日本の文学賞

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三角 みづ紀

みすみ みづき

Misumi Mizuki

プロフィール

性別
女性
生誕
1981-04-18 (鹿児島県鹿児島市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
鹿児島県鹿児島市 → 北海道札幌市

経歴

職業
詩人, 作家, 映像作家, 朗読者, ミュージシャン
活動期間
2004年〜
所属
南日本新聞, 南日本文学賞選考委員, 北海道新聞(道内文学・詩 担当)

学歴

東京造形大学
造形学部 / 視覚伝達学科
国: 日本
卒業制作でZOKEI賞受賞

受賞歴

ZOKEI賞
2006
対象作品: 東京心中
主催: 東京造形大学
結果: 受賞
第42回現代詩手帖賞
2004
主催: 現代詩手帖
結果: 受賞
第10回中原中也賞
2004
対象作品: オウバアキル
主催: 中原中也賞選考委員会
結果: 受賞
第18回歴程新鋭賞
2006
対象作品: カナシヤル
主催: 歴程
結果: 受賞
南日本文学賞
2006
対象作品: カナシヤル
主催: 南日本新聞社
結果: 受賞
第51回藤村記念歴程賞
2013
対象作品: 連詩 悪母島の魔術師
主催: 藤村記念歴程賞選考委員会
結果: 受賞
第22回萩原朔太郎賞
2014
対象作品: 隣人のいない部屋
主催: 萩原朔太郎賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

中原中也賞 1回登壇
  1. 受賞作: オウバアキル

    『オウバアキル』は、三角みづ紀の第一詩集です。過酷さと幸福感が同時に立ち上がる言葉で、身体感覚、傷つきやすさ、日常の違和を鋭くすくい取ります。

    現実の痛みと幸福の感覚が、若い言葉の切実さとして立ち上がります。

    96ページ
    身体感覚
南日本文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: カナシヤル

    『カナシヤル』は、三角みづ紀による作品で、2006年の南日本文学賞で受賞に選ばれた。

    南日本文学賞で評価された三角みづ紀の作品。

    南日本文学賞受賞
歴程新鋭賞 1回登壇
  1. 受賞作: カナシヤル

    三角みづ紀の初期詩集。若い感覚の痛み、喪失、身体に残る違和を、鋭くしなやかな言葉で立ち上げる。

    痛みと感覚が、短い詩行の中で震える。

    112ページ
    喪失感覚
  1. 新藤凉子、河津聖恵、三角みづ紀による連詩集。悪母島という濃密な想像上の場をめぐり、複数の詩人の声が交差しながら、魔術的で不穏な風景を立ち上げる。

    三つの声が島を呼び出し、詩の連鎖が魔術のように広がる。

    106ページ
    連詩現代詩共同制作
萩原朔太郎賞 1回登壇
  1. 『隣人のいない部屋』は、三角みづ紀による受賞作品。対象賞の選考で評価された作品として、作者の関心や表現上の特色が凝縮されている。

    三角みづ紀の受賞作『隣人のいない部屋』。

    160ページ
    受賞作現代文学書誌確認

作品

代表作

オウバアキル

2004年 詩集

処女詩集。病と身体、家族や記憶を巡る内省的な詩群。

病と身体家族記憶孤独

カナシヤル

2006年 詩集

第二詩集。ステロイド治療や身体の変化を背景に、喪失と再生を見つめる詩群。

喪失身体再生

錯覚しなければ

2008年 詩集

錯覚や記憶、視覚イメージを主題にした詩集。抽象と身体性が交差する作品群。

錯覚記憶視覚

隣人のいない部屋

2013年 詩集

第22回萩原朔太郎賞受賞作。静謐で内省的な言語が特徴の詩篇を収める。

孤独日常時間

骨、家へかえる

2009年 小説

講談社Birthから刊行された初の小説作品。家や身体、死をめぐる物語性のある作品。

家族身体喪失

連詩 悪母島の魔術師

2013年 連詩 / 詩集

新藤凉子、河津聖恵との共著。三者による連詩という形式で、母性や島をめぐるイメージを展開する。

母性共同性

東京心中

2006年 映像作品(短編)

卒業制作作品の一つ。ZOKEI賞受賞歴がある映像作品。

映像若者関係

あした、せかいが

2012年 絵本

絵:青山健一。児童向けの絵本作品。

希望想像力

全著作

  • オウバアキル(2004年、思潮社)
  • カナシヤル(2006年、思潮社)
  • 錯覚しなければ(2008年、思潮社)
  • はこいり(2010年、思潮社)
  • 悪母島の魔術師(新藤凉子、河津聖恵共著・2013年、思潮社)
  • 夜の分布図(Kindle詩集、2013年)
  • 隣人のいない部屋(2013年、思潮社)
  • 現代詩文庫 三角みづ紀詩集(2014年、思潮社)
  • 舵を弾く(2015年、思潮社)
  • よいひかり(2016年、ナナロク社)
  • どこにでもあるケーキ(2020年、ナナロク社)
  • あした、せかいが(絵:青山健一 / 2012年、書肆侃侃房)
  • 骨、家へかえる(2009年、講談社Birth)
  • とりとめなく庭が(随筆、2017年、ナナロク社)
  • (映像)東京心中(2006年)/窓際の白い花が一刻もはやく枯れますように!(2008年)/彼によろしく(2008年)
  • (アルバム)悪いことしたでしょうか(2010年)/幻滅した(2011年)/おしまいと温度(2012年)/Love Letter(2020年)

作風・主題

文体
内省的でイメージ豊かな詩風短い行と断片的イメージを重ねる構成身体表象に基づく具体性と抽象性の併存
頻出モチーフ
身体母性孤独自然(島や風景)

健康

  • 全身性エリテマトーデス(SLE)
    2001 - 現在
    2001年に発症。療養期間中に詩作を再開し、創作に大きな影響を与えた。
  • 大腿骨骨頭壊死(ステロイド副作用による右下肢機能障害)
    2006 - 現在
    2006年に発症。歩行や身体活動に制限が生じ、生活と創作に影響を与えた。

評価・遺産

現代日本詩の重要な若手作家として評価される。処女詩集での受賞歴や、最年少での萩原朔太郎賞受賞など、現代詩壇での存在感が大きい。詩と映像、朗読や音楽を横断する活動でも知られる。

大衆文化への影響

  • 朗読と音楽を組み合わせたアルバムやコラボレーションの発表

豆知識

  • 中学生時代に写真の賞を受賞し、戦場カメラマンになる夢を持っていた。
  • 12歳から詩作を始め、療養中に投稿を再開して作家活動へ進む契機となった。
  • 卒業制作でZOKEI賞を受賞している(映像作品)。
  • 2001年に全身性エリテマトーデスを発症し、2006年にステロイドの副作用で大腿骨骨頭壊死を患った。
  • 2014年に第22回萩原朔太郎賞を最年少で受賞した。