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第42回(1996年) 次席受賞作: 火を移すやうに
感情の受け渡しを火の比喩で捉える短歌作品です。
感情の受け渡しを火の比喩で捉える短歌作品です。
作品紹介 -
第44回(1998年) 受賞受賞作: ナショナリズムの夕立
『ナショナリズムの夕立』は、大口玲子の短歌賞で評価された連作です。題名が示すモチーフを軸に、人物の行動や時代の空気を通して主題を立ち上げる作品として読めます。
『ナショナリズムの夕立』は、受賞時の評価対象となった主題を読者に印象づける作品です。
受賞作人物描写時代性
大口 玲子
おおぐち りょうこ
Oguchi Reiko
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1969-11-17 (東京都大田区)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 宗教
- カトリック
- 居住地歴
- 東京都大田区 → 宮城県仙台市 → 宮崎県宮崎市
経歴
- 職業
- 歌人, 日本語教師
- 活動期間
- 1988年〜
- 所属
- 歌誌「心の花」, 宮日文芸歌壇選者
- 影響を受けた人物
- 佐佐木幸綱
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都立日比谷高等学校 | — | — | — | 1985-1988 | 日本 |
| 早稲田大学第一文学部 | 第一文学部 | 日本文学専修 | Bachelor | 1988-1992 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1998 | 角川短歌賞 | ナショナリズムの夕立 | — | 角川書店 | 受賞 |
| 1999 | 現代歌人協会賞 | 海量(ハイリャン) | — | 現代歌人協会 | 受賞 |
| 2003 | 前川佐美雄賞 | 東北 | — | 前川佐美雄賞選考委員会 | 受賞 |
| 2006 | 葛原妙子賞 | ひたかみ | — | 葛原妙子賞選考委員会 | 受賞 |
| 2012 | 若山牧水賞 | トリサンナイタ | — | 若山牧水賞選考委員会 | 受賞(最年少受賞) |
| 2013 | 芸術選奨新人賞 | トリサンナイタ | — | 文化庁 | 受賞 |
| 2013 | 短歌研究賞 | さくらあんぱん(28首) | — | 短歌研究社 | 受賞 |
| 2020 | 小野市詩歌文学賞 | ザベリオ | — | 小野市 | 受賞 |
| 2021 | 日本歌人クラブ賞 | 自由 | — | 日本歌人クラブ | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第43回(1999年) 受賞受賞作: 海量
『海量』は、大口 玲子による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。
『海量』は、大口 玲子の創作や批評の特色が表れた受賞作です。
受賞作文学作家性
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第1回(2003年) 受賞受賞作: 東北
『東北』は、大口玲子の第二歌集。中国での日本語教育経験や東北での生活感覚を背景に、土地、国家、信仰、個人の孤独を鋭い言葉で詠み込む。
移動する身体と土地の記憶が、短歌の短い行に緊張を生む。
183ページ現代短歌東北国家信仰移動
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第2回(2006年) 受賞受賞作: ひたかみ
大口玲子の第三歌集。東北での生活感覚、恋愛や性愛、原発を含む社会への視線を、鋭い比喩と身体感覚を通して詠む。
東北の地名と身体感覚が、短歌の中で静かにぶつかり合う。
213ページ短歌東北身体社会意識
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第17回(2012年) 受賞受賞作: トリサンナイタ
『トリサンナイタ』は、大口玲子による歌集。東北の土地と言葉、家族や震災後の感情を抱え込む歌集。固有の地名の響きが、喪失と生の手触りを伝える。
トリサンナイタは、短歌を軸に作品世界を立ち上げる。
224ページ短歌東北震災後家族
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第49回(2013年) 受賞受賞作: さくらあんぱん
『さくらあんぱん』は、大口 玲子による歌集・句集で、2013年の該当文学賞で選ばれた作品です。受賞情報と書誌データを照合し、作品単位で紹介できる範囲の情報を整理しました。
2013年の受賞作として記録される『さくらあんぱん』の書誌と作品概要。
受賞作歌集・句集2013年
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第63回(2013年) 受賞受賞作: トリサンナイタ
生活の細部、家族、身体感覚、社会の気配を短歌の緊密な形式で捉える歌集。若山牧水賞と芸術選奨新人賞の受賞歴から、同時代短歌の重要な一冊として位置づけられる。
暮らしの手触りから時代の気配へ届く歌集。
223ページ短歌生活身体感覚
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第12回(2020年) 受賞受賞作: ザベリオ
フランシスコ・ザビエルのイタリア語読み「ザベリオ」を題に据え、信仰と歴史、母と子の視線を往復しながら世界を読み直す第6歌集。
信仰と歴史を、子を通してもう一度見つめ直す。
166ページ信仰歴史母と子記憶再読
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第48回(2021年) 受賞受賞作: 自由
近作。個と共同体、解放をめぐる詠作を含む。
自由
自由共同体
作品
代表作
海量(ハイリャン)
1998年 短歌第一歌集。若年期の視点から国や個人を見つめる作品を収録。
東北
2002年 短歌東北の風土や地域性を詠んだ第二歌集以降の代表作のひとつ。
ひたかみ
2005年 短歌古層に向き合うような自然観や歴史感を含む歌集。
トリサンナイタ
2012年 短歌震災後の視点や信仰の影響が現れた歌集。
桜の木にのぼる人
2015年 短歌東北の風土や信仰が深化した中期の歌集。
神のパズル
2016年 歌文集歌と随筆を収めた歌文集。信仰と知性を織り交ぜる作品群。
ザベリオ
2019年 短歌カトリック的視座や個人的記憶を扱った歌集。
自由
2020年 短歌近作。個と共同体、解放をめぐる詠作を含む。
全著作
- 海量(ハイリャン)
- 東北
- ひたかみ
- 大口玲子歌集 海量/東北
- セレクション歌人大口玲子集
- トリサンナイタ
- 桜の木にのぼる人
- 神のパズル
- ザベリオ
- 自由
作風・主題
- 文体
- 知的で観照的な短歌国家や異文化を視野に入れた叙情
- 頻出モチーフ
- 国民性風土信仰家族震災
評価・遺産
東北の風土や信仰を主題にした近年の短歌界での主要な歌人。複数の主要賞を受賞し、若年での受賞歴もある。
豆知識
- 1998年に『ナショナリズムの夕立』で第44回角川短歌賞受賞。
- 1999年に歌集『海量』で第43回現代歌人協会賞受賞。
- 国際交流基金の派遣日本語教育専門家として中国(吉林省)で勤務した経験がある。
- 2011年の東日本大震災後、息子と共に宮崎県宮崎市に移住した。
- カトリック教会に入信しており、信仰が作風に影響を与えている。