新美南吉児童文学賞
にいみなんきちじどうぶんがくしょう
新美南吉を讃え、1983年から2010年まで表彰された日本の児童文学賞。
- 創設年
- 1982
- 主催
- 新美南吉の会
- カテゴリー
- 児童文学・童話・絵本
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 終了
説明
新美南吉児童文学賞は1982年に制定され、翌1983年から毎年、日本の児童文学作品を対象に表彰された。運営は新美南吉の会(旧・新美南吉著作権管理委員会)で、愛知県半田市が後援し、前年に初版発行された新作を対象とした。2010年の第28回で終了した。
関連の賞
- 赤い鳥文学賞
- 赤い鳥さし絵賞
- 新美南吉童話賞
過去の受賞者
『高木あきこ詩集 どこか いいところ』は高木あきこによる2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。
高木あきこ詩集 どこか いいところは、高木あきこの筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。
子どもの日常にある小さな揺れや心の変化を、親しみやすい題名の感触で描く児童文学作品。甘さだけでなく、混ざり合う気持ちの複雑さをすくう。
さまざまな気持ちが混ざり合うところに、子どもの時間のまぶしさがある。
『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。
『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。
日々の暮らしの隙間にある小さな発見をすくい上げる児童文学。時間が一枚ずつめくられていく感覚のなかで、子どもの目に映る世界の揺れや成長が描かれる。
日めくりのすきまは、日常を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。
『小さなスズナ姫シリーズ全4巻』は、富安陽子による作品で、1997年の新美南吉児童文学賞で受賞対象となった。刊行形態が確認された作品として読まれている。
新美南吉児童文学賞で受賞対象となった『小さなスズナ姫シリーズ全4巻』。
『うそつきト・モ・ダ・チ』は高山栄子による児童文学の作品で、新美南吉児童文学賞の受賞作です。賞の対象領域に沿って、物語、人物、社会や歴史へのまなざしを読む作品として位置づけられます。
新美南吉児童文学賞で評価された、高山栄子の表現を伝える一作です。
『まいごのひと 真田亀久代詩集』は、真田亀久代によるかど創房から刊行された作品で、新美南吉児童文学賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。
『まいごのひと 真田亀久代詩集』は、新美南吉児童文学賞で選ばれた真田亀久代の作品である。
『少年釣り師・住谷陽平』は日比茂樹による作品です。釣りに向き合う少年を通して、自然と人との関わり、成長の手ざわりを描く児童文学。川や水辺の経験が少年の心を形づくる。
少年釣り師・住谷陽平は、児童文学の文脈で読まれる受賞作です。
『高橋忠治詩集 りんろろん』は高橋忠治による作品です。地球のいのちと誕生へのまなざしを、子どもにも届くリズムでうたう詩集。自然、宇宙、祈りがやわらかく響き合う。
高橋忠治詩集 りんろろんは、児童詩の文脈で読まれる受賞作です。
『五月のはじめ、日曜日の朝』は石井睦美による児童文学作品。子どもの視点に寄り添いながら、成長、家族、友情、日常の変化を物語として描く。
『五月のはじめ、日曜日の朝』は、石井睦美の表現を新美南吉児童文学賞の文脈で読むための重要な対象である。
『けやきの空』は、羽曽部忠による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『けやきの空』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
『へびいちごをめしあがれ』は、森忠明による児童文学です。受賞時に注目された主題や語りの調子を手がかりに、人物、場所、出来事が重なり合う作品として読むことができます。
『へびいちごをめしあがれ』は、題名が呼び込む情景と作者の関心を結びつけながら、受賞作としての輪郭を残す作品です。
子どもの遊びと日常のつながりを温かく描く児童文学作品。題名の明るさの通り、友だちや家族との時間を通じて、幼い心の動きをすくい取る。
子どもの遊びと日常のつながりを温かく描く児童文学作品。
『風のローラースケート』は、安房直子の連作童話集。山の峠を舞台に、人間と動物、不思議なものたちが出会う幻想的な物語を収める。
山の峠で、風と動物たちが小さな不思議を運んでくる。
同じ時代を生きる子どもたちの関係を通して、友情、孤独、成長の痛みを描く児童文学。学校生活の近さのなかに、互いを理解する難しさと希望を見つめる。
『同級生たち』は、児童文学として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。