日本の文学賞

← ホームに戻る

貴志 祐介

きし ゆうすけ

Kishi Yusuke

別名: 岸 祐介
ペンネーム: 岸 祐介初期に投稿した名義

プロフィール

性別
男性
生誕
1959-01-03 (大阪市, 大阪府, 日本)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
兵庫県西宮市

経歴

職業
小説家
活動期間
1996年〜
所属
日本推理作家協会, 日本SF作家クラブ
所属団体
日本推理作家協会, 日本SF作家クラブ
影響を受けた人物
鈴木光司
ノミネート
第21回 吉川英治文学新人賞候補(青の炎), 第30回 吉川英治文学新人賞候補(新世界より), 第144回 直木三十五賞候補(悪の教典), 第32回 吉川英治文学新人賞候補(悪の教典)

学歴

京都大学経済学部
経済学部
学位: 学士(経済学)
国: 日本

受賞歴

日本ホラー小説大賞
1996
対象作品: 十三番目の人格 ISOLA
主催: 日本ホラー小説大賞運営委員会
結果: 佳作
日本ホラー小説大賞
1997
対象作品: 黒い家
主催: 日本ホラー小説大賞運営委員会
結果: Winner
日本推理作家協会賞
2005
対象作品: 硝子のハンマー
部門: 長編及び連作短編集部門
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner
日本SF大賞
2008
対象作品: 新世界より
主催: 日本SF作家クラブ
結果: Winner
山田風太郎賞
2010
対象作品: 悪の教典
主催: 山田風太郎賞選考委員会
結果: Winner
将棋ペンクラブ大賞(特別賞)
2011
対象作品: ダークゾーン
主催: 将棋ペンクラブ
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ISORA

    超常的な存在と人間心理の恐怖を結びつけるホラー小説です。

    超常的な存在と人間心理の恐怖を結びつけるホラー小説です。

    作品紹介
  2. 受賞作: 黒い家

    『黒い家』は、貴志 祐介による角川書店から1997年に刊行された作品で、日本ホラー小説大賞の受賞作として知られる。ホラー小説・新人文学賞の領域で評価された一作で、題名が示す主題や人物の動きを軸に読ませる。

    日本ホラー小説大賞で評価された『黒い家』は、作品名の印象を手がかりに読者を引き込む。

    365ページ
    日本ホラー小説大賞黒い家ホラー小説・新人文学賞
  1. 『硝子のハンマー』は、厳重なセキュリティに守られた介護会社の社長室で起こる密室殺人を描く本格ミステリです。弁護士の青砥純子と防犯コンサルタントの榎本径が、現代的な防犯設備の隙間に潜む謎へ迫ります。

    監視カメラと暗証番号に囲まれた密室が、現代の本格ミステリを開きます。

    493ページ
    密室本格ミステリ
日本SF大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 新世界より

    『新世界より』は貴志祐介による作品で、nihon-sf-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

    貴志祐介『新世界より』。

    受賞作現代文学作者の代表的活動
山田風太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 悪の教典

    高校教師・蓮実聖司の魅力的な表情の下に潜む反社会性を描くサスペンス。学校という閉じた共同体が、周到な支配と暴力によって崩れていく。

    理想の教師の仮面が剥がれたとき、教室は逃げ場のない恐怖の場へ変わる。

    440ページ
    サイコパス学校支配暴力
  1. 受賞作: 悪の教典

    人気教師の仮面の下に潜む暴力性を、学園という閉じた空間で暴き出すサイコサスペンス。読者を引き込む語り口と冷徹な展開で、人間の悪意を徹底して描く。

    貴志 祐介の『悪の教典』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。

    669ページ
    学園サイコサスペンス暴力悪意
  1. 受賞作: ダークゾーン

    将棋の駒に変えられた青年が、軍艦島を思わせる異界で赤と青の軍勢の戦いに巻き込まれる長編。ゲーム的なルールとサバイバルの緊張を重ね、人間の欲望や勝負への執着を描く。

    異界の戦場で、勝負の論理と人間の闇がむき出しになる。

    496ページ
    ゲーム小説サバイバル将棋異界

作品

代表作

十三番目の人格 ISOLA

1996年 ホラー

多重人格や恐怖を扱ったデビュー作。長編賞佳作を受賞し作家デビューの端緒となった作品。

多重人格恐怖家族
映像化・舞台化
  • [映画] ISOLA 多重人格少女 / 水谷俊之 (2000)

黒い家

1997年 ホラー

保険会社を舞台に人間の欲望や狂気が引き起こす恐怖を描いた代表作。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。

欲望狂気社会的恐怖
映像化・舞台化
  • [映画] 黒い家 / 森田芳光 (1999)
  • [映画(韓国版)] 검은 집 / シン・テラ (2007)

青の炎

2000年 ミステリー/青春

青春群像と復讐をテーマにしたミステリー。映画化もされた若年層を扱う作品。

復讐成長道徳
映像化・舞台化
  • [映画] 青の炎 / 蜷川幸雄 (2003)

硝子のハンマー

2004年 本格ミステリー

防犯探偵・榎本シリーズの第1作にあたる長編。巧妙な密室トリックや本格的な謎解きを特徴とする。

密室推理犯罪心理

新世界より

2008年 SF

近未来の社会と人間性を描いた長編SF。壮大な世界構築と倫理的な問いを含む作品で日本SF大賞を受賞した。

共生と排除超能力文明の継承
映像化・舞台化
  • [テレビアニメ] 新世界より / 石浜真史 (2012)

悪の教典

2010年 ミステリー/ホラー

学校を舞台にしたサイコパス的な主人公を描く問題作。映画化され大きな話題を呼んだ。

サイコパス暴力教育の倫理
映像化・舞台化
  • [映画] 悪の教典 / 三池崇史 (2012)
  • [配信ドラマ] 悪の教典-序章- (2012)

鍵のかかった部屋

2011年 本格ミステリー

防犯探偵・榎本シリーズの人気作。テレビドラマ化もされ社会的な注目を集めた。

密室防犯人間関係
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 鍵のかかった部屋 (2012)

全著作

  • 十三番目の人格 ISOLA (1996)
  • 黒い家 (1997)
  • 青の炎 (2000)
  • 硝子のハンマー (2004)
  • 新世界より (2008)
  • 悪の教典 (2010)
  • 鍵のかかった部屋 (2011)

翻案

  • 黒い家(映画)
  • ISOLA(映画)
  • 新世界より(テレビアニメ)
  • 悪の教典(映画・配信ドラマ)
  • 鍵のかかった部屋(テレビドラマ)

作風・主題

文体
緻密なプロット心理描写に重点を置くジャンル横断的(ホラー・ミステリ・SF)
頻出モチーフ
サイコパス欲望と狂気密室・トリック

評価・遺産

ホラーから本格ミステリ、SFまで幅広いジャンルで評価される作家。代表作は映画・アニメ化やドラマ化され大衆文化にも影響を与えた。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 日本SF作家クラブ

大衆文化への影響

  • 映画・テレビ・アニメへの多数の原作提供

引用

  • ホラーというのは、ミステリの文脈でまったく新しいものが書ける。
    出典: インタビュー(WEB本の雑誌) (2008年)

豆知識

  • かつて「岸 祐介」名義で作品投稿をしていた。
  • 出身校は清風南海中学校・高等学校、京都大学経済学部卒。
  • 趣味はロック音楽(ELPやレッド・ツェッペリンのファン)。