日本の文学賞

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本谷 有希子

もとや ゆきこ

Motoya Yukiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1979-07-14 (石川県白山市(旧松任市))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
石川県白山市 → 東京都

経歴

職業
劇作家, 小説家, 演出家, 女優, 声優
活動期間
2000年〜
所属
劇団、本谷有希子, ENBUゼミナール
影響を受けた人物
松尾スズキ
ノミネート
第18回三島由紀夫賞候補(腑抜けども、悲しみの愛を見せろ), 第135回芥川龍之介賞候補(生きてるだけで、愛。), 第21回三島由紀夫賞候補(遭難、)

学歴

石川県立金沢錦丘高等学校
国: 日本
ENBUゼミナール(演劇科)
演劇科
国: 日本
松尾スズキのクラスに在籍、在学中から舞台で女優活動を開始

受賞歴

鶴屋南北戯曲賞
2007
対象作品: 遭難、
主催: 鶴屋南北戯曲賞選考委員会
結果: 受賞
岸田國士戯曲賞
2009
対象作品: 幸せ最高ありがとうマジで!
主催: 白水社
結果: 受賞
野間文芸新人賞
2011
対象作品: ぬるい毒
主催: 野間文化財団
結果: 受賞
大江健三郎賞
2013
対象作品: 嵐のピクニック
主催: 大江健三郎賞選考委員会
結果: 受賞
三島由紀夫賞
2014
対象作品: 自分を好きになる方法
主催: 三島由紀夫賞選考委員会
結果: 受賞
芥川龍之介賞
2016
対象作品: 異類婚姻譚
主催: 芥川賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

三島由紀夫賞 3回登壇
  1. 女優志望の澄伽が実家に戻ることで、妹・清深、兄夫婦、過去の事件が再びむき出しになる。自意識、嫉妬、家族への憎しみがブラックユーモアを帯びてぶつかり合い、愛されたい人間たちの滑稽さと痛ましさがあらわになる。

    ありえない自意識が、壊れた家族の扇風機をまた回し始める。

    183ページ
    家族自意識ブラックユーモア地方と演劇
  2. 『生きてるだけで、愛。』は本谷 有希子による文学作品。受賞・候補歴を通じて読者に知られ、人物の感情や時代の空気を物語の中で丁寧に描いている。

    本谷 有希子『生きてるだけで、愛。』。作品の核にある感情と時代の手触りをたどる一作。

    144ページ
    文学人間関係記憶社会
  3. 『自分を好きになる方法』は本谷有希子による受賞作。書誌識別子はNDL OpenSearchで『自分を好きになる方法』と著者名『本谷有希子』を照合し、単行本または文庫のISBNを確認した。日本の紙書籍としてISBN-10とASINを相互補完した。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。

    本谷有希子『自分を好きになる方法』。

    186ページ
    受賞作書誌確認
  1. 受賞作: 遭難、

    学校を舞台に、追い詰められていく人間関係と、集団の中で生まれる攻撃性を鋭く描いた戯曲です。会話のずれと緊張が積み重なり、日常の場が不穏な状況へ変わっていきます。

    遭難、は、本谷有希子が戯曲として形にした受賞作です。

    164ページ
    学校集団心理会話の暴力
  1. 新聞販売所に現れた見知らぬ女が、一家の不幸を執拗にえぐり出していく戯曲。理不尽な幸福感と暴力的な明るさで、家族の脆さをブラックに照らす。

    『幸せ最高ありがとうマジで!』は、本谷有希子の持ち味が表れた受賞作である。

    165ページ
    戯曲家族ブラックユーモア
  1. 受賞作: ぬるい毒

    『ぬるい毒』は、本谷有希子による長編小説です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。

    『ぬるい毒』は、本谷有希子の表現を受賞作として伝える長編小説です。

    133ページ
    心理支配執着
大江健三郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 嵐のピクニック

    『嵐のピクニック』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

    受賞作『嵐のピクニック』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

    受賞作書誌確認文学賞
芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: 異類婚姻譚

    日常の細部から人物の違和感や孤独を掘り起こす純文学作品。語りの距離感と生活感のある描写を通じて、家族、労働、身体、共同体といった問題を静かに浮かび上がらせる。

    異類婚姻譚は、受賞作としての輪郭を通じて、人物と社会の関係を見つめる作品である。

    166ページ
    受賞作人間関係記憶社会葛藤

作品

代表作

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

2005年 小説

若い女性たちの繊細な心情や日常の違和感をユーモアとシニカルな視点で描いた長編・短編集的作品。

女性日常の狂気孤独
映像化・舞台化
  • [映画] 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (2007)

幸せ最高ありがとうマジで!

2008年 戯曲

現代の人間関係や生活の歪みをブラックユーモアで描く戯曲。舞台で高い評価を受け、岸田國士戯曲賞を受賞。

社会風刺人間関係家族

ぬるい毒

2011年 小説

日常の中に潜む違和感や毒を描いた短編・中編を収めた作品集。野間文芸新人賞を受賞。

違和感人間観察孤立

嵐のピクニック

2012年 小説

複数の短編から成る連作的作品で、人間の脆さや関係性を多面的に描く。大江健三郎賞受賞作。

人間関係脆さ物語の多声性

自分を好きになる方法

2013年 小説

自己受容や他者との距離感をユーモアと痛切さで描いた作品。三島由紀夫賞受賞。

自己アイデンティティユーモアと悲哀

異類婚姻譚

2016年 小説(短編連作)

異質な存在同士の結びつきや家族のかたちを巡る短編連作。第154回芥川龍之介賞受賞作。

他者性結婚家族境界

全著作

  • 江利子と絶対 本谷有希子文学大全集
  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
  • ぜつぼう
  • 生きてるだけで、愛。
  • 乱暴と待機(小説版)
  • ほんたにちゃん
  • グ、ア、ム
  • あの子の考えることは変
  • ぬるい毒
  • 嵐のピクニック
  • 自分を好きになる方法
  • 異類婚姻譚
  • 静かに、ねぇ、静かに
  • あなたにオススメの
  • セルフィの死

翻案

  • 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(映画化)

作風・主題

文体
ユーモアとシニカルな視点を併せ持つ語り口鋭い会話描写日常の細部を切り取る観察力
頻出モチーフ
家族/関係の歪み孤独と共感の微妙なずれ女性の視点日常に潜む狂気

評価・遺産

劇作と小説の双方で独自の作風を確立し、現代日本文学と演劇において高い評価を受けている。三島由紀夫賞・芥川賞・野間文芸新人賞など主要な文学賞を受賞し、純文学新人賞三冠を達成したことでも知られる。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館

大衆文化への影響

  • ラジオ『本谷有希子のオールナイトニッポン』パーソナリティ(2005-2006)
  • テレビ番組出演多数(例:セブンルール、トップランナーなど)

引用

  • 書きあげている最中は完全に登場人物になりきってしまう。
    出典: インタビュー(yoppy/ニッポン放送関連の取材) (2016年)

豆知識

  • 若年期に声優としてアニメ『彼氏彼女の事情』(1998年)でデビューした。
  • 夫は詩人・作詞家の御徒町凧。
  • アイドル(ハロー!プロジェクト、AKB48など)好きとして知られる。
  • 純文学新人賞三冠(芥川賞・野間文芸新人賞・三島由紀夫賞)を達成。