日本の文学賞

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読売文学賞 よみうりぶんがくしょう

第73回(2021年)

小説戯曲・シナリオ随筆・紀行評論・伝記詩歌・俳句研究・翻訳

受賞者

6名
川本直 かわもと なお 受賞

架空のアメリカ文学史と記録文学の形式を交差させながら、伝説の作家ジュリアン・バトラーの生涯を描き出す挑発的な長編。

伝記のかたちを借りて、ひとつの作家神話を組み立て直す。

400ページ
アメリカ文学伝記風小説虚構文学史長編小説
小澤實 おざわ みのる 受賞

小澤實が芭蕉の旅路を自らたどり直し、句と土地の結びつきを見つめる随筆紀行の上巻。

芭蕉の足跡を追いながら、句の風景を新しく読み直す。

312ページ
芭蕉俳句紀行文学
平松洋子 ひらまつ ようこ 受賞

芭蕉の「おくのほそ道」から終焉までをたどり、上巻から続く探訪を完結させる下巻。

上巻で始まった芭蕉行脚を、終焉の地までたどり切る。

440ページ
芭蕉俳句紀行文学終焉
山本一生 やまもと いっせい 受賞

幼い頃の記憶や家族との時間を、ビスコという素朴な菓子を手がかりにたどる私小説的エッセイ集。

父が最後に食べたかったものから、家族の記憶が静かにほどけていく。

336ページ
エッセイ家族記憶倉敷
須永紀子 すなが のりこ 受賞

内田百間の作品と日記を丹念に読み解き、気難しくも愛すべき文豪の像を立ち上げる評伝。

百間の言葉と日記を手がかりに、ひとりの作家の輪郭が濃くなる。

567ページ
評伝内田百間日記近代文学文豪
くぼたのぞみ くぼた のぞみ 受賞

記憶を時の重りとして受けとめ、鳥に導かれたもうひとつの世界へ向かう詩集。

記憶が重りになり、ことばが光のほうへ読者を運ぶ。

96ページ
詩集記憶再生抒情