日本の文学賞

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現代短歌新人賞

げんだいたんかしんじんしょう

さいたま市が、日本現代短歌界の振興と市民の文学活動の充実を目的に新人歌人を顕彰する短歌賞。

短歌新人賞
創設年
2000
主催
さいたま市、さいたま市教育委員会
カテゴリー
短歌
選考方式
公募
受賞対象
新人
開催頻度
年1回
発表時期
12月頃
賞のステータス
活動中

説明

現代短歌新人賞は2000年に大宮市(現・さいたま市)によって創設された、第一歌集を原則対象とする新人短歌歌集の公募賞です。毎年10月1日から翌年9月30日までに刊行された歌集を対象に、歌人など約180名の有識者への推薦と選考委員会による合議で受賞作を決定し、毎年3月に授賞式を開催します。受賞者には正賞として賞状、副賞として賞金50万円及び記念品が贈られます。

賞品

主賞品
正賞:賞状、副賞:賞金50万円及び記念品
賞金
500,000円
  • 賞状
  • 記念品

選考情報

選考プロセス

一次選考(有識者推薦)
審査員 歌人など約180名の有識者
最終選考
審査員 選考委員4名(小池光、栗木京子、高橋順子、米川千嘉子)
発表 市報「さいたま」及び短歌総合誌『歌壇』3月号

関連の賞

  • 現代歌人協会賞
  • 日本歌人クラブ新人賞
  • 現代歌人集会賞
  • 大西民子賞

公式情報

https://www.city.saitama.lg.jp/006/014/008/003/012/009/p100737_d/fil/dai24kai_gendaitanka_youk.pdf

過去の受賞者

睦月都 むつき みやこ 受賞

英語の題名を掲げながら、見えないものとの距離や存在のゆらぎを短歌で探る作品集。感覚の微細な振動を、やわらかな語りで編んでいる。

目に見えないものをめぐる距離感が、定型の中で静かに揺れる。

224ページ
短歌英語題不在感覚
菅原百合絵 すがわら ゆりえ 受賞

菅原百合絵の歌集『たましひの薄衣』。書肆侃侃房から刊行された単独書籍として確認でき、ISBN13 9784863855618 を得た。

2023年刊の第一歌集。

144ページ
歌集短歌単行本
竹中優子 たけなか ゆうこ 受賞
160ページ
山木礼子 やまき れいこ 受賞

出産や子育てを含む八年間の作品をまとめた第一歌集。現代の女性のひりつくような日常を、冷静な視線とみずみずしい感性でうたう。

現代女性の日々を、冷静でみずみずしい短歌にする。

136ページ
短歌第一歌集女性の日常子育て現代性
カン・ハンナ かん・はんな 受賞

韓国出身の著者が、日本で暮らす自分の不安や期待を日本語の短歌に変えていく第一歌集。移住、家族、仕事をめぐる実感が、軽やかさと芯の強さをあわせて響く。

異国で暮らす実感を、軽やかな日本語の歌へと変えていく。

212ページ
短歌移住家族自己肯定日本語
感傷ストーブ

川島結佳子の第一歌集。街や学校、家庭の場面を通して、若い話者の感傷と行動力を同時に描く。

ひりつく感情を、街の光景の中に置く歌集。

短歌
田口綾子 たぐち あやこ 受賞

田口綾子の第一歌集。短歌研究新人賞受賞作「冬の火」を含み、日常の感情、学校や旅先の場面、親しい人との距離を、文語のしなやかさと現代的な感覚で結びつける。

言葉の余熱をすくい取り、若い生活の揺れを軽やかに刻む第一歌集。

189ページ
短歌第一歌集日常青春文語表現
川口慈子 受賞

川口慈子の第一歌集。ピアノや音楽、身体の感覚、日常の違和を、若い感受性のまま短歌へ引き寄せる。世界を大きな抽象としてではなく、ひとつの身体が触れられる距離から測り直すような歌集である。

