日本の文学賞

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大口 玲子

おおぐち りょうこ

Oguchi Reiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1969-11-17 (東京都大田区)
国籍
日本
言語
日本語
宗教
カトリック
居住地歴
東京都大田区 → 宮城県仙台市 → 宮崎県宮崎市

経歴

職業
歌人, 日本語教師
活動期間
1988年〜
所属
歌誌「心の花」, 宮日文芸歌壇選者
影響を受けた人物
佐佐木幸綱

学歴

東京都立日比谷高等学校
期間: 1985-1988
卒業年: 1988
国: 日本
高校時代に短歌制作を開始、朝日歌壇に投稿
早稲田大学第一文学部
第一文学部 / 日本文学専修
学位: Bachelor
期間: 1988-1992
卒業年: 1992
国: 日本
在学中に短歌結社「心の花」に入会

受賞歴

角川短歌賞
1998
対象作品: ナショナリズムの夕立
主催: 角川書店
結果: 受賞
現代歌人協会賞
1999
対象作品: 海量(ハイリャン)
主催: 現代歌人協会
結果: 受賞
前川佐美雄賞
2003
対象作品: 東北
主催: 前川佐美雄賞選考委員会
結果: 受賞
葛原妙子賞
2006
対象作品: ひたかみ
主催: 葛原妙子賞選考委員会
結果: 受賞
若山牧水賞
2012
対象作品: トリサンナイタ
主催: 若山牧水賞選考委員会
結果: 受賞(最年少受賞)
芸術選奨新人賞
2013
対象作品: トリサンナイタ
主催: 文化庁
結果: 受賞
短歌研究賞
2013
対象作品: さくらあんぱん(28首)
主催: 短歌研究社
結果: 受賞
小野市詩歌文学賞
2020
対象作品: ザベリオ
主催: 小野市
結果: 受賞
日本歌人クラブ賞
2021
対象作品: 自由
主催: 日本歌人クラブ
結果: 受賞

受賞・候補エディション

角川短歌賞 2回登壇
  1. 受賞作: 火を移すやうに

    感情の受け渡しを火の比喩で捉える短歌作品です。

    感情の受け渡しを火の比喩で捉える短歌作品です。

    作品紹介
  2. 受賞作: ナショナリズムの夕立

    『ナショナリズムの夕立』は、大口玲子の短歌賞で評価された連作です。題名が示すモチーフを軸に、人物の行動や時代の空気を通して主題を立ち上げる作品として読めます。

    『ナショナリズムの夕立』は、受賞時の評価対象となった主題を読者に印象づける作品です。

    受賞作人物描写時代性
  1. 受賞作: 海量

    『海量』は、大口 玲子による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

    『海量』は、大口 玲子の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

    受賞作文学作家性
前川佐美雄賞 1回登壇
  1. 受賞作: 東北

    『東北』は、大口玲子の第二歌集。中国での日本語教育経験や東北での生活感覚を背景に、土地、国家、信仰、個人の孤独を鋭い言葉で詠み込む。

    移動する身体と土地の記憶が、短歌の短い行に緊張を生む。

    183ページ
    現代短歌東北国家信仰移動
葛原妙子賞 1回登壇
  1. 受賞作: ひたかみ

    大口玲子の第三歌集。東北での生活感覚、恋愛や性愛、原発を含む社会への視線を、鋭い比喩と身体感覚を通して詠む。

    東北の地名と身体感覚が、短歌の中で静かにぶつかり合う。

    213ページ
    短歌東北身体社会意識
若山牧水賞 1回登壇
  1. 『トリサンナイタ』は、大口玲子による歌集。東北の土地と言葉、家族や震災後の感情を抱え込む歌集。固有の地名の響きが、喪失と生の手触りを伝える。

    トリサンナイタは、短歌を軸に作品世界を立ち上げる。

    224ページ
    短歌東北震災後家族
短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: さくらあんぱん

    『さくらあんぱん』は、大口 玲子による歌集・句集で、2013年の該当文学賞で選ばれた作品です。受賞情報と書誌データを照合し、作品単位で紹介できる範囲の情報を整理しました。

    2013年の受賞作として記録される『さくらあんぱん』の書誌と作品概要。

    受賞作歌集・句集2013年
  1. 生活の細部、家族、身体感覚、社会の気配を短歌の緊密な形式で捉える歌集。若山牧水賞と芸術選奨新人賞の受賞歴から、同時代短歌の重要な一冊として位置づけられる。

    暮らしの手触りから時代の気配へ届く歌集。

    223ページ
    短歌生活身体感覚
  1. 受賞作: ザベリオ

    フランシスコ・ザビエルのイタリア語読み「ザベリオ」を題に据え、信仰と歴史、母と子の視線を往復しながら世界を読み直す第6歌集。

    信仰と歴史を、子を通してもう一度見つめ直す。

    166ページ
    信仰歴史母と子記憶再読

作品

代表作

海量(ハイリャン)

1998年 短歌

第一歌集。若年期の視点から国や個人を見つめる作品を収録。

国家個人

東北

2002年 短歌

東北の風土や地域性を詠んだ第二歌集以降の代表作のひとつ。

風土地域性家族

ひたかみ

2005年 短歌

古層に向き合うような自然観や歴史感を含む歌集。

自然歴史

トリサンナイタ

2012年 短歌

震災後の視点や信仰の影響が現れた歌集。

震災信仰再生

桜の木にのぼる人

2015年 短歌

東北の風土や信仰が深化した中期の歌集。

信仰風土

神のパズル

2016年 歌文集

歌と随筆を収めた歌文集。信仰と知性を織り交ぜる作品群。

信仰思索

ザベリオ

2019年 短歌

カトリック的視座や個人的記憶を扱った歌集。

信仰記憶

自由

2020年 短歌

近作。個と共同体、解放をめぐる詠作を含む。

自由共同体

全著作

  • 海量(ハイリャン)
  • 東北
  • ひたかみ
  • 大口玲子歌集 海量/東北
  • セレクション歌人大口玲子集
  • トリサンナイタ
  • 桜の木にのぼる人
  • 神のパズル
  • ザベリオ
  • 自由

作風・主題

文体
知的で観照的な短歌国家や異文化を視野に入れた叙情
頻出モチーフ
国民性風土信仰家族震災

評価・遺産

東北の風土や信仰を主題にした近年の短歌界での主要な歌人。複数の主要賞を受賞し、若年での受賞歴もある。

豆知識

  • 1998年に『ナショナリズムの夕立』で第44回角川短歌賞受賞。
  • 1999年に歌集『海量』で第43回現代歌人協会賞受賞。
  • 国際交流基金の派遣日本語教育専門家として中国(吉林省)で勤務した経験がある。
  • 2011年の東日本大震災後、息子と共に宮崎県宮崎市に移住した。
  • カトリック教会に入信しており、信仰が作風に影響を与えている。