日本の文学賞

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保坂 和志

ほさか かずし

Hosaka Kazushi

プロフィール

性別
男性
生誕
1956-10-15 (山梨県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
山梨県 → 鎌倉市(神奈川県)

経歴

職業
小説家, 随筆家, 評論家
活動期間
1990年〜
影響を受けた人物
フョードル・ドストエフスキー, フランツ・カフカ, サミュエル・ベケット, ガブリエル・ガルシア=マルケス, トマス・ピンチョン, 小島信夫, 田中小実昌, 深沢七郎
影響を与えた人物
柴崎友香, 磯﨑憲一郎, 滝口悠生, 山下澄人
ノミネート
第12回野間文芸新人賞候補(1990年): プレーンソング, 第6回三島由紀夫賞候補(1993年): 草の上の朝食, 第26回川端康成文学賞候補(2000年): 生きる歓び

学歴

栄光学園中学高等学校
国: 日本
早稲田大学政治経済学部
政治経済学部
期間: 約1975–1981
卒業年: 1981
国: 日本
在学中から創作を開始し、同人誌活動に参加

受賞歴

野間文芸新人賞
1993
対象作品: 草の上の朝食
主催: 野間文化財団
結果: Winner
芥川龍之介賞
1995
対象作品: この人の閾
主催: 芥川賞選考委員会
結果: Winner
谷崎潤一郎賞
1997
対象作品: 季節の記憶
主催: 谷崎潤一郎賞選考委員会
結果: Winner
平林たい子文学賞
1997
対象作品: 季節の記憶
主催: 平林たい子文学賞選考委員会
結果: Winner
野間文芸賞
2013
対象作品: 未明の闘争
主催: 野間文化財団
結果: Winner
川端康成文学賞
2018
対象作品: こことよそ
主催: 川端康成文学賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 草の上の朝食

    『草の上の朝食』は、保坂和志による講談社から刊行された作品で、野間文芸新人賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

    『草の上の朝食』は、野間文芸新人賞で選ばれた保坂和志の作品である。

    220ページ
    受賞作野間文芸新人日本文学
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: この人の閾

    『この人の閾』は、保坂和志による芥川龍之介賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

    保坂和志の表現が、この人の閾という題名に凝縮された芥川龍之介賞受賞作。

    受賞作芥川龍之介賞作者性
谷崎潤一郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 季節の記憶

    保坂和志『季節の記憶』は、谷崎潤一郎賞で取り上げられた作品です。題名が示す印象を軸に、人物の選択や時代の空気を通して、読後に余韻を残す世界を描いています。

    『季節の記憶』は、受賞作として読まれてきた作品の核を静かに伝える一作です。

    316ページ
    人生記憶時代
  1. 受賞作: 季節の記憶

    『季節の記憶』は、保坂和志による作品で、平林たい子文学賞の対象となった。 <p>講談社,1996,4-06-208321-3<p><ul><li>タイトル:季節の記憶</li><li>タイトル(読み):キセツ ノ キオク</li><li>責任表示:保坂和志 著</li><li>NDC(9):913.6</li><

    季節の記憶という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

    316ページ
    作品平林たい子文学賞同時代文学
野間文芸賞 1回登壇
  1. 受賞作: 未明の闘争

    『未明の闘争』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

    受賞作『未明の闘争』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

    539ページ
    受賞作書誌確認文学賞
  1. 受賞作: こことよそ

    保坂和志の短編集『ハレルヤ』に収録された川端康成文学賞受賞作。死んだ友人の葬儀をめぐる時間の中で、喪失とともに、かつて共有した歓びや場所の感覚が浮かび上がる。

    葬儀の時間の中で、ここにいることと、よそにある記憶が重なっていく。

    173ページ
    短編小説記憶喪失友情場所

作品

代表作

プレーンソング

1990年 小説

1990年刊。保坂のデビュー作。日常の細部を通じて人物の内面を静かに描く短編・連作集。

日常内省人間関係記憶

草の上の朝食

1993年 小説

『プレーンソング』の続編として発表され、講談社より刊行。1993年に野間文芸新人賞を受賞。

日常成長家族記憶

この人の閾

1995年 短編小説

友人である「ぼく」の視点から平凡な女性の静かな一日を描いた作品。新潮誌上で発表され、芥川賞受賞作となった。

日常存在時間細部描写

季節の記憶

1996年 小説

1996年刊。子どもの視点を取り入れた日常と時間、自然への問いかけを織り込んだ作品で、谷崎潤一郎賞と平林たい子文学賞を受賞。

記憶季節時間自然

カンバセイション・ピース

2003年 小説

古い家を舞台に、死や記憶について思索を深める長編。執筆に約2年半を要した。

記憶時間

未明の闘争

2013年 長編小説

2009年より連載され、2013年に刊行された長編。静かな日常描写の延長でありながら、社会的・思想的な要素を含む作品。野間文芸賞受賞。

闘争時間社会性記憶

ハレルヤ

2018年 短編集/随筆を含む作品集

2018年刊。短編や随筆を含む作品集。収録作「こことよそ」が川端康成文学賞受賞の対象となった。

日常距離感記憶

猫がこなくなった

2021年 小説・短篇集

2021年刊。猫や日常をめぐる短篇を収めた作品集。

喪失日常

全著作

  • プレーンソング(1990)
  • 草の上の朝食(1993)
  • 猫に時間の流れる(1994)
  • この人の閾(1995)
  • 季節の記憶(1996)
  • 残響(1997)
  • <私>という演算(1999)
  • もうひとつの季節(1999)
  • 生きる歓び(2000)
  • 明け方の猫(2001)
  • カンバセイション・ピース(2003)
  • カフカ式練習帳(2012)
  • 未明の闘争(2013)
  • 朝露通信(2014)
  • 地鳴き、小鳥みたいな(2016)
  • ハレルヤ(2018)
  • 読書実録(2019)
  • 猫がこなくなった(2021)

作風・主題

文体
平明で内省的な文体日常の細部を重視する描写批評的・実験的な試みを含む
頻出モチーフ
日常記憶時間古い家静謐さ

評価・遺産

保坂和志は日常の何気ない細部を通じて存在や記憶、時間を探る作風で知られる戦後・現代日本を代表する作家のひとり。芥川賞、谷崎賞、野間賞、川端康成文学賞など主要な文学賞を受賞し、若い作家たちに影響を与えている。

大衆文化への影響

  • 映画『ストロベリーショートケイクス』に客役で出演(カメオ)

引用

  • 「明日世界が滅ぶとしたらこんな最後の一日を過ごしたい」
    出典: 日野啓三(芥川賞選考委員による評) (1995年)
  • 「ストーリーのない何気ない日常を描くことを得意とする」
    出典: 作風についての評(概説)

豆知識

  • 1956年山梨県生まれ、3歳より鎌倉で育つ。
  • 大学在学中に創作を始め、1990年『プレーンソング』でデビュー。
  • 元は西武百貨店カルチャーセンター勤務の経歴がある。
  • 愛猫家であり、多くの作品に猫が登場する。
  • 小島信夫の再評価・個人出版の協力など編集・出版活動を行っている。
  • 2019年より『小説的思考塾』を開催。
  • 妻は英文学者の清水みち。