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第62回(2016年) 受賞受賞作: QJKJQ
『QJKJQ』は、猟奇殺人を共有する一家で育った17歳の亜李亜を主人公にしたサスペンスである。兄が惨殺され、母が姿を消したことから、亜李亜は父を疑いながら一家の秘密と自らの出自を追う。
兄の死と母の失踪を機に、亜李亜は猟奇殺人一家に隠された、さらに深い秘密へ踏み込む。
314ページ家族の秘密連続殺人犯罪心理アイデンティティ
佐藤 究
さとう きわむ
Sato Kiwamu
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1977-09-13 (福岡県福岡市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 福岡市(出生地)
経歴
- 職業
- 小説家
- 活動期間
- 2004年〜
- 影響を受けた人物
- コーマック・マッカーシー, 河村悟
- ノミネート
- 第71回日本推理作家協会賞(長編部門)候補, 第72回日本推理作家協会賞(短編部門)候補
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福岡大学附属大濠高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2004 | 群像新人文学賞 | サージウスの死神 | 優秀作 | 群像編集部(講談社) | 受賞 |
| 2016 | 江戸川乱歩賞 | QJKJQ | — | 江戸川乱歩賞選考委員会 | 受賞 |
| 2018 | 大藪春彦賞 | Ank: a mirroring ape | — | 大藪春彦賞選考委員会 | 受賞 |
| 2018 | 吉川英治文学新人賞 | Ank: a mirroring ape | — | 吉川英治文学新人賞選考委員会 | 受賞 |
| 2021 | 山本周五郎賞 | テスカトリポカ | — | 山本周五郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2021 | 直木三十五賞 | テスカトリポカ | — | 直木三十五賞選考委員会 | 受賞 |
| 2024 | 柴田錬三郎賞 | 幽玄F | — | 柴田錬三郎賞選考委員会 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第39回(2018年) 受賞受賞作: Ank: a mirroring ape
京都の霊長類研究施設で起きる不可解な暴動を起点に、人類と類人猿、模倣と暴力の境界を問う SF サスペンス。災厄の発端を一頭のチンパンジーに置き、科学と恐怖を結びつける。
一頭のチンパンジーが、人類の理性と暴力の境界を揺さぶる。
475ページSF霊長類京都暴動進化
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第165回(2021年) 受賞受賞作: テスカトリポカ
「テスカトリポカ」は、麻薬カルテル、臓器売買、家族の断絶が交錯する大きな犯罪小説。暴力の連鎖と救済不能な世界観が強く残る。
暴力と搾取が、国境をまたいで連鎖していく。
560ページ犯罪小説カルテル臓器売買家族直木賞山本周五郎賞
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第34回(2021年) 受賞受賞作: テスカトリポカ
麻薬カルテル、臓器売買、家族の断絶が交錯する大きな犯罪小説。暴力の連鎖と救済不能な世界観が強く残る。
暴力と搾取が、国境をまたいで連鎖していく。
560ページ犯罪小説カルテル臓器売買家族暴力
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第37回(2024年) 受賞受賞作: 幽玄F
『幽玄F』は、佐藤究による長編小説。
佐藤究による『幽玄F』。
現代日本小説幽玄
作品
代表作
サージウスの死神
2005年 純文学デビュー作に当たる作品。『群像』掲載を経て単行本化された短・中編を含み、死や暴力を主題にした初期の代表作。
ソードリッカー
2009年 純文学初期の長編的作品。群像掲載の短編などを併録した単行本として刊行。
QJKJQ
2016年 推理小説江戸川乱歩賞受賞作。ゾンビ的要素を取り入れた異色のミステリ作品で評価を受けた。
Ank: a mirroring ape
2017年 純文学/推理暴力と寓話性を併せ持つ長編。2018年に大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞を受賞した。
ツォンパントリ
2020年 SF河出書房新社のアンソロジー収録短編。中国や革命的モチーフを扱うSF的短篇。
テスカトリポカ
2021年 純文学/歴史的寓話古代アステカの神話をモチーフに、現代社会の暴力と資本主義を交錯させた長編。第34回山本周五郎賞と第165回直木三十五賞をW受賞した作品。
爆発物処理班の遭遇したスピン
2022年 短編集/ミステリ複数の短編を収めた作品集。犯罪や恐怖、社会断片を描く短篇群を収録している。
幽玄F
2023年 純文学/歴史小説的要素『文藝』に初出した長編。三島由紀夫をめぐるテーマなどを扱い、2024年に柴田錬三郎賞を受賞した。
トライロバレット
2024年 短編/作品集講談社文庫で刊行された文庫化作品。短編中心のコレクション。
全著作
- サージウスの死神
- ソードリッカー
- QJKJQ
- Ank: a mirroring ape
- ツォンパントリ
- テスカトリポカ
- 爆発物処理班の遭遇したスピン
- 幽玄F
- トライロバレット
作風・主題
- 文体
- 硬質で無駄を削いだ文体寓話的・比喩的な描写精緻な暴力描写
- 頻出モチーフ
- 死と暴力分身・二重性供犠と神話夢と現実の錯綜
評価・遺産
21世紀の日本文学において、純文学とミステリの境界を横断する作家として評価される。古代神話や暴力表現を通じて現代社会の暗部を描き、複数の主要文学賞を受賞している。
資料所蔵先
- 国立国会図書館(著作・典拠の所在)
引用
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物語とは、敗れた者たちのためにあるんだ。
出典: スポーツ報知(受賞インタビュー) (2021年) -
人間は「生贄」を選びたがる。それは五輪でも。
出典: 文藝・受賞関連の発言(報道) (2021年)
豆知識
- 旧筆名は佐藤憲胤(さとう のりかず)。
- 1977年9月13日生まれ、福岡市出身。
- デビュー作『サージウスの死神』は第47回群像新人文学賞優秀作に選出。
- 趣味はフィギュアやプラモデルの組み立て、プロレス観戦。