日本の文学賞

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芸術選奨文部科学大臣新人賞 げいじゅつせんしょうもんぶかがくだいじんしんじんしょう

第42回(1992年)

演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論等メディア芸術美術A美術B評論

受賞者

11名
増田みず子 ますだ みずこ 受賞

都会の片隅で孤独に生きる若い女性と、彼女の周囲に集まる人びとの夢を描く連作小説集。家族や愛から遠い場所にいる者たちの感情を、清澄な筆致で掬う。

孤独な人びとの夢が、都会の片隅でひそかに交差する。

241ページ
孤独連作小説
大久保房男 おおくぼ ふさお 受賞

海をめぐる祭礼や共同体の記憶を題材にした大久保房男の作品。生活、信仰、海辺の時間が重なり、民俗的な感触をもつ散文として読める。

海辺の祭礼に、人びとの記憶と祈りが重なる。

357ページ
儀礼記憶
内藤篤 ないとう あつし 受賞
ハリウッド・パワーゲーム

アメリカ映画産業を、契約、著作権、制作資金、配給をめぐる法と経済の視点から読み解く評論的著作。華やかな映画の背後にある権力関係を分析する。

映画の夢を動かす契約と資本の仕組みを読み解く。

映画産業法と経済
竹中直人 たけなか なおと 受賞

つげ義春の漫画『無能の人』を映画化した竹中直人の初監督作をめぐる関連書。原作の侘しさと可笑しみを、映画という別の表現へ移す過程を伝える。

つげ義春の世界を、映画へ移すためのまなざしを集める。

257ページ
漫画映画化映画表現
鐘下辰男 かねした たつお 受賞
tatsuya-最愛なる者の側へ

劇団THE・ガジラの初演で知られる演劇作品。親密な関係と喪失感を軸に、身体性の強い舞台表現で人物の切迫した感情を描く。

『tatsuya-最愛なる者の側へ』は、作者の視線と文体が凝縮された一作である。

演劇喪失身体表現
鈴木ほのか すずき ほのか 受賞
林家染丸 はやしや そめまる 受賞
豊嶋泰嗣 とよしま やすし 受賞
後藤早知子 ごとう さちこ 受賞
安田侃 やすだ かん 受賞
杉田成道 すぎた なりみち 受賞