日本の文学賞

← 鮎川哲也賞に戻る

鮎川哲也賞 あゆかわてつやしょう

第16回(2006年)

新人文学賞長編推理小説

受賞者

3名
麻見和史 あさみ かずし 受賞

大学の解剖学教室を舞台に、遺体から見つかったチューブと不気味な四行詩を手がかりに、研究室に潜む秘密と復讐の輪郭が少しずつ浮かび上がる医療ミステリ。専門知識を謎解きの推進力に変えたデビュー作です。

解剖室に落ちた四行詩が、研究室の闇を照らす。

320ページ
医療ミステリ解剖学大学復讐本格推理
1965 / 小説家・推理作家 / 千葉県
似鳥鶏 にたどり けい 佳作

吹奏楽部の送別演奏会を前に、幽霊が出ると噂される校舎の芸術棟で起こる出来事を追う青春ミステリ。幽霊騒ぎの検証から始まる軽やかな語りのなかに、学校生活の空気と謎解きの楽しさがあります。

幽霊騒ぎの夜、第三者として呼ばれた高校生が真相に向き合う。

254ページ
学校幽霊吹奏楽部青春謎解き
1981-03-20 / 小説家・推理作家 / 千葉県
松下麻理緒 まつした まりお 佳作

毒に魅せられた仲間たちの物語が、現実の事件と不気味に響き合う長編ミステリ。作中作と外側の事件がずれていく構成が、遅れて刊行された作品ならではの余韻を生んでいます。

作中の『毒殺倶楽部』が、現実の事件を呼び寄せる。

352ページ
作中作長編ミステリ現実と虚構文庫化