芸術選奨文部科学大臣新人賞 げいじゅつせんしょうもんぶかがくだいじんしんじんしょう
第56回(2006年)
演劇映画音楽舞踊文学美術放送大衆芸能芸術振興評論等メディア芸術美術A美術B評論
受賞者
10名不穏な夜の気配と身体感覚を、静かな言葉の運びで立ち上げる詩集。世界に触れる感覚が、捕食されるものと捕食するものの境界を揺らし、読む者にかすかなざわめきを残す。
静かな夜の奥で、生きものの気配と言葉がゆっくり動き出す。
107ページ
詩と言葉身体感覚不安の気配
折口信夫の思想を、柳田國男との緊張関係や近代日本の宗教的想像力から読み解く評論。未開、神、天皇、言語をめぐる論点を通じて、折口学の射程を現在へ引き寄せる。
折口信夫をめぐる思想の闘争が、近代の根を照らし出す。
237ページ
批評折口信夫近代思想
牛乳配達をしながら静かに暮らす女性と、長く思いを秘めてきた男性を中心にした映画脚本。日常の反復の中で抑えられてきた感情が少しずつ姿を現し、読むこと、待つこと、愛し続けることを重ねて描く。
静かな日々の奥で、長くしまわれていた思いが動き出す。
336ページ
映画脚本日常の孤独メロドラマ