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第31回(1987年) 受賞受賞作: ラビュリントスの日々
迷宮の名を帯びた日々の感覚を、知的で若々しい短歌の構成へ移した歌集。都市、身体、思考が交錯し、現代短歌の新しい表情を示す。
ラビュリントスの日々は、坂井修一の表現の核を伝える一作である。
短歌日常抒情現代性
坂井 修一
さかい しゅういち
Sakai Shuichi
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1958-11-01 (愛媛県松山市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 歌人, 情報工学者, 大学教授, 図書館長, 研究者
- 活動期間
- 1978年〜
- 所属
- 産業技術総合研究所(旧:電子技術総合研究所), マサチューセッツ工科大学(招聘研究員), 筑波大学(助教授), 東京大学(教授、副学長、附属図書館長、名誉教授), 短歌結社「かりん」
- 所属団体
- 現代歌人協会, 情報処理学会, 電子情報通信学会, 日本文藝家協会
- 影響を受けた人物
- 塚本 邦雄, 馬場 あき子
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 香川県立高松高等学校 | — | — | — | 〜1977 | 日本 |
| 東京大学 理学部 | 理学部 | 情報科学科 | 学士 | 1978-1981 | 日本 |
| 東京大学大学院 工学系研究科 | 工学系研究科 | 情報工学専攻 | 博士(工学) | 1981-1986 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1987 | 現代歌人協会賞 | ラビュリントスの日々 | — | 現代歌人協会 | winner |
| 2000 | 寺山修司短歌賞 | ジャックの種子 | — | 寺山修司短歌賞選考委員会 | winner |
| 2006 | 若山牧水賞 | アメリカ | — | 若山牧水賞選考委員会 | winner |
| 2010 | 迢空賞 | 望楼の春 | — | 迢空賞選考委員会 | winner |
| 2015 | 小野市詩歌文学賞 | 亀のピカソ | — | 小野市 | winner |
| 1995 | IEEE論文賞 | — | — | IEEE | winner |
| 2018 | 電子情報通信学会業績賞 | — | — | 電子情報通信学会 | winner |
| 2024 | 短歌研究賞 | 鷗外守 | — | 短歌研究社 | winner |
受賞・候補エディション
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第5回(2000年) 受賞受賞作: ジャックの種子
『ジャックの種子』は、2000年の受賞対象となった短歌作品です。題名が示すイメージを軸に、作者の関心や同時代の表現感覚がうかがえる作品として位置づけられます。
『ジャックの種子』は、題名の余韻から作品世界へ読者を引き込む短歌作品です。
短歌抒情現代歌壇
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第11回(2006年) 受賞受賞作: アメリカ
『アメリカ』は、坂井修一による作品で、2006年の若山牧水賞で受賞に選ばれた。
若山牧水賞で評価された坂井修一の作品。
若山牧水賞受賞
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第5回(2007年) 受賞受賞作: 斎藤茂吉から塚本邦雄へ
近代短歌から前衛短歌へ至る流れを、斎藤茂吉と塚本邦雄を軸に読み解く評論。短歌表現の変化と批評的継承を考察する。
近代から前衛へ、短歌の言葉が変わる道筋を追う。
短歌評論斎藤茂吉塚本邦雄
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第44回(2010年) 受賞受賞作: 望楼の春
受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。
『望楼の春』は、受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。
175ページ受賞作人間関係緊張余韻
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第7回(2015年) 受賞受賞作: 亀のピカソ:短歌日記2013
『亀のピカソ:短歌日記2013』は坂井修一による受賞作です。受賞データと書誌確認先をもとに、作品名・著者名・出版状況を確認しました。
受賞歴と書誌確認を通じて読む『亀のピカソ:短歌日記2013』。
受賞作書誌確認人物と社会
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第60回(2024年) 受賞受賞作: 鷗外守
「鷗外守」は、森鷗外ゆかりの図書館に関わる歌人が、歴史を伝える場所と自らの日常を重ねて詠む二十首の連作である。学者としての仕事と歌を詠む営みのあいだに、先人たちの言葉を受け継ぐ静かな意識が浮かび上がる。
鷗外文庫へ帰るという結びが、記憶を守る場所への静かな帰還を印象づける。
204ページ森鷗外ゆかりの図書館学者と歌人記憶と継承日常と歴史
作品
代表作
ラビュリントスの日々
1986年 歌集初期歌集。科学的視点と私的感情を織り交ぜた作品群。
ジャックの種子
1999年 歌集多様なモチーフを取り入れた中期の歌集。
アメリカ
2006年 歌集海外を素材にした視座を示す作品群。
望楼の春
2009年 歌集成熟した作風を示す歌集。受賞作を含む。
亀のピカソ
2014年 歌集ユーモアと技巧が混在する近年の歌集。
全著作
- ラビュリントスの日々
- 群青層
- スピリチュアル
- ジャックの種子
- 牧神
- アメリカ
- 望楼の春
- 縄文の森、弥生の花
- 亀のピカソ
- 青眼白眼
- 古酒騒乱
- 森鷗外の百首
- 蘇る短歌 大好きなうた、ちょっと苦手なうた
- 世界を読み、歌を詠む
- うたごころは科学する
- 塗中騒騒
- 鷗外の甍
- 論理回路入門
- コンピュータアーキテクチャ
- 実践コンピュータアーキテクチャ
- ITが守る、ITを守る -天災・人災と情報技術-
作風・主題
- 文体
- 科学的視点を織り込んだ厳密な観察簡潔だが比喩的な表現伝統と現代の言語感覚の融合
- 頻出モチーフ
- 自然時間と記憶科学・技術のイメージ近代文学への言及
評価・遺産
歌人としての評価に加え、情報理工学者としての業績を併せ持ち、学術と文学を横断する稀有な存在。大学運営や図書館活動、学会での貢献も大きい。
関連学会
- 現代歌人協会
- 情報処理学会
- 電子情報通信学会
- 日本文藝家協会
豆知識
- 妻は歌人の米川千嘉子。
- 電子技術総合研究所在職時に高並列データ駆動計算機「EM-4」の開発に携わったとされる記述がある。
- 歌人としての活動と並行して情報理工学の研究・教育にも大きく貢献している。
- かりんの会に所属し、編集人を務める。