日本の文学賞

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芸術選奨文部科学大臣賞 げいじゅつせんしょう もんぶかがくだいじんしょう

第51回(2001年)

演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論メディア芸術美術A美術B

受賞者

13名
池澤夏樹 いけざわ なつき 受賞

『すばらしい新世界』は、旅、科学、文明論を往復しながら、二十一世紀を前にした世界の変化を見つめる池澤夏樹の作品です。好奇心と批評性が同居し、未知の土地や技術を通して、人間がどのような未来を選ぶのかを問いかけます。

世界の新しさに触れる旅は、未来を考えるための思索へ変わっていく。

723ページ
文明論科学技術未来への問い
辻井喬 つじい きょう 受賞

『風の生涯』は、辻井喬が歴史と人物の内面を重ねながら、一人の生の軌跡を大きな時代の流れの中に描く長編です。政治、文化、個人の志が交錯し、風に押されるように変転する人生が静かな重みをもって語られます。

時代の風に吹かれながら、一人の生は志と喪失を抱えて進んでいく。

382ページ
評伝的長編時代と個人政治と文化生の軌跡
田中優子 たなか ゆうこ 受賞

『江戸百夢』は、江戸の暮らし、身体感覚、都市文化を百の夢のような断面から照らす田中優子の江戸論です。過去を固定した知識としてではなく、現代にも響く想像力の場として開いてみせます。

江戸という都市は、百の夢を通していまも別の時間を見せてくれる。

167ページ
江戸文化都市論生活史想像力
二宮正之 にのみや まさゆき 受賞

『小林秀雄のこと』は、小林秀雄という批評家の存在を、思想史上の対象としてだけでなく、言葉と生の問題として捉え直す評論です。身近に接した記憶や作品読解を通して、批評の姿勢そのものを問い直します。

小林秀雄を語ることは、批評と言葉の根に触れることでもある。

370ページ
小林秀雄批評記憶言葉と生
竹山洋 たけやま よう 受賞
白石加代子 しらいし かよこ 受賞
吉永小百合 よしなが さゆり 受賞
豊竹十九大夫 とよたけ じゅうく だゆう 受賞
古今亭志ん朝 ここんてい しんちょう 受賞
鈴木敬介 すずき けいすけ 受賞
吉田都 よしだ みやこ 受賞
川久保玲 かわくぼ れい 受賞
小嶋悠司 こじま ゆうじ 受賞