日本の文学賞

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池田 澄子

いけだ すみこ

Ikeda Sumiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1936-03-25 (神奈川県鎌倉市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県鎌倉市(生誕) → 新潟県村上市(疎開) → 新潟市(育ち)

経歴

職業
俳人, 評論家, エッセイスト
活動期間
1974年〜
所属
群島(入会 1975年、同人), 檣の会(私淑・師事:三橋敏雄), 未定(参加 1988年、退会 1994年), 船団の会(参加、2019年解散), 豈(参加 1995年), トイ(創刊参加、2020年), 岩波書店『世界』投句欄選者(2017年12月—)
影響を受けた人物
阿部完市, 三橋敏雄, 堀井鶏
影響を与えた人物
若い世代の俳人

学歴

新潟県立新潟中央高等学校
国: 日本

受賞歴

現代俳句協会賞(第36回)
1989
対象作品: 空の庭
主催: 現代俳句協会
結果: 受賞
宗左近俳句大賞(第7回)
2006
対象作品: たましいの話
主催: 宗左近俳句大賞
結果: 受賞
読売文学賞(詩歌俳句賞/第72回)
2021
対象作品: 此処
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
現代俳句大賞(第21回)
2021
対象作品: 此処
主催: 現代俳句協会
結果: 受賞
俳句四季大賞(第20回)
2021
対象作品: 此処
主催: 俳句四季
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: たましいの話

    『たましいの話』は、日常の手触りと死生観を近づけ、短い言葉の中に記憶、からだ、老い、ふとしたユーモアを響かせる句集です。平明な語り口の奥に、存在の不思議を静かに浮かび上がらせます。

    身近な言葉で、たましいの気配をすくい取る句集。

    俳句死生観日常記憶
読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 此処

    『此処』は、池田澄子による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『此処』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶
俳句四季大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 此処

    近年の代表作。生の孤独や戦争など重いテーマにも取り組み、複数の文学賞を受賞した。

    此処

    生の孤独戦争記憶

作品

代表作

空の庭

1988年 句集

初期の句集。生活の周辺をややアイロニカルに眺める口語的な句が多く収められている。

日常生活アイロニー孤独

いつしか人に生まれて

1993年 句集

成長や日常の機微を捉える句が並ぶ中期の句集。

成長日常

ゆく舟

2000年 句集

行き行く時間や喪失を淡々と見据える作品群を収めた句集。

時間喪失孤独

たましいの話

2005年 句集

生や死、精神的な主題に踏み込んだ深い句を多数収め、受賞歴のある句集。

生と死精神戦争

拝復

2011年 句集

中期以降の姿勢を反映した句集。平易な語り口と説得力ある表現が特徴。

語り日常記憶

思ってます

2016年 句集

身近な事象をユーモラスかつ洞察的に詠む句が多い作品集。

ユーモア洞察日常

此処

2020年 句集

近年の代表作。生の孤独や戦争など重いテーマにも取り組み、複数の文学賞を受賞した。

生の孤独戦争記憶

月と書く

2023年 句集

最新句集の一つ。自然や孤独への眼差しを新たな表現で示す作品を収録。

自然孤独観照

全著作

  • 空の庭(人間の科学社、1988年)
  • いつしか人に生まれて(みくに書房、1993年)
  • ゆく舟(ふらんす堂、2000年)
  • たましいの話(角川書店、2005年)
  • 拝復(ふらんす堂、2011年)
  • 思ってます(ふらんす堂、2016年)
  • 此処(朔出版、2020年)
  • 月と書く(朔出版、2023年)
  • 池田澄子句集(ふらんす堂、1995年)
  • 自句自解ベスト100 池田澄子(ふらんす堂、2010年)
  • 休むに似たり(評論集、ふらんす堂、2008年)
  • あさがや草紙(エッセイ集、角川学芸出版、2008年)
  • 兜太×澄子 - 兜太百句を読む(対談、ふらんす堂、2011年)
  • 本当は逢いたし(エッセイ集、日本経済新聞出版社、2021年)
  • あの句この句 現代俳句の世界(共著、創風社出版、2021年)

作風・主題

文体
口語的文語調と口語調の併用多彩な表現技法エスプリ(機知)
頻出モチーフ
日常生活孤独生と死戦争記憶

評価・遺産

文語調と口語調を自在に駆使し、日常の機微から生や死や戦争といった重いテーマまで扱う独自の俳句世界を確立。平易で説得力のある評論でも評価され、特に若い世代の俳人に広く影響を与えている。

関連学会

  • 現代俳句協会

引用

  • じゃんけんで負けて蛍に生まれたの
    出典: 代表句
  • ピーマン切って中を明るくしてあげた
    出典: 代表句
  • 前ヘススメ前ヘススミテ還ラザル
    出典: 代表句

豆知識

  • 俳句を始めたのは38歳ごろと遅咲きである。
  • 1975年に堀井鶏主宰の『群島』に入会した。
  • 2017年12月より岩波書店『世界』の投句欄選者を務める。
  • 2020年の雑誌『トイ』創刊に参加している。