日本の文学賞

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大石 真

おおいし まこと

Oishi Makoto

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-12-08 (埼玉県北足立郡白子村(現和光市))
死没
1990-09-04 64歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
和光市 → 東京都昭島市

経歴

職業
童話作家, 児童文学作家
活動期間
1950年〜1990年
影響を受けた人物
坪田譲治, 松谷みよ子
影響を与えた人物
大海赫, 和月伸宏, 寺村輝夫

学歴

早稲田大学
第一文学部 / 英文学科
期間: 1945-1950
卒業年: 1950
国: 日本
理系学部から英文学科へ編入

受賞歴

日本児童文学者協会新人賞
1953
対象作品: 風信器
主催: 日本児童文学者協会
結果: 受賞
小学館文学賞
1977
対象作品: 見えなくなったクロ
主催: 小学館
結果: 受賞
野間児童文芸賞(特別賞)
1990
対象作品: 眠れない子
主催: 野間児童文芸賞選考委員会
結果: 特別賞受賞
日本児童文学者協会賞(特別賞)
1990
対象作品: 眠れない子
主催: 日本児童文学者協会
結果: 特別賞受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 風信器

    大石真「風信器」は、風の動きをとらえる器具を題名にした児童文学作品です。子どもの心が外の世界の変化を敏感に受け取り、自分の進む方向を探していく過程を、静かな抒情と現実感で描きます。

    風の向きを知る器具のように、子どもの心が世界の変化を感じ取る物語です。

    220ページ
    児童文学成長感受性戦後の子ども
  1. 『見えなくなったクロ』は、大石真による児童文学作品。身近な動物との関係を通して、子どもが喪失や不安を受けとめ、自分の感情を言葉にしていく姿をやわらかく描く。

    姿が見えなくなっても、クロとの時間は子どもの心に残り続ける。

    243ページ
    児童文学動物との絆喪失成長
  1. 受賞作: 眠れない子

    『眠れない子』は大石真による児童文学作品。子どもの視点に寄り添いながら、成長、家族、友情、日常の変化を物語として描く。

    『眠れない子』は、大石真の表現を野間児童文芸賞の文脈で読むための重要な対象である。

    221ページ
    成長家族子どもの視点
  1. 受賞作: 眠れない子

    『眠れない子』は、夜眠れず町を歩く小学五年生のタクを主人公にした児童文学である。不思議な「光る家」への憧れを通じ、都市に暮らす子どもの孤独、心の渇き、現実と幻想の境目を描く。

    眠れない夜に見つけた光る家が、少年の孤独な心を静かに揺らしていく。

    221ページ
    児童文学都市の孤独幻想

作品

代表作

風信器

1953年 童話

早大童話会20周年記念号に掲載された短編。受賞作であり代表作のひとつ。

子ども視点想像力

チョコレート戦争

児童文学

小学校で長く読み継がれている人気作の一つ。学級や友人関係を描く。

学校生活友情正義

教室二〇五号

児童文学/実写映画化

学校を舞台にした作品。実写映画化された。

学校成長
映像化・舞台化
  • [実写映画] 教室二〇五号(映画)

消えた五人の小学生

1969年 創作子どもSF

SF要素を含む児童向け作品。山藤章二の挿絵がある。

冒険ミステリー

見えなくなったクロ

1977年 児童文学

1977年に発表され、小学館文学賞を受賞した作品。

動物喪失

眠れない子

1990年 児童文学

晩年の作品で、野間児童文芸賞と日本児童文学者協会賞の特別賞を受賞した。

子どもの心情家族

全著作

  • 風信器
  • チョコレート戦争
  • 教室二〇五号
  • 消えた五人の小学生
  • 見えなくなったクロ
  • 眠れない子

翻案

  • 教室二〇五号(実写映画化)

作品の翻訳

  • ジャック・ロンドン『野性の呼び声』翻訳

作風・主題

文体
平易で子どもに寄り添う語り口場面描写を重視した筆致
頻出モチーフ
学校生活動物ロボットと子どもの交流

評価・遺産

20世紀日本の児童文学において長年にわたり多くの作品を残し、教科書掲載や地域での展示、受賞歴により評価されている。和光市の資料展示やコミュニティバスのラッピングなど地域での顕彰もある。

記念館・博物館

  • 白子コミュニティセンター展示室 埼玉県和光市

資料所蔵先

  • 和光市白子コミュニティセンター(直筆原稿等)
  • 国立国会図書館(所蔵資料)

大衆文化への影響

  • 和光市内循環バス「風信器号」のラッピング(作品ゆかりの顕彰)
  • 和月伸宏の作品にモチーフ提供(『るろうに剣心』の一部モチーフ)

豆知識

  • 兵役を避けるために科学の道を志し早稲田大学理系学部に入学したが、のちに英文学科へ編入した。
  • 和光市では作品『風信器』にちなんだラッピングを施したコミュニティバスが運行されている。