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第31回(1985年) 受賞受賞作: 夏樫の素描
『夏樫の素描』は米川千嘉子による短歌作品で、1985年の受賞作として記録されている。若い感性で自然と内面の揺れを結び、夏樫の印象を軸にした清新な短歌作品。
短歌作品としての輪郭を、受賞記録と書誌情報からたどる作品。
受賞作品短歌作品1985年
米川 千嘉子
よねかわ ちかこ
Yonekawa Chikako
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1959-10-29 (千葉県野田市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 千葉県野田市(出生) → 東京都(早稲田大学在学)
経歴
- 職業
- 歌人, 歌壇選者, 講師
- 活動期間
- 1979年〜
- 所属
- 短歌結社「かりん」, 現代歌人協会, 日本文藝家協会, 日本歌人クラブ
- 所属団体
- 現代歌人協会, 日本文藝家協会, 日本歌人クラブ
- 影響を受けた人物
- 馬場あき子, 武川忠一
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 千葉県立東葛飾高等学校 | — | — | — | 〜1978 | 日本 |
| 早稲田大学 第一文学部 | 第一文学部 | 日本文学科 | 学士 | 1979-1982 | 日本 |
| 早稲田大学 国語国文学専攻科 | 国語国文学専攻科 | — | 修了 | 1982-1983 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1983 | かりん賞(第3回) | — | — | かりん | 受賞 |
| 1985 | 角川短歌賞 | 夏樫の素描 | — | 角川書店 | 受賞 |
| 1989 | 現代歌人協会賞 | 夏空の櫂 | — | 現代歌人協会 | 受賞 |
| 1994 | 河野愛子賞 | 一夏 | — | 河野愛子賞選考委員会 | 受賞 |
| 2005 | 若山牧水賞 | 滝と流星 | — | 若山牧水賞選考委員会 | 受賞 |
| 2008 | 山本健吉文学賞 | 衝立の絵の乙女 | — | 山本健吉文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 2010 | 短歌研究賞 | 三崎の棕櫚の木 | — | 短歌研究 | 受賞 |
| 2013 | 迢空賞 | あやはべる | — | 迢空賞選考委員会 | 受賞 |
| 2016 | 小野市詩歌文学賞 | 吹雪の水族館 | — | 小野市 | 受賞 |
| 2005 | 茨城県歌人協会賞(第3回) | 滝と流星 | — | 茨城県歌人協会 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第33回(1989年) 受賞受賞作: 夏空の櫂
夏空の櫂は、米川千嘉子による受賞作品。受賞時の評価対象として、人物・時代・表現の焦点を通じて読者や観客に余韻を残す作品である。
夏空の櫂は、米川千嘉子の表現が受賞という形で評価された作品である。
157ページ受賞作文学人間ドラマ
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第4回(1994年) 受賞受賞作: 一夏
米川千嘉子による『一夏』は、kono-aiko-awardの受賞対象となった作品です。単行本として確認できる識別子は見つからないため、作品内容を中心に扱います。
米川千嘉子の『一夏』を、受賞作としての文脈から紹介します。
受賞作文学賞一夏
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第9回(2004年) 受賞受賞作: 滝と流星
『滝と流星』は、米川千嘉子による詩歌作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
滝と流星という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。
詩歌身体感覚記憶
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第8回(2008年) 短歌部門受賞作: 衝立の絵の乙女
古い絵の中の乙女に向けられる視線を通じて、時間の隔たりと女性像の変化を詠む歌集。絵画的な静けさの奥に、見る者と見られる者の緊張がある。
古い絵の中の乙女に向けられる視線を通じて、時間の隔たりと女性像の変化を詠む歌集。
短歌絵画女性像時間
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第46回(2010年) 受賞受賞作: 三崎の棕櫚の木
歌集『あやはべる』に収められた連作。三崎の海辺や植物の気配を通して、身体感覚と時間の層をしなやかに重ねる。
棕櫚の木の影に、海辺の時間と身体の記憶が揺れる。
190ページ短歌地方と記憶
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第47回(2013年) 受賞受賞作: あやはべる
二〇〇七年半ばから二〇一二年初頭までの歌を収めた米川千嘉子の第七歌集。家族、老い、日常の変化を、奥行きのある言葉と確かな調べで捉える。
すぐ分かる平明さに寄りかからず、生活の奥にある揺れを歌にする。
190ページ短歌家族日常の変化
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第8回(2016年) 受賞受賞作: 吹雪の水族館
『吹雪の水族館』は、米川千嘉子による受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。
『吹雪の水族館』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。
文学受賞作刊行確認
作品
代表作
夏空の櫂
1988年 短歌デビュー歌集。自然や日常を繊細に描く短歌を収める。
和歌の読み方
1989年 評論・解説馬場あき子との共著。和歌の読み方について解説した入門書的著作。
一夏
1993年 短歌二作目の歌集。個人的な記憶と季節感を重ねた作品群。
たましひに着る服なくて
1998年 短歌内面の感情を掘り下げた作品が中心の歌集。
滝と流星
2004年 短歌自然描写と人生観が交差する歌群で評価された歌集。
衝立の絵の乙女
2007年 短歌絵画的な比喩を用いた作品が多い歌集。
あやはべる
2012年 短歌成熟した視点で日常と記憶を見つめる歌集。
吹雪の水族館
2015年 短歌対照的なイメージを重ね合わせることで印象的な世界をつくる歌集。
全著作
- 夏空の櫂(砂子屋書房、1988年)
- 和歌の読み方(岩波書店、1989年)
- イラスト古典 万葉集(学習研究社、1992年)
- 一夏(河出書房新社、1993年)
- 四季のことば100話(岩波書店、1994年)
- たましひに着る服なくて(砂子屋書房、1998年)
- 一葉の井戸(雁書館、2001年)
- ちびまる子ちゃんの暗誦百人一首(集英社、2003年)
- 滝と流星(短歌研究社、2004年)
- 衝立の絵の乙女(角川書店、2007年)
- 親子で楽しむこども短歌教室(三省堂、2009年)
- 現代短歌文庫 米川千嘉子歌集(砂子屋書房、2011年)
- 続米川千嘉子歌集(砂子屋書房、2011年)
- あやはべる(短歌研究社、2012年)
- 吹雪の水族館(角川文化振興財団、2015年)
- 牡丹の伯母(砂子屋書房、2018年)
- 雪岱が描いた夜(本阿弥書店、2022年)
作風・主題
- 文体
- 慎重で丁寧な言葉遣い絵画的な比喩時間をかけて素材を練る作風
- 頻出モチーフ
- 自然季節記憶家族
評価・遺産
現代の女性短歌を代表する歌人の一人。複数の主要賞を受賞し、繊細で絵画的な比喩と季節感に富んだ作風で評価されている。歌壇の選者や講師も務め、後進の育成にも関与している。
関連学会
- 現代歌人協会
- 日本文藝家協会
資料所蔵先
- 国立国会図書館 蔵書(著作目録)
- 早稲田大学図書館 所蔵資料
引用
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慎重、丁寧な心づかいから生れる物言いに柔軟さと芯の強さをみせる歌人。一つの歌材に対して深く思い入り、時間をかけて自分のものにするところに信頼がもてる。
出典: 馬場あき子による評(角川「短歌」2013年6月号所収) (2013年)
豆知識
- 夫は歌人の坂井修一。
- 日本画家の後藤純男は叔父にあたる。
- 公式サイトのアーカイブがウェイバックマシンに保存されている。