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第44回(1991年) 受賞受賞作: 夜の蝉
『夜の蝉』は、北村薫の「円紫さんと私」シリーズに属する連作ミステリです。女子大学生の語り手が日常の中に潜む謎を見つめ、落語家・春桜亭円紫の洞察を通して、人の心の綾を静かに解きほぐします。
日常の小さな違和感が、語り手の成長と人間理解につながっていきます。
280ページ日常の謎成長落語記憶と感情
北村 薫
きたむら かおる
Kitamura Kaoru
別名:
宮本 和男
ペンネーム:
北村 薫(作家名・ペンネーム)
プロフィール
- 性別
- 不明
- 生誕
- 1949-12-28 (埼玉県北葛飾郡杉戸町)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 埼玉県北葛飾郡杉戸町 → 埼玉県春日部市(勤務) → 東京都(在住/活動拠点)
経歴
- 職業
- 小説家, 推理作家, エッセイスト, 編纂者, 編集者, 大学教授, 高校教員
- 活動期間
- 1989年〜
- 所属
- 創元推理文庫 編集委員, 本格ミステリ作家クラブ(設立発起人・元会長), 早稲田大学文学学術院/文化構想学部(客員教授・教授)
- 所属団体
- 本格ミステリ作家クラブ, 日本推理作家協会(関わり・受賞者), 早稲田大学文学学術院(教員)
- 影響を受けた人物
- 鮎川哲也, 芥川龍之介
- 影響を与えた人物
- 坂木司, 片桐仁, 西川浩幸, 折原一
- ノミネート
- 『スキップ』 — 第114回直木三十五賞 最終候補, 『ターン』 — 第118回直木三十五賞 最終候補, 『語り女たち』 — 第131回直木三十五賞 最終候補, 『ひとがた流し』 — 第136回直木三十五賞 最終候補, 『玻璃の天』 — 第137回直木三十五賞 最終候補
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学第一文学部 | 第一文学部 | 日本文学 | — | — | 日本 |
早稲田大学第一文学部
第一文学部
/ 日本文学
国:
日本
在学中ワセダミステリクラブに所属
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1991 | 日本推理作家協会賞 | 夜の蝉 | 連作短篇集賞 | 日本推理作家協会 | winner |
| 2006 | 本格ミステリ大賞 | ニッポン硬貨の謎 | 評論・研究部門 | 本格ミステリ作家クラブ | winner |
| 2006 | バカミス大賞 | ニッポン硬貨の謎 | — | バカミス | winner |
| 2009 | 直木三十五賞 | 鷺と雪 | — | 直木賞選考委員会 | winner |
| 2009 | 彩の国功労賞 | — | — | 埼玉県 | winner |
| 2016 | 日本ミステリー文学大賞 | — | — | 日本ミステリー文学大賞選考委員会 | winner |
| 2023 | 泉鏡花文学賞 | 水 本の小説 | — | 泉鏡花文学賞 | winner |
日本推理作家協会賞
1991
対象作品:
夜の蝉
部門:
連作短篇集賞
主催:
日本推理作家協会
結果:
winner
本格ミステリ大賞
2006
対象作品:
ニッポン硬貨の謎
部門:
評論・研究部門
主催:
本格ミステリ作家クラブ
結果:
winner
バカミス大賞
2006
対象作品:
ニッポン硬貨の謎
主催:
バカミス
結果:
winner
直木三十五賞
2009
対象作品:
鷺と雪
主催:
直木賞選考委員会
結果:
winner
彩の国功労賞
2009
主催:
埼玉県
結果:
winner
日本ミステリー文学大賞
2016
主催:
日本ミステリー文学大賞選考委員会
結果:
winner
泉鏡花文学賞
2023
対象作品:
水 本の小説
主催:
泉鏡花文学賞
結果:
winner
受賞・候補エディション
日本推理作家協会賞
1回登壇
直木三十五賞
1回登壇
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第141回(2009年) 受賞受賞作: 鷺と雪
『鷺と雪』は、北村薫による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。
