日本の文学賞

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木内 昇

きうち のぼり

Kiuchi Noboru

プロフィール

性別
男性
生誕
1967 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 編集者
活動期間
2002年〜
所属
日本ペンクラブ, インタビュー誌『Spotting』創刊(編集者として)
所属団体
日本ペンクラブ
ノミネート
第33回織田作之助賞候補(よこまち余話、2016年), 第34回織田作之助賞候補(球道恋々、2017年)

学歴

東京都立国分寺高等学校
国: 日本
中央大学
文学部 / 哲学科(心理学専攻)
学位: 学士 (Bachelor of Arts)
国: 日本
中央大学文学部卒業

受賞歴

早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞(第2回)
2009
対象作品: 茗荷谷の猫
主催: 早稲田大学
結果: 受賞
直木三十五賞(第144回)
2011
対象作品: 漂砂のうたう
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: 受賞
中央公論文芸賞(第9回)
2014
対象作品: 櫛挽道守
主催: 中央公論新社
結果: 受賞
柴田錬三郎賞(第27回)
2014
対象作品: 櫛挽道守
主催: 柴田錬三郎賞選考委員会
結果: 受賞
親鸞賞(第8回)
2014
対象作品: 櫛挽道守
主催: 親鸞賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 漂砂のうたう

    木内昇の長編時代小説。明治十年、根津遊郭を舞台に、時代の変わり目に取り残された人びとの生を描く。武士の世が終わった後の不安、遊郭で生きる者たちの矜持と諦めが重なり、近代の入口に漂う砂のような心もとなさが浮かび上がる。

    明治の根津遊郭に、時代からこぼれた人びとの声が響く。

    304ページ
    明治時代根津遊郭時代の転換喪失町の人びと
親鸞賞 1回登壇
  1. 受賞作: 櫛挽道守

    櫛職人を志す少女の歩みを描く時代小説。手仕事の厳しさ、家族との距離、自分の道を選ぶ覚悟が丁寧に重ねられる。

    櫛挽道守は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる木内昇の作品である。

    376ページ
    手仕事と自立受賞作書誌確認
柴田錬三郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 櫛挽道守

    『櫛挽道守』は、木内昇による柴田錬三郎賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

    木内昇の『櫛挽道守』は、柴田錬三郎賞で評価された作品です。

    376ページ
    受賞作現代文学書誌確認
  1. 受賞作: 櫛挽道守

    江戸時代を舞台に、職人や町人の暮らしを丁寧に描く長篇。2014年に中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞した。

    『櫛挽道守』は、受賞歴を通じて読み継がれる木内昇の作品である。

    江戸職人庶民生活

作品

代表作

新選組幕末の青嵐

2004年 時代小説

新選組を題材にした歴史小説。幕末の動乱期に生きる人々の葛藤と忠誠を描く作品で、作家デビュー作にあたる。

幕末忠誠時代変化

茗荷谷の猫

2008年 小説

都市の小さな景色とそこに暮らす人々、猫を通して日常の機微や孤独を繊細に描いた作品。

都市孤独人間模様

漂砂のうたう

2010年 時代小説

移ろう時代を生きる人々を描く群像劇。2011年に第144回直木三十五賞を受賞し、代表作の一つとなった。

時代の変転人間ドラマ運命

櫛挽道守

2013年 時代小説

江戸時代を舞台に、職人や町人の暮らしを丁寧に描く長篇。2014年に中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞した。

江戸職人庶民生活

光炎の人(上・下)

2016年 時代小説

上下二巻の大作。歴史のうねりの中で揺れる個人の生と選択を描いた物語。

歴史叙事個人と社会人間の内面

球道恋々

2017年 小説(スポーツ要素)

球(野球)をめぐる人間模様を描いた作品。スポーツを通して世代や価値観の交錯を描く。

スポーツ友情世代間

全著作

  • 東京の仕事場
  • 新・東京の仕事場 増補版
  • ブンガクの言葉
  • 新選組幕末の青嵐
  • 地虫鳴く
  • あの角まで
  • 茗荷谷の猫
  • 浮世女房洒落日記
  • 漂砂のうたう
  • 笑い三年、泣き三月
  • ある男
  • みちくさ道中
  • 櫛挽道守
  • よこまち余話
  • 光炎の人(上・下)
  • 球道恋々
  • 火影に咲く
  • 化物蝋燭
  • 万波を翔る
  • 剛心
  • かたばみ
  • 惣十郎浮世始末

作風・主題

文体
時代小説を現代的な感覚で描く文体緻密な人物描写と歴史描写の併用淡々とした語りの中に情感を滲ませる筆致
頻出モチーフ
移ろう時代職人や仕事の描写家族と絆運命と喪失

評価・遺産

直木三十五賞受賞をはじめ複数の文学賞を受賞しており、時代小説の新しい作風で評価される作家。編集者・ライターとしての背景を活かし、現代と歴史をつなぐ視点で多数の作品を発表している。

関連学会

  • 日本ペンクラブ

豆知識

  • フリーのライター・編集者として活動後、小説家デビューした。
  • インタビュー誌『Spotting』を創刊した(編集者として)。
  • 2011年『漂砂のうたう』で第144回直木三十五賞を受賞。
  • 作品は時代小説を中心に、現代的視点で歴史や庶民の生活を描く。
  • 国際的な典拠ファイル(ISNI、VIAF 等)に登録されている。