吉川英治文庫賞
よしかわえいじぶんこしょう
大衆小説シリーズを対象とした文庫賞
- 創設年
- 2016
- 主催
- 公益財団法人吉川英治国民文化振興会
- カテゴリー
- 一般文芸・大衆小説
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 3〜4月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
公益財団法人吉川英治国民文化振興会が主宰し、講談社が後援する、大衆小説シリーズを対象とした文庫賞。5巻以上続くシリーズのうち、期間内に5巻目以降が一次文庫で刊行された作品を対象に、約50名の選考委員による投票と立会人の立ち会いのもと受賞作を決定する。
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 一次選考 | 出版社代表や識者、出版流通関係者など約50名の選考委員 | — | — |
| 最終選考 | 選考委員に加え前回受賞者や立会人 | — | — |
選考基準
- 5巻以上続くシリーズ小説で、期間内に5巻目以降が一次文庫で刊行された作品
関連の賞
- 吉川英治賞
- 吉川英治文学賞
- 吉川英治文学新人賞
- 吉川英治文化賞
公式情報
http://yoshikawabunkoshou.kodansha.co.jp/過去の受賞者
上橋菜穂子の『守り人』シリーズ。女用心棒バルサと皇子チャグムを軸にした大河ファンタジー。
バルサとチャグムの旅が、長編群として広がっていく。
『百万石の留守居役』シリーズの受賞作。加賀藩の留守居役をめぐる時代小説シリーズ。
加賀百万石の留守居役・瀬能数馬が、各藩留守居役との駆け引きを描く。
『羽州ぼろ鳶組』シリーズの受賞作。江戸時代を舞台にした火消しと義の群像劇。
ぼろ鳶と蔑まれる火消集団が、江戸の火事場で再起を図る。
『十二国記』は、小野不由美による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。
『十二国記』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
西村京太郎の代表的なトラベルミステリーシリーズ。警視庁の十津川省三警部と亀井刑事らが、鉄道、観光地、地方都市、時刻表の謎を手がかりに事件を追う。第4回吉川英治文庫賞では、複数出版社の文庫で継続刊行されるシリーズ全体が対象となった。
一冊の単独作品ではなく、旅情と推理を結び続けた長大な文庫シリーズへの顕彰である。
犯罪学者・火村英生と作家・有栖川有栖が事件に挑む人気ミステリシリーズ。吉川英治文庫賞はシリーズ全体への評価であり、特定の一冊だけを受賞作として固定しない。
名探偵火村英生と作家アリスが、端正な本格推理の謎へ挑む。
『しゃばけ』は、畠中恵による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。
『しゃばけ』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。