日本の文学賞

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辺見 庸

へんみ よう

Henmi Yō

ペンネーム: 辺見 秀逸本名

プロフィール

性別
男性
生誕
1944-09-27 (宮城県石巻市南浜町)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, ジャーナリスト, 詩人
活動期間
1970年〜
所属
共同通信社(元)

学歴

早稲田大学 第二文学部
第二文学部 / 社会専修
国: 日本
早稲田大学第二文学部社会専修卒業

受賞歴

日本新聞協会賞
1979
対象作品: 近代化を進める中国に関する報道
主催: 日本新聞協会
結果: 受賞
芥川賞(第105回)
1991
対象作品: 自動起床装置
主催: 文藝春秋(文學界掲載)
結果: 受賞
講談社ノンフィクション賞(第16回)
1994
対象作品: もの食う人びと
主催: 講談社
結果: 受賞
中原中也賞(第16回)
2011
対象作品: 生首(詩集)
主催: 中原中也賞選考委員会
結果: 受賞
高見順賞(第42回)
2012
対象作品: 眼の海(詩集)
主催: 高見順賞選考委員会
結果: 受賞
城山三郎賞(第3回)
2016
対象作品: 増補版 1★9★3★7
主催: 城山三郎賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: 自動起床装置

    辺見庸『自動起床装置』は、通信社の仮眠室で働く「起こし名人」を通じて、眠りと文明の疲弊を描く芥川賞受賞作。目覚めさせる仕事が、かえって現代社会の眠りの深さを浮かび上がらせる。

    眠りを起こす男の姿から、文明の深い疲れが見えてくる。

    174ページ
    眠り通信社文明批評芥川賞
  1. 受賞作: もの食う人びと

    辺見庸による『もの食う人びと』は、kodansha-nonfiction-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。

    辺見庸の『もの食う人びと』を、受賞作としての文脈から紹介します。

    受賞作文学賞もの食う人びと
萩原朔太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 生首

    『生首』は、辺見庸による作品。詩の言葉が、記憶や土地、身体感覚を通して内面の震えをすくい上げる一冊。

    『生首』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。

    176ページ
    記憶時間人間関係表現の力
中原中也賞 1回登壇
  1. 受賞作: 生首

    詩と散文の境界をまたぎ、身体、暴力、時代への違和をむき出しにする詩文集。強い言葉が読者に倫理的な緊張を迫る。

    生首は、辺見庸の受賞作として刊行形態でも確認できる作品です。

    176ページ
    詩文身体暴力
高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 眼の海

    『眼の海』は、辺見庸による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。

    辺見庸の受賞作として記録される『眼の海』。

    受賞作文学著者の関心

作品

代表作

自動起床装置

1991年 小説

職場での経験をもとにした短編で、記者としての視点や職場のリアリティを描く作品。

職場報道個人と組織

赤い橋の下のぬるい水

1992年 小説

社会の周縁に生きる人々を描いた長編。今村昌平監督により映画化された。

周縁貧困社会批評
映像化・舞台化
  • [映画] 赤い橋の下のぬるい水 / 今村昌平 (2001)

もの食う人びと

1994年 ノンフィクション

極限の「生」と「食」をめぐるルポルタージュ。貧困や被曝など過酷な状況にある人々を取材した作品。

貧困被曝ルポルタージュ

生首

2010年 詩集

処女詩集として発表され、中原中也賞を受賞した詩集。

喪失言葉の探求

眼の海

2011年 詩集

震災や社会の言説に対する批評性を含む詩集で、高見順賞を受賞。

震災言葉抵抗

2017年 小説

長編小説。石井裕也監督により映画化された(2023年公開)。

孤独記憶存在
映像化・舞台化
  • [映画] / 石井裕也 (2023)

全著作

  • ナイト・トレイン異境行
  • もの食う人びと
  • 反逆する風景
  • 自動起床装置
  • 赤い橋の下のぬるい水
  • 生首
  • 眼の海
  • 増補版 1★9★3★7

翻案

  • 赤い橋の下のぬるい水(映画化:今村昌平、2001)
  • 月(映画化:石井裕也、2023)

作風・主題

文体
ジャーナリズム的筆致と文学的想像力の融合直接的で批評的な言葉遣い断章的・断続的な語り
頻出モチーフ
抵抗辺境・周縁

健康

  • 脳出血
    2004
    講演中に倒れるなど健康に影響を与えたが、その後復帰して執筆を継続
  • 大腸癌
    2005
    公表して治療を受け、その後復帰作を発表して活動を継続

評価・遺産

元共同通信の外信記者としての経験を基盤に、ジャーナリズムと文学を融合した独自の作風で知られる。社会の周縁や死、抵抗をテーマに鋭い言葉で問題提起を続け、詩集やノンフィクションでも高い評価を得ている。

大衆文化への影響

  • 『赤い橋の下のぬるい水』映画化(今村昌平、2001)
  • 『月』映画化(石井裕也、2023)

引用

  • 悲劇にあって人を救うのはうわべの優しさではない。悲劇の本質にみあう、深みを持つ言葉だけだ。それを今も探している。
    出典: 日本経済新聞(2011年) (2011年)

豆知識

  • 共同通信社の外信記者として北京やハノイ特派員を務めた経歴がある。
  • 北京滞在時に中国当局から国外退去処分を受けたことがある。
  • 『もの食う人びと』は小中学生向けに教育マンガ化され、学校図書館にも配架された。