君の話
三秋 縋, 紺野真弓
架空の青春時代の記憶を植えつけられた青年が、存在しないはずの幼馴染と出会う恋愛小説。記憶、喪失、嘘、初恋をめぐる物語が、出会う前から始まっていた恋という逆説的な時間感覚のなかで進む。
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三秋 縋, 紺野真弓
架空の青春時代の記憶を植えつけられた青年が、存在しないはずの幼馴染と出会う恋愛小説。記憶、喪失、嘘、初恋をめぐる物語が、出会う前から始まっていた恋という逆説的な時間感覚のなかで進む。
黒川 裕子
元・天才ホルン奏者の遠峰奏が、憧れの演奏家から音楽への愛を否定され、自分の音と人との関わりを探し直す青春音楽小説。音楽を挟まなければ人と向き合えない少年が、仲間との出会いを通して防音室の外へ踏み出していく。
高橋 弘希
東京から東北の山間の町へ引っ越した中学三年生の歩は、少人数の学級に溶け込んだように見えたが、やがて少年たちの間に潜む支配と暴力を目撃する。自然と祭礼の美しさの裏側で、集団の熱狂が取り返しのつかないところへ進む中篇小説。
河合 香織
出生前診断の誤診をめぐる裁判と家族の経験を軸に、命を選ぶことの倫理と医療の現場を追うノンフィクション。障害、妊娠、医療判断の重さを丁寧に問う。
古谷田 奈月
父の死から始まる男たちの家族バンドの物語『無限の玄』と、女子野球を描く『風下の朱』を収めた中編集。家族やチームの中に潜む権力関係を、奇妙な熱と運動感で描く。
小手鞠 るい
アメリカの高校生たちが、広島と長崎への原爆投下をめぐって公開討論を行うヤングアダルト小説。立場もルーツも異なる若者たちが、歴史、戦争責任、差別、平和を自分の言葉で考え、対話を重ねていく。
田口綾子
田口綾子の第一歌集。短歌研究新人賞受賞作「冬の火」を含み、日常の感情、学校や旅先の場面、親しい人との距離を、文語のしなやかさと現代的な感覚で結びつける。
多岐川 恭, 日下 三蔵
『落ちる』は、多岐川恭による小説作品で、直木三十五賞の1958-2回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。