日本児童文学者協会評論新人賞
にほんじどうぶんがくしゃきょうかいひょうろんしんじんしょう
日本児童文学者協会が主催する児童文学評論の新人賞。
- 創設年
- 2003
- 主催
- 日本児童文学者協会
- カテゴリー
- 評論・批評
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 隔年開催
- 締切時期
- 12月頃
- 発表時期
- 5月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
2003年に設立され、自由テーマの未発表児童文学評論を対象とした公募型の新人賞。プロアマ問わず応募可能で、児童文学界において評論のみを対象とする唯一の公募賞。
賞品
- 主賞品
- 『日本児童文学』誌への掲載
- 入選作は7-8月号掲載
- 佳作も掲載検討
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 応募受付 | 日本児童文学者協会 | — | 12月末日締切 |
| 選考 | 選考委員 | — | 『日本児童文学』5-6月号にて選評掲載 |
| 授賞式 | 日本児童文学者協会 | — | 5月下旬 |
選考基準
- 未発表の児童文学評論であること
- 自由テーマ
- プロアマ問わず応募可
応募のヒント
推奨
- 同人誌などに発表した論文は改作し、応募時にその旨を明記する
関連の賞
- 日本児童文学者協会新人賞
- 日本児童文学者協会賞
- 三越左千夫少年詩賞
- 日本SF評論賞
- 創元推理評論賞
- 現代短歌評論賞
- 現代俳句評論賞
- すばるクリティーク賞
公式情報
https://jibunkyo.main.jp/過去の受賞者
第10回日本児童文学者協会評論新人賞の佳作論文として、朝比奈あすか『君たちは今が世界』を起点にした評論が選ばれた。
A commendation essay for the 10th Jibunkyo Criticism Newcomer Award was selected, using Asuka Asahina’s Kimitachi wa Ima ga Sekai as its starting point.
きむらともお「親が心を病んだとき」は、日本児童文学者協会評論新人賞の佳作に選ばれた評論。親の精神疾患という子どもにとって切実な状況をめぐり、児童文学がどのように受け止め、語りうるのかを問う題材である。
親の心の病と子どもの経験を、児童文学評論の視点から見つめる。
富中佑輔「還暦の麒麟――佐伯千秋『燃えよ黄の花』試論――」は、日本児童文学者協会評論新人賞の佳作。佐伯千秋の『燃えよ黄の花』を読み直し、作品の成熟や批評的意義を論じる評論として記録されている。
佐伯千秋作品を読み直し、児童文学の批評的射程を探る評論。
『「離脱」できない現実――郊外のイスラム系移民を描いたフランス児童文学の検討』は、伊藤敬佑による評論・研究で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。
伊藤敬佑の『「離脱」できない現実――郊外のイスラム系移民を描いたフランス児童文学の検討』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。
『「対等」への希求――二宮由紀子作品における関係性――』は内川朗子による作品で、受賞として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
内川朗子『「対等」への希求――二宮由紀子作品における関係性――』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『魔女のモノがたり――藤真知子「まじょ子」シリーズ、あんびるやすこ「なんでも魔女商会」シリーズから読み解く消費社会的感性』は濱崎桂子による作品で、佳作として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
濱崎桂子『魔女のモノがたり――藤真知子「まじょ子」シリーズ、あんびるやすこ「なんでも魔女商会」シリーズから読み解く消費社会的感性』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
『〈子どもの読書〉について――砂田弘「どこに子どもの文学の根拠をおくか」をめぐる考察』は谷内田太郎による作品で、佳作として記録されている。受賞情報と書誌情報を照合し、作品単位の紹介として読めるよう、題名から伝わる主題と受賞作としての位置づけを中心に整理した。
谷内田太郎『〈子どもの読書〉について――砂田弘「どこに子どもの文学の根拠をおくか」をめぐる考察』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。
学童疎開を扱った児童文学を、体験の記録がどのように物語へ変換されるかという観点から読み直す評論。戦争体験の継承を、事実の保存だけでなく、子どもの読者が受け取る物語の形として考える。
学童疎開の記憶が、児童文学の中でどのように物語化されるのかを問い直す。
児童文学における「空気を読む」ことの描かれ方に注目し、物語が人間関係の見えない圧力や同調の感覚をどう可視化するかを読む評論。子どもの世界にある気配、沈黙、周囲への合わせ方を、作品の視界の問題として捉える。
子どもの物語に潜む「空気」を、関係性と視点の問題として読み解く評論。
『金子みすゞ論――空の向こう側』は渡邉章夫による作品。受賞歴を通じて知られ、人物の感情や時代性を軸にした読み味を持つ。
『金子みすゞ論――空の向こう側』は、渡邉章夫の持ち味が表れた受賞作である。
『「空気」を描く児童文学――小学校中級向け作品から考える――』は内川朗子による作品。受賞歴を通じて知られ、人物の感情や時代性を軸にした読み味を持つ。
『「空気」を描く児童文学――小学校中級向け作品から考える――』は、内川朗子の持ち味が表れた受賞作である。
現代のメディア環境を手がかりに、児童文学がどのような場所を持ちうるのかを論じた評論。大澤真幸の時代区分などを参照しながら、戦後以降の児童文学の変化を読み解く。
メディア環境の変化から児童文学の居場所を問い直す評論。
不登校を描く児童文学作品を対象に、学校へ向かう道が迷い道として表れる意味を論じた評論。子どもが学校制度と距離を取る場面を、物語構造と心の動きから読み解く。
不登校を描いた児童文学から、学校へ行く道の意味を読み直す。
梨木香歩『からくりからくさ』を、作品世界の重なりや像の立ち上がりに注目して読む評論。人形、染織、共同生活、記憶が作る多層的な世界を、ホログラフィーの比喩で捉えようとする。
『からくりからくさ』の多層的な作品世界を、ホログラフィーの比喩で読む。
「『うすらでかぶつ』にみる読みの開き方―― 一九七〇年代の入り口をふりかえる」は相川美恵子による文学作品。凝縮された言葉の運びや主題への向き合い方を通じて、作者の表現の特色を伝える受賞作である。
「『うすらでかぶつ』にみる読みの開き方―― 一九七〇年代の入り口をふりかえる」は相川美恵子による文学作品。
「錯綜する物語――薫くみこ『十二歳の合い言葉』の魅力」は藤本恵による文学作品。凝縮された言葉の運びや主題への向き合い方を通じて、作者の表現の特色を伝える受賞作である。
「錯綜する物語――薫くみこ『十二歳の合い言葉』の魅力」は藤本恵による文学作品。