日本の文学賞

← 小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門に戻る

小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門 しょうがくかんライトノベルたいしょう がががぶんこぶもん

第1回(2006年)

ライトノベルガガガ文庫部門新人賞

受賞者

9名
神崎紫電 大賞

受賞時題名『愛と殺意と境界人間』は、刊行時に『マージナル』としてガガガ文庫から出版された心理サスペンス。殺人嗜好者が集う地下サイトと連続殺人をめぐり、高校生が異常な事件に巻き込まれていく。

地下サイトと殺意が交差する、新感覚の心理サスペンス。

262ページ
心理サスペンス連続殺人ネット社会ライトノベル
山川進 ガガガ賞

スター養成高校を舞台に、学園が配信するバラエティ番組と生徒たちの恋や騒動を描くライトノベルです。芸能学校もののにぎやかさとラブコメのテンポで、主人公たちの青春を見せます。

テレビ番組の中の学園生活が、恋と騒動を加速させます。

256ページ
ライトノベル芸能学校ラブコメ青春
水市恵 佳作

目覚めると自分の体が携帯電話になっていた、という奇抜な出発点から始まるライトノベルです。日常の道具に変わってしまった主人公を通じて、コミカルな混乱と自意識の揺れを描きます。

ある朝、俺の体は携帯電話になっていました。

256ページ
ライトノベル変身コメディ自意識
壱月龍一 佳作

形骸化した戦争を遠いものとして見ていた高校生が、同級生から銃口を向けられることで日常の足元にある暴力と向き合う。身近に迫る死を描く、新しい戦争の物語。

テレビの中の戦争が、教室のすぐそばまで迫ってくる。

295ページ
戦争高校生日常の崩壊暴力
香月紗江子 期待賞

受賞作『緑の闇』は、刊行時に『カラブルワールド 緑の闇』としてガガガ文庫から出版された。詳細な内容紹介は限られるが、改題後の文庫書誌で刊行を確認できる。

受賞時タイトルを残しつつ、文庫化でシリーズ名を冠した一作。

264ページ
ライトノベル改題刊行ガガガ文庫
ツカサ 期待賞

空っぽの手を持つ手品師と、半透明の飛行少女をめぐるゴシック調のラブコメディ。第1巻は受賞作をもとに刊行され、軽快な掛け合いと不思議な力をめぐる物語が展開する。

手品師の空っぽの手が、半透明な少女との出会いで物語を動かす。

312ページ
ゴシックコメディ魔術青春ライトノベル
三日月 期待賞

恋に恋する高校生・吉岡さちは、告白をきっかけに思わぬ運命へ投げ込まれる。ほのぼのした日常は一変し、両想いになったばかりの相手と憎み合い、戦うことになる。

恋が実ったその先で、世界は不幸の連鎖を示しはじめる。

264ページ
恋愛不幸の連鎖青春ファンタジー
羽谷ユウスケ 期待賞

複数の人格を抱える青年イチロと不登校気味の女子高生イコが、都市伝説めいた存在「星喰い」に関わる失踪事件を追う。探し屋や夜の住人たちが交差する、異能サスペンスである。

道ノ森市の夜、星喰いをめぐる失踪事件が動き出す。

269ページ
都市伝説多重人格失踪事件異能
一柳凪 期待賞

受賞時題名『虚数の庭』は、刊行時に『みすてぃっく・あい』へ改題された。冬休みの女子寮に残った美術部員たちの戯れと三角関係から、幻想とミステリが交錯する物語へ進む。

閉ざされた女子寮で、他愛ない遊びが幻想百合ミステリーへ変わっていく。

248ページ
女子寮百合幻想ミステリー三角関係