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Work: 罪の余白
第3回〈小説 野性時代 新人賞〉の受賞作「罪の余白」。娘の転落死の真相を追う父を描く心理サスペンス。
第3回〈小説 野性時代 新人賞〉受賞作。
255 pages受賞作小説文学賞
芦沢 央
あしざわ よう
Ashizawa You
Profile
- Gender
- Female
- Born
- 1984-02-13 (東京都葛飾区)
- Nationality
- 日本
- Languages
- 日本語
- Residence History
- 東京都葛飾区(出生) → 神奈川県川崎市(在住)
Career
- Occupations
- 小説家, 推理作家
- Active Years
- 2012-
- Affiliations
- 日本推理作家協会
- Memberships
- 日本推理作家協会
- Influenced By
- スティーヴン・キング, 小野不由美, 辻村深月
- Nominations
- 2015年 - 第68回日本推理作家協会賞(短編部門)候補(『許されようとは思いません』), 2017年 - 第38回吉川英治文学新人賞候補(『許されようとは思いません』), 2018年 - 第71回日本推理作家協会賞(短編部門)候補(『ただ、運が悪かっただけ』), 2019年 - 第72回日本推理作家協会賞(短編部門)候補(『埋め合わせ』), 2020年 - 第164回直木三十五賞候補(『汚れた手をそこで拭かない』), 2020年 - 第42回吉川英治文学新人賞候補(『汚れた手をそこで拭かない』), 2025年 - 第173回直木三十五賞候補(『嘘と隣人』)
Education
| Institution | Faculty | Department | Degree | Period | Country |
|---|---|---|---|---|---|
| 千葉大学 | 文学部 | 史学科 | 学士(文学) | — | 日本 |
Awards
| Year | Award | Work | Category | Organization | Result |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | 野性時代フロンティア文学賞 | 罪の余白 | — | 角川書店(野性時代) | 受賞 |
| 2018 | 静岡書店大賞 | 火のないところに煙は | — | 静岡書店大賞実行委員会 | 受賞 |
| 2022 | 将棋ペンクラブ大賞(文芸部門 優秀賞) | 神の悪手 | 文芸部門 優秀賞 | 将棋ペンクラブ | 受賞 |
| 2023 | 日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門) | 夜の道標 | 長編および連作短編集部門 | 日本推理作家協会 | 受賞 |
Awards & Nominations
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Work: 許されようとは思いません
『許されようとは思いません』は、芦沢央による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。
『許されようとは思いません』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
文学人生記憶 -
Work: 汚れた手をそこで拭かない
日常に潜む小さな綻びが、各篇で人間関係のほころびや罪悪感へ変わっていく短編集。
見過ごした汚れが、静かに手元へ戻ってくる。
240 pagesミステリ短編集日常の違和感罪悪感人間関係
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Work: 火のないところに煙は
怪談執筆の依頼を受けた作家が、かつて体験した凄惨な記憶と向き合い、神楽坂を舞台にした不可解な事件を小説として追う連作ミステリ。実話めいた語り口で怪異と犯罪の境界を曖昧にしながら、最後にひとつの恐ろしい真相へ読者を導く。
怪談を書くことが、封じていた過去と最恐の真実を呼び寄せる。
221 pages怪談暗黒ミステリ神楽坂記憶の封印どんでん返し
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Edition 76 (2023) 長編および連作短編集部門Work: 夜の道標
殺人犯をかくまう女、捜査を続ける刑事、虐待を受ける少年の三者が、それぞれの守りたいものを抱えながら交差していく。事件の謎と人間の事情が重なり、静かな圧力のある社会派ミステリになっている。
それぞれの守りたいものが、事件の輪郭を変えていく。
360 pages社会派ミステリ殺人事件刑事虐待家族
Works
Major Works
罪の余白
2012 ミステリー2012年刊のデビュー作。罪をめぐる人間模様と心理を描くミステリーで、複数の視点を通して過去と事件の断片が明らかになっていく。
- [映画] 罪の余白 / 大塚祐吉 (2015)
許されようとは思いません
2016 短編・ミステリー短編中心の作品集で、倫理や贖罪に関する物語を通じて読者の価値観を揺さぶる構成になっている。
火のないところに煙は
2018 短編集(ミステリー)複数の短編を収めた短編集。日常に潜む不気味さや人間の不信を描く作品が並ぶ。静岡書店大賞受賞作。
汚れた手をそこで拭かない
2020 短編集/ミステリー短編や中篇を含む作品集。偶然と責任、運命に翻弄される人々を描き、直木三十五賞候補にもなった。
神の悪手
2021 ミステリー(将棋を題材)将棋を題材にした短編・中編を収めた作品集。盤上の勝負を通して登場人物たちの人生や感情の機微が描かれる。将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)優秀賞受賞。
夜の道標
2022 長編ミステリーある容疑者をめぐる記録や証言を通して真相に迫る長編。記憶と真実の揺らぎを描き、2023年に日本推理作家協会賞を受賞した。
- [テレビドラマ] 夜の道標 -ある容疑者を巡る記録- / 森淳一 (2025)
魂婚心中
2024 ミステリー/ホラー要素人間関係と死を巡るダークな物語を集めた作品。関係性の歪みと秘密が連鎖的に露わになる連作的構成。
嘘と隣人
2025 長編ミステリー隣人同士のささやかな嘘が連鎖していく様を描く長編。日常の歪みと疑念の連鎖が物語の軸となっている。第173回直木三十五賞候補作。
Bibliography
- 罪の余白
- 悪いものが、来ませんように
- 今だけのあの子
- いつかの人質
- 許されようとは思いません
- 雨利終活写真館
- 貘の耳たぶ
- バック・ステージ
- 火のないところに煙は
- カインは言わなかった
- 僕の神さま
- 汚れた手をそこで拭かない
- 神の悪手
- 夜の道標
- 魂婚心中
- 嘘と隣人
Adaptations
- 『罪の余白』 — 映画化(2015年)
- 『夜の道標』 — テレビドラマ化(2025年予定)
Style & Themes
- Literary Style
- 緻密なプロット心理描写の重厚さ日常と非日常の融合短編の技巧を活かした構成
- Recurring Motifs
- 罪と贖罪家族の秘密小さな嘘将棋記憶の揺らぎ
Legacy
芦沢央は現代日本のミステリー作家の一人として、リアリズムと心理描写を重視した作風で評価されている。将棋を題材にした作品などで新たな読者層を開拓し、複数の文学賞受賞歴がある。
Academic Societies
- 日本推理作家協会
Archives
- 国立国会図書館(著者情報)
- VIAF / 国際書誌識別
In Popular Culture
- 『罪の余白』映画化(2015年)により一般層での認知が拡大
- 『夜の道標』のドラマ化によりテレビ視聴者層への浸透が期待される
- 各種ミステリランキングに複数回ランクイン(週刊文春・このミステリーがすごい! など)
Quotes
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いつか将棋をテーマに執筆したい。
Source: 東京新聞(取材) (2022) -
ペンネームは『凍りのくじら』の主人公・芦沢理帆子から取った。
Source: WEB本の雑誌(インタビュー) (2017)
Trivia
- 高校時代からデビューまで12年間、雑誌投稿や文学賞への応募を続けていた。
- ペンネームの由来は小説『凍りのくじら』の登場人物・芦沢理帆子。
- 将棋に強い関心を持ち、『神の悪手』など将棋を題材にした作品がある。
- 2015年に『罪の余白』が映画化された。
- 日本推理作家協会の会員である。
- X(旧Twitter)アカウント: @AshizawaYou