北村薫の『鷺と雪』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。
261ページ受賞作現代文学刊行形態
日本ミステリー文学大賞
1回登壇
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第19回(2016年) 受賞
エキナカ書店大賞
1回登壇
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受賞作: 八月の六日間
北村薫『八月の六日間』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。
『八月の六日間』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。
336ページ山歩き再生孤独
泉鏡花文学賞
1回登壇
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第51回(2023年) 受賞受賞作: 水 本の小説
本と出会った記憶をたどりながら、映像、詩歌、歌のことばへと思いがけない連想を広げる七篇の〈本の私小説〉。書物と言葉が人の記憶や文化をつなぐ瞬間を、軽やかな探索の物語として描く。
本を手がかりに、記憶の水脈をたどる七つの物語。
278ページ読書と記憶言葉と物語文化のつながり本の私小説
作品
代表作
空飛ぶ馬
1989年 短篇集/推理小説覆面作家としてデビューした作品を収めた短篇集。円紫さんシリーズの始まりとなる作品群を含む。
日常の謎推理成長
夜の蝉
1990年 短篇集/推理小説連作短篇集。日常の謎を描く短編群を収録し、第44回日本推理作家協会賞(連作短篇集賞)を受賞。
日常の謎短編文学的要素
スキップ
1995年 一般小説/幻想的要素高校生の少女が未来に迷い込み失った年月に向き合う成長物語。第114回直木三十五賞候補。1996年にNHKで単発ドラマ化、2004年に舞台化。
時間成長喪失と再生
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] スキップ(単発ドラマ) (1996)
- [舞台] スキップ(舞台) (2004)
鷺と雪
2009年 一般小説/ミステリ文学的要素を含む長編。第141回直木三十五賞受賞作で、日常の謎と人間関係を繊細に描く。
家族記憶日常の謎
ニッポン硬貨の謎
2005年 評論/研究貨幣やミステリ研究をめぐる評論書。第6回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)受賞作。
推理論鑑賞論実証的考察
水 本の小説
2022年 短篇集/一般文芸『水』をテーマにした短篇群を収めた作品。2023年に泉鏡花文学賞を受賞。
水記憶文学的回想
全著作
- 空飛ぶ馬
- 夜の蝉
- 秋の花
- 六の宮の姫君
- スキップ
- ターン
- リセット
- 盤上の敵
- ニッポン硬貨の謎
- 鷺と雪
- 水 本の小説
- 語り女たち
翻案
- スキップ — NHK単発ドラマ(1996)・舞台化(2004)
- 覆面作家シリーズ — 漫画化(1994)・テレビドラマ化(1998『お嬢様は名探偵』)
- ターン — 映画化(2001)
作風・主題
- 文体
- 穏やかで繊細な日常描写と論理的な謎解きを併置する文体詩歌や古典への造詣が反映された言葉選び
- 頻出モチーフ
- 日常の謎記憶と時間文学・詩歌への言及
評価・遺産
「日常の謎」を描く作家として高く評価され、ミステリ研究やアンソロジー編集、文学賞選考など多岐にわたる活動で後進に影響を与えた。大学で教鞭をとり読書普及にも寄与した。
関連学会
- 本格ミステリ作家クラブ
- 日本推理作家協会
資料所蔵先
- 国立国会図書館
- 早稲田大学図書館
大衆文化への影響
- スキップ(NHKドラマ、舞台化)
- 覆面作家シリーズ(漫画化・テレビドラマ化)
引用
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北村薫のミステリには、『日常の謎』といわれるものが多い。
出典: ウィキペディア(北村薫) -
『スキップ』を読んで「自分が受けた授業が描かれていて感動した」と述べた教え子がいる。
出典: ウィキペディア(北村薫 記述)
豆知識
- 覆面作家としてデビューした
- 本名は宮本和男
- 早稲田大学出身で高校国語教師を経て早稲田大学で教壇に立った経験がある
- 『鷺と雪』で第141回直木三十五賞を受賞