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第34回(1997年) 受賞受賞作: 最後の吐息
メキシコの熱気を思わせる濃密な空気のなかで、喪失と関係のねじれを描く受賞作。色と香りの強さが、読後に長い余韻を残す。
鮮烈な空気が、静かな喪失感を際立たせる。
161ページ喪失異国性人間関係
星野 智幸
ほしの ともゆき
Hoshino Tomoyuki
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1965-07-13 (アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス(出生) → 神奈川県横浜市(幼少期) → 東京都世田谷区(中学) → 東京都(戸山高校・早稲田大学在学) → メキシコシティ(私費留学、1991–1992、1994–1995)
経歴
- 職業
- 小説家, ジャーナリスト, 翻訳者, 大学客員助教授
- 活動期間
- 1997年〜
- 所属
- 産業経済新聞社(記者), 早稲田大学文学学術院(客員助教授、2003–2007)
- 所属団体
- すばる文学賞選考委員(2007–2011), 新潮新人賞選考委員(2011–), 野間文芸新人賞選考委員(2011–), 文藝賞選考委員(2012–)
- 影響を受けた人物
- 太田直子
- ノミネート
- 第127回芥川賞候補(砂の惑星), 第136回芥川賞候補(植物診断室)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学第一文学部 | 第一文学部 文芸専修 | 文芸科 | 文学士 | 1984–1988 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1997 | 文藝賞 | 最後の吐息 | — | 文藝賞選考委員会 | winner |
| 2000 | 三島由紀夫賞 | 目覚めよと人魚は歌う | — | 三島由紀夫賞選考委員会 | winner |
| 2003 | 野間文芸新人賞 | ファンタジスタ | — | 野間文芸新人賞選考委員会 | winner |
| 2011 | 大江健三郎賞 | 俺俺 | — | 大江健三郎賞選考委員会 | winner |
| 2015 | 読売文学賞 | 夜は終わらない | — | 読売新聞社 | winner |
| 2018 | 谷崎潤一郎賞 | 焔 | — | 谷崎潤一郎賞選考委員会 | winner |
受賞・候補エディション
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第13回(2000年) 受賞受賞作: 目覚めよと人魚は歌う
『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。
『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。
文学賞受賞作人間関係時代の感触
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第25回(2003年) 受賞受賞作: ファンタジスタ
サッカーを軸に、身体、国家、熱狂、個人の生を重ね合わせる星野智幸の長編。競技の躍動を借りながら、現代社会の暴力性と欲望を鋭く照らし出す。
サッカーの熱狂が、身体と社会にひそむ暴力をあぶり出す。
232ページサッカー身体ナショナリズム暴力現代社会
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第5回(2011年) 受賞受賞作: 俺俺
『俺俺』は、星野智幸による長編小説です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。
『俺俺』は、星野智幸の表現を受賞作として伝える長編小説です。
251ページ自己同一性なりすまし不条理
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第66回(2014年) 受賞受賞作: 夜は終わらない
『夜は終わらない』は、星野智幸による小説の受賞作である。受賞記録と公開書誌をもとに、人物の選択、記憶、時代や社会との関係を描く作品として整理できる。
『夜は終わらない』は、受賞作としての輪郭を通じて、人と時代の関係を見つめる作品である。
522ページ受賞作記憶人間関係社会葛藤
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第54回(2018年) 受賞受賞作: 焰
介護、取材、交換可能な身体、泣き続ける人々など、現代社会の不安を寓話的に描く短編集。
介護、取材、交換可能な身体、泣き続ける人々など、現代社会の不安を寓話的に描く短編集。
272ページ短編集寓話身体
作品
代表作
最後の吐息
1998年 短編集初期短篇を中心に収めた短編集。表題作「最後の吐息」などを収録。
目覚めよと人魚は歌う
2000年 長編小説幻想的な要素を含む長編。受賞作として高い評価を得た。
ファンタジスタ
2003年 短編集/小説集多様な短篇を収めた作品集。『砂の惑星』などを含む。
植物診断室
2007年 中編/短編集植物や生体をめぐる寓話的な作品を含む中編。芥川賞候補作。
無間道
2007年 短編集複数の短篇を収めた作品集。社会の周縁や個人の混乱を描く。
俺俺
2010年 長編小説自己と他者の境界を揺さぶるテーマを扱った小説。大江健三郎賞受賞作。
夜は終わらない
2014年 長編小説現代社会を背景にした長編。読売文学賞受賞作。
焔
2018年 長編小説成熟した作風の長編で、谷崎潤一郎賞受賞作。
だまされ屋さん
2020年 長編小説人間の欺瞞や幻想をめぐる小説。
ひとでなし
2024年 長編小説最新刊。詳細は公表資料に準ずる。
全著作
- 最後の吐息
- 嫐嬲
- 目覚めよと人魚は歌う
- 毒身温泉(改題『毒身』)
- ファンタジスタ
- ロンリー・ハーツ・キラー
- アルカロイド・ラヴァーズ
- 在日ヲロシヤ人の悲劇
- 虹とクロエの物語
- われら猫の子
- 植物診断室
- 無間道
- 水族
- 俺俺
- 夜は終わらない
- 呪文
- 星野智幸コレクション 1 スクエア
- 星野智幸コレクション 2 サークル
- 星野智幸コレクション 3 リンク
- 星野智幸コレクション 4 フロウ
- 焔
- だまされ屋さん
- 植物忌
- ひとでなし
作家による翻訳
- カミロ・ホセ・セラ『サッカーと11の寓話』(共訳)
作風・主題
- 文体
- 現代的な文体と幻想的要素の混在ブラックユーモアや寓話的表現を用いる
- 頻出モチーフ
- アイデンティティの揺らぎ変容(身体・社会・記憶)都市と孤独
評価・遺産
現代日本文学において幻想的要素と社会性を併せ持つ作家として評価される。主要賞の受賞や選考委員歴を通じ、若手支援や文学界への貢献がある。
資料所蔵先
- 国立国会図書館(著者記録等)
引用
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「『新人』という範疇からは身を引き、自分に『中堅』としての立場を課したい」
出典: 公式ブログ(2007年1月16日) (2007年)
豆知識
- ロサンゼルス生まれ(1965年)。
- 産経新聞社の記者を経て作家デビュー。
- 2007年、芥川賞の対象から自ら身を引くことを宣言した。
- 早稲田大学出身で、客員助教授を務めた経験がある。
- 『俺俺』で大江健三郎賞、『夜は終わらない』で読売文学賞等を受賞。