 受賞
葉真中 顕
はまなか あき
Hamanaka Aki
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1976-03-01 (日本・東京都)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 小説家, 児童文学作家, 推理作家
- 活動期間
- 2010年〜
- 所属
- 日本推理作家協会
- 所属団体
- 日本推理作家協会
- ノミネート
- 吉川英治文学新人賞(候補), 山田風太郎賞(候補), 山本周五郎賞(候補), 日本推理作家協会賞(候補)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京学芸大学 | 教育学部 | — | — | 中退(在籍期間不明) | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2009 | 角川学芸児童文学賞(優秀賞) | ライバル おれたちの真剣勝負 | — | 角川学芸出版 | 優秀賞 |
| 2013 | 日本ミステリー文学大賞新人賞(第16回) | ロスト・ケア | — | 光文文化財団 | 受賞 |
| 2019 | 大藪春彦賞(第21回) | 凍てつく太陽 | — | 徳間書店 | 受賞 |
| 2019 | 日本推理作家協会賞(第72回) | 凍てつく太陽 | 長編および連作短編集部門 | 日本推理作家協会 | 受賞 |
| 2022 | 渡辺淳一文学賞(第7回) | 灼熱 | — | 渡辺淳一文学賞選考委員会 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第36回(2015年) 候補受賞作: 絶叫
「絶叫」は、葉真中顕による吉川英治文学新人賞の対象作品である。受賞・候補記録から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
葉真中顕の「絶叫」は、受賞歴と書誌確認の経路をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
受賞作人物の選択社会と記憶 -
第38回(2017年) 候補受賞作: コクーン
『コクーン』は、葉真中顕による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。
『コクーン』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
文学人生記憶 -
第43回(2022年) 候補受賞作: 灼熱
ブラジルの日系移民社会を舞台に、敗戦認識をめぐる対立と分断を描き出す歴史長編。遠く離れた土地で膨らんだ国家への思いが、やがて悲劇に変わっていく。
熱を帯びた信念が、人を分かつ。
672ページ日系移民ブラジル戦後史分断歴史小説
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第21回(2019年) 受賞受賞作: 凍てつく太陽
終戦間際の北海道を舞台に、連続毒殺事件と軍事機密を追う特高刑事を描く警察小説。アイヌ、国家、戦争、差別が絡み合う骨太の歴史ミステリー。
北の特高刑事が、戦争末期の闇と国家の嘘に挑む。
534ページ戦中北海道特高警察アイヌ歴史ミステリー
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第10回(2019年) 候補受賞作: Blue
平成元年に生まれ、平成の終わりに死んだ男「ブルー」を軸に、未解決事件、団地で起きた殺人、社会の歪みが重なっていく犯罪小説。個人の運命を時代の影と結びつけ、虐待、貧困、差別、孤立を抱えた平成という時代を重層的に描く。
平成という時代の光と闇を、一人の男の生と死に凝縮した社会派ミステリ。
480ページ平成史未解決事件社会的孤立貧困と差別犯罪と記憶
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第72回(2019年) 長編および連作短編集部門受賞作: 凍てつく太陽
終戦間際の北海道・室蘭を舞台に、軍事機密と連続毒殺事件を追う戦中警察小説。アイヌ出身の特高刑事が、国家と個人の正義のはざまに立たされる。
終戦前夜の闇のなかで、真の国賊を問う。
680ページ戦中ミステリ北海道アイヌ警察小説
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第7回(2022年) 受賞
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第35回(2022年) 候補
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第37回(2024年) 候補受賞作: 鼓動
作品
代表作
ロスト・ケア
2013年 犯罪小説/ミステリ老人介護をめぐる犯罪と人間関係を描いたミステリ。介護の現場と孤独、倫理を主題に犯罪が展開する。
- [映画] ロストケア / 前田哲 (2023)
凍てつく太陽
2018年 ミステリ/社会派現代社会の問題を背景に据えた長編ミステリ。警察と市民社会の葛藤を描く作品。
- [テレビドラマ] 凍てつく太陽(テレビ化) (2019)
- [漫画] 凍てつく太陽(漫画化) (2021)
灼熱
2021年 文芸人間の内面と対立を鋭く描いた長編。文学的な筆致で人間関係の崩壊を描く。
絶叫
2014年 ミステリサスペンス色の強い作品群を収めた長編。孤独や暴力の側面を描く。
- [テレビドラマ] 絶叫(ドラマ化) (2019)
Blue
2019年 ミステリ警察小説的な要素を持つ短篇集/長編で、複数の視点から事件を描く。
全著作
- ライバル おれたちの真剣勝負
- ロスト・ケア
- 絶叫
- ブラック・ドッグ
- コクーン
- 凍てつく太陽
- W県警の悲劇
- Blue
- そして、海の泡になる
- 灼熱
- ロング・アフタヌーン
- 鼓動
翻案
- ロストケア(映画、2023年)
- 絶叫(テレビドラマ、2019年)
- W県警の悲劇(テレビドラマ、2019年)
- 凍てつく太陽(漫画、2021年)
作風・主題
- 文体
- 冷静で緻密な筆致社会問題を取り込む現代的な作風心理描写に重点を置く
- 頻出モチーフ
- 孤独介護・高齢化警察と市民の対立倫理的ジレンマ
評価・遺産
社会問題を題材にしたミステリ作品で高い評価を受け、複数の文学賞を受賞。映画やドラマ化もされ、現代日本の犯罪・社会派作家としての地位を確立している。
関連学会
- 日本推理作家協会
大衆文化への影響
- ロストケア(映画化、2023)
- 絶叫(テレビドラマ化、2019)
- W県警の悲劇(テレビドラマ化、2019)
引用
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掛け値なしの傑作
出典: 選考委員 綾辻行人(日本ミステリー文学大賞新人賞 選評) (2013年)
豆知識
- かつて「罪山罰太郎」の筆名でブログやライター活動を行っていた。
- 将棋を趣味とし、日本推理作家協会の将棋同好会に参加している。