日本の文学賞

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迢空賞 ちょうくうしょう

第54回(2020年)

短歌

受賞者

5名
三枝昂之 さえぐさ たかゆき 受賞

日々の歩みの緩急と、老い・家族・土地の時間をすくい取る歌集。

遅さも速さも、そのまま生の手触りになる。

293ページ
歌集日常老い時間
川野里子 かわの さとこ 候補

よそ者を迎えるまなざしから、時代への抵抗と共同性を問う歌集。

歓待は、やさしさだけでは終わらない。

182ページ
歌集歓待共同性抵抗
桑原正紀 くわはら まさのり 候補

介護や喪失の気配を抱えながら、秋の夜の静けさを深く響かせる歌集。

夜は静かでも、歌の内部ではいくつもの時間が鳴っている。

212ページ
歌集介護喪失
花山多佳子 はなやま たかこ 候補

鳥の影に託して、季節と記憶の移ろいを見つめる歌集。

影は軽くても、その先にある時間は深い。

288ページ
歌集季節記憶
吉川宏志 よしかわ ひろし 候補

生と死の境界にひらく感覚を、透明な言葉で積み重ねる歌集。

ひとつの石の花から、言葉は生死の向こうへ行き来する。

141ページ
歌集生死記憶透明感