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第24回(2007年) 受賞受賞作: 通天閣
『通天閣』は西加奈子による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。
通天閣は、西加奈子の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。
受賞作人間関係記憶社会
西 加奈子
にし かなこ
Nishi Kanako
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1977-05-07 (テヘラン(イラン))
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- テヘラン(出生) → カイロ(幼少期) → 大阪府和泉市 光明台(育ち) → 玉造(大阪市、カフェ経営の経験あり) → 東京(作家活動) → バンクーバー(2019–2022、家族で滞在) → 東京(2022年末帰国後在住)
経歴
- 職業
- 小説家, エッセイスト, 作詞家
- 活動期間
- 2004年〜
- 影響を受けた人物
- 太宰治, 棚橋弘至(プロレス)
- ノミネート
- 第148回 直木三十五賞 候補(2013年), 第10回 本屋大賞 5位(2013年), 第12回 本屋大賞 2位(2015年), 第14回 本屋大賞 7位(2017年), 第19回 本屋大賞 6位(2022年)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 関西大学 | 法学部 | — | 学士(法学) | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | 織田作之助賞 | 通天閣 | — | 織田作之助賞選考委員会 | 受賞 |
| 2011 | 咲くやこの花賞 | — | 文芸その他部門 | 咲くやこの花賞実行委員会(大阪市) | 受賞 |
| 2013 | 河合隼雄物語賞 | ふくわらい | — | 河合隼雄財団 | 受賞 |
| 2015 | 直木三十五賞 | サラバ! | — | 直木賞選考委員会 | 受賞 |
| 2015 | VOGUE JAPAN Women of the Year | — | — | VOGUE JAPAN | 受賞 |
| 2016 | Granta Best of Young Japanese Novelists | — | — | Granta | 選出 |
| 2015 | 高校生直木賞 | サラバ! | — | 高校生直木賞選考委員会 | 候補 |
| 2023 | 書店員が選ぶノンフィクション大賞(オールタイムベスト2023) | くもをさがす | — | honto(書店員が選ぶノンフィクション大賞) | 受賞 |
| 2023 | ミヤボン(Miyawaki Book Awards) | くもをさがす | — | 宮脇書店 | 受賞 |
| 2023 | ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR(ノンフィクション部門) | くもをさがす | ノンフィクション部門 | ダ・ヴィンチ | 第1位 |
| 2024 | 読売文学賞(随筆・紀行賞) | くもをさがす | 随筆・紀行賞 | 読売新聞社 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第18回(2011年) 候補受賞作: 白いしるし
三十二歳の画家が、好きになってはいけない相手への思いにのみこまれていく恋愛小説です。恋の切迫感、嫉妬、孤独、その先に残る微かな希望を、白という色のイメージに重ねて描きます。
白いしるしは、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
208ページ恋愛嫉妬孤独
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受賞作: サラバ!
『サラバ!』は西加奈子による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。
西加奈子『サラバ!』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
受賞作文学作品記録
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第75回(2023年) 受賞受賞作: くもをさがす
カナダで乳がんを告知された著者が、治療と暮らしのあいだで揺れながら、自分の身体と生き方を見つめ直す。闘病の記録であると同時に、異国で生きることの手触りを静かにすくい取ったエッセイ。
病とともに揺れる身体を、怖れだけでなくユーモアと確かさで見つめた一冊。
256ページ闘病記身体カナダ自己肯定
作品
代表作
あおい
2004年 小説デビュー作。青春や人間関係の機微を描く短編・中編を含む作品集。
さくら
2005年 小説発表直後に20万部を超えるベストセラーとなった作品。日常と人情を描く。
きいろいゾウ
2006年 小説恋愛や日常の機微を軽快な筆致で描いた作品。2013年に映画化された。
- [映画] きいろいゾウ (2013)
通天閣
2006年 小説大阪を舞台に人情や街の風景を描いた作品。織田作之助賞受賞作。
漁港の肉子ちゃん
2011年 小説母と娘の絆や田舎の暮らしをユーモアと温かさで描いた作品。2021年に明石家さんま企画・渡辺歩監督で劇場アニメ化。
- [劇場アニメ] 漁港の肉子ちゃん / 渡辺歩 (2021)
サラバ!
2014年 小説作家生活10周年を記念して発表された長編。歴史的要素や家族の物語を織り込んだ大作で、直木三十五賞受賞作。
i
2016年 小説個と向き合う主題を扱った作品。第14回本屋大賞で上位に入るなどの評価を受けた。
くもをさがす
2023年 ノンフィクション・随筆自身の乳がんの公表を含む初のノンフィクション。闘病や家族、記憶について綴った作品で各賞を受賞。
夜が明ける
2021年 小説2021年刊の長編。個人と社会を見つめる作品。
全著作
- あおい(2004)
- さくら(2005)
- きいろいゾウ(2006)
- 通天閣(2006)
- しずく(2007)
- 漁港の肉子ちゃん(2011)
- ふくわらい(2012)
- サラバ!(2014)
- i(2016)
- くもをさがす(2023)
翻案
- きいろいゾウ(映画化、2013年)
- 漁港の肉子ちゃん(劇場アニメ、2021年)
作風・主題
- 文体
- 軽快でリズミカルな文体会話中心の描写ユーモアと人情の融合
- 頻出モチーフ
- 家族大阪の風景日常の機微
健康
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乳がん2023–公表し闘病を題材にしたノンフィクション『くもをさがす』を執筆。作品の評価や受賞につながった。
評価・遺産
直木賞受賞をはじめ多くの文学賞を受賞し、映画化・アニメ化もされるなど現代日本文学で広い支持を得る作家。ユーモアと人情を併せ持つ作風で大衆文化にも影響を与えている。
大衆文化への影響
- きいろいゾウ(映画化、2013年)
- 漁港の肉子ちゃん(劇場アニメ、2021年)
引用
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プロレスからむちゃくちゃ勇気をいただいてます。
出典: 直木賞受賞会見 (2015年)
豆知識
- 1977年にテヘラン(イラン)で生まれ、幼少期はカイロで過ごしたのち大阪で育つ。
- 2004年『あおい』でデビュー。代表作に『きいろいゾウ』『漁港の肉子ちゃん』『サラバ!』など。
- プロレスファンで、特に棚橋弘至を好むと公言している。
- 玉造で友人とカフェを開業した経験がある。
- 2012年結婚、2017年に第1子出産。
- 公式サイト: http://www.nishikanako.com/