日本の文学賞

← ホームに戻る

東山 彰良

ひがしやま あきら

Higashiyama Akira

ペンネーム: 東山 彰良筆名。祖父の出身地(山東)と父母の縁ある地(彰化)に由来する。

プロフィール

性別
男性
生誕
1968-09-11 (台北市(中華民国))
国籍
中華民国
言語
日本語, 中国語
居住地歴
台北市(台湾) → 広島市(広島県) → 福岡県小郡市

経歴

職業
小説家, 推理作家, 脚本家, エッセイスト, 翻訳者
活動期間
2002年〜
所属
日本推理作家協会, 西南学院大学(非常勤講師), RKBラジオ(レギュラー出演)
所属団体
日本推理作家協会
影響を受けた人物
王孝廉(父)
ノミネート
第67回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補(『ブラックライダー』)

学歴

西南学院中学校・高等学校
国: 日本
西南学院大学
経済学部 / 経済学科
学位: 学士
国: 日本
西南学院大学大学院 経済学研究科
経済学研究科
学位: 修士
期間: ~1995
卒業年: 1995
国: 日本
修士課程修了
吉林大学 経済管理学院
経済管理学院
期間: 入学後中退
国: 中華人民共和国
博士課程を中退

受賞歴

『このミステリーがすごい!』大賞
2002
対象作品: 逃亡作法 - TURD ON THE RUN
主催: 宝島社
結果: 銀賞・読者賞 (Silver Prize & Readers' Prize)
大藪春彦賞
2009
対象作品: 路傍
主催: 大藪春彦賞選考委員会
結果: 受賞 (Winner)
直木三十五賞
2015
対象作品:
主催: 直木三十五賞選考会
結果: 受賞 (Winner)
中央公論文芸賞
2016
対象作品: 罪の終わり
主催: 中央公論新社
結果: 受賞 (Winner)
織田作之助賞
2017
対象作品: 僕が殺した人と僕を殺した人
主催: 織田作之助賞選考委員会
結果: 受賞 (Winner)
読売文学賞
2018
対象作品: 僕が殺した人と僕を殺した人
主催: 読売新聞社
結果: 受賞 (Winner)
渡辺淳一文学賞
2018
対象作品: 僕が殺した人と僕を殺した人
主催: 渡辺淳一文学賞選考委員会
結果: 受賞 (Winner)
福岡県文化賞
2019
主催: 福岡県
結果: 受賞 (Winner)

受賞・候補エディション

大藪春彦賞 1回登壇
  1. 受賞作: 路傍

    『路傍』は、東山彰良による2009年の受賞作です。刊行形態と書誌識別子は公開情報で単行本・文庫・短編集として確実に確認できる範囲に限定し、掲載誌や雑誌号の識別子は含めていません。

    『路傍』は、東山彰良の受賞歴を語るうえで重要な作品です。

    受賞作現代文学2009年
直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作:

    一九七〇年代の台湾を背景に、少年の成長、家族の記憶、暴力の歴史が交差する長編小説。

    血の記憶と青春の熱が、台湾の街路を疾走する。

    403ページ
    台湾青春家族史
  1. 受賞作: 罪の終わり

    「罪の終わり」は東山彰良による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

    罪の終わりを手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

    277ページ
    受賞作現代文学人物描写記憶と時間
読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 僕が殺した人と僕を殺した人

    『僕が殺した人と僕を殺した人』は、東山彰良による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『僕が殺した人と僕を殺した人』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶
  1. 受賞作: 僕が殺した人と僕を殺した人

    『僕が殺した人と僕を殺した人』は、東山彰良による受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。

    『僕が殺した人と僕を殺した人』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。

    文学受賞作刊行確認
  1. 徳川家に取り立てられた沢瀬甚五郎が、信康事件から堺、薩摩、博多、呂宋へと流転し、やがて秀吉の朝鮮出兵に巻き込まれていく歴史長編。戦国末期の交易と権力の激流の中で、屈しない良心を描く。

    星を頼りに海を渡るように、乱世のただ中で人間の良心を見失わない物語。

    533ページ
    歴史小説戦国時代海外交易朝鮮出兵良心

作品

代表作

逃亡作法 - TURD ON THE RUN

2003年 ハードボイルド、アクション、推理小説

デビュー作。逃亡と暴力をめぐるハードボイルド作品で、主人公の逃避行と人間関係を描く。

逃亡暴力贖罪アイデンティティ

2015年 長編小説、家族史

台湾出身の家族史を横断し、移民・国籍・世代の葛藤を描く長編。直木三十五賞受賞作。

家族移民国籍歴史

罪の終わり

2016年 長編小説、社会派

道徳や罪責をめぐる人間ドラマ。中央公論文芸賞受賞作。

贖罪道徳

僕が殺した人と僕を殺した人

2017年 長編小説、ミステリー

犯罪と罪の物語。被害者と加害者の関係を通して贖罪や記憶を掘り下げる。

犯罪贖罪記憶

路傍

2008年 短編集、推理

短編を収めた作品集。冷徹な視点で現代社会の断面を描く。大藪春彦賞受賞作。

短編暴力社会

ブラックライダー

2013年 推理小説

ハードボイルド的要素を含む長編。ペースの速い展開と暴力描写が特徴。日本推理作家協会賞候補作。

復讐暴力過去

全著作

  • 逃亡作法 TURD ON THE RUN
  • ワイルド・サイドを歩け
  • ラム&コーク
  • さようなら、ギャングランド
  • 愛が噛みつく悪い星(改題:さすらい)
  • イッツ・オンリー・ロックンロール
  • 路傍
  • ジョニー・ザ・ラビット
  • ライフ・ゴーズ・オン
  • さよなら的レボリューション 再見阿良(改題:恋々)
  • ファミリー・レストラン
  • ブラックライダー
  • 罪の終わり
  • 僕が殺した人と僕を殺した人
  • 夜汐
  • DEVIL'S DOOR
  • 小さな場所
  • どの口が愛を語るんだ
  • 怪物

翻案

  • 劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン(脚本、2011年公開)

作家による翻訳

  • 田雁+向軒著『喪家の狗 実録!在日中国人残虐犯罪』翻訳
  • ドナルド・ゴインズ著『ブラック・デトロイト』翻訳

作風・主題

文体
硬質でテンポの良い文体ハードボイルド的描写詳細な人物描写
頻出モチーフ
家族史移民と国籍暴力と贖罪酒場や街の風景男性性と友情

評価・遺産

直木三十五賞をはじめとする主要文学賞を受賞し、台湾出身作家として日台の歴史や移民の経験を描いたことで評価される。福岡在住として地域文化にも貢献している。

関連学会

  • 日本推理作家協会

大衆文化への影響

  • RKBラジオでのレギュラー出演
  • 舞台『放課後』など舞台出演(2024年)

豆知識

  • 出生名は王 震緒(本名)。
  • 日本に帰化せず中華民国(台湾)の国籍を保持している。
  • テキーラを好み、テキーラ・マエストロの資格を持つ。
  • 父は台湾の作家・文学者の王孝廉。
  • 福岡県小郡市在住。