音楽と身体の感覚から、世界の手触りを測り直す第一歌集。

184ページ
第一歌集音楽身体若い感受性
広坂早苗 ひろさか さなえ 受賞
未明の窓

短歌作品『未明の窓』は、現代短歌の新人賞受賞作。未明という時間の感覚を手がかりに、生活のかすかな変化や内面の揺れを捉える。

未明の窓は、受賞歴にふさわしい密度で人と世界の関係を見つめる。

短歌未明生活感覚新人賞抒情
尾崎朗子 おざき ろうこ 受賞

「タイガーリリー」は尾崎朗子による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

タイガーリリーを手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

159ページ
受賞作現代文学人物描写記憶と時間
富田睦子 とみた むつこ 受賞
さやの響き

日常と自然の観察を基盤にした短歌を収めた歌集。細やかな情感と抒情性が特徴。

『さやの響き』は、受賞歴を通じて読み継がれる富田睦子の作品である。

自然日常情感
山崎聡子 やまざき さとこ 受賞

山崎聡子の第一歌集。記憶のようで予言のようでもある鋭い言葉によって、青春、身体、都市の感覚を鮮やかにすくい取る。

手のひらでひらく花火のように、記憶と予感が短歌になる。

160ページ
短歌青春記憶
高木佳子 たかぎ けいこ 受賞

高木佳子の歌集。福島で暮らす母としての実感、震災後の社会と生活、日々の言葉への違和感を、強い倫理感と繊細な感覚で詠む。個人的な生活感覚と公共的な問いが交差する一冊。

福島で生きる日々の実感から、震災後の言葉と倫理を問い直す。

202ページ
短歌福島震災後母性倫理
柳澤美晴 やなぎさわ みはる 受賞

『一匙の海』は、柳澤美晴による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。

柳澤美晴の受賞作として記録される『一匙の海』。

152ページ
受賞作文学著者の関心
遠藤由季 えんどう ゆき 受賞

受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。

『アシンメトリー』は、受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。

179ページ
受賞作人間関係緊張余韻
浦河奈々 うらかわ なな 受賞
マトリョーシカ

『マトリョーシカ』は浦河奈々の短歌作品。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

マトリョーシカは、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

記憶言葉人間関係
澤村斉美 さわむら さいみ 受賞

『夏鴉』は澤村斉美の第一歌集。若い時期の短歌を自選し、日常の孤独や光の変化を慎重な言葉で捉える。

夏の鴉の黒さに、若い時間の不安と確かな観察が重なる。

201ページ
短歌青春孤独
小島なお こじま なお 受賞

「乱反射」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。日常の断片が、内面の深い動きへと結びつく。

「乱反射」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。

178ページ
詩歌記憶時間身体
松村由利子 まつむら ゆりこ 受賞

松村由利子の第二歌集。働き、踊り、憤る日常を骨太に詠み、臆病さ、攻撃性、優しさ、残酷さを同時に抱える女性像を浮かび上がらせる。

あなたの中にもいるかもしれない「鳥女」を、日常詠の躍動で描く歌集。

177ページ
短歌女性の日常身体感覚現代生活
後藤由紀恵 ごとう ゆきえ 受賞
冷えゆく耳

『冷えゆく耳』は、goto-yukieによる作品です。2005年のcontemporary tanka newcomer awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。

『冷えゆく耳』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。

文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
河野美砂子 かわの みさこ 受賞

河野美砂子の第一歌集。身体感覚、親密な距離、沈黙のなかで動く感情を、ひらがなを生かしたやわらかな調子で掬い上げる。

言葉になりきらない息づかいや手の重さを、短歌の音へ移す歌集。

195ページ
現代短歌身体感覚沈黙親密さひらがな
松本典子 まつもと のりこ 受賞
いびつな果実

『いびつな果実』は、松本典子による作品で、2003年の受賞作として記録されている。短歌の文脈で、作者の語り口や構成の特徴が前面に出る一作である。

松本典子の『いびつな果実』は、短歌としての輪郭を持つ受賞作。

短歌新鋭日常感覚
渡英子 わたり えいこ 受賞
みづを搬ぶ

『みづを搬ぶ』は渡英子の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『みづを搬ぶ』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

詩歌言葉の響き受賞作
小守有里 こもり ゆり 受賞
こいびと

小守有里の第一歌集。恋人という親密な呼び名を入口に、若い感情、孤独、言葉になりきらない不安を短歌の形に結晶させる。素直さと危うさが同居する歌集である。

親密さの名で呼ばれるものの中に、孤独の輪郭が浮かぶ。

短歌恋愛若さ孤独
梅内美華子 うめうち みかこ 受賞
若月祭

梅内美華子の歌集。若さ、身体感覚、都市の日常を鮮やかな言葉でとらえ、現代短歌の新しい感触を示す。

若月祭

短歌若さ都市