日本の文学賞

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岸田演劇賞

きしだえんげきしょう

新潮社が主催し、戯曲を対象とした文学賞。

戯曲
創設年
1954
主催
新潮社
カテゴリー
戯曲・脚本・シナリオ
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

1954年に新潮社の四大文学賞の一つとして創設。1960年の第7回で終了し、白水社の岸田戯曲賞に継承された。受賞者には記念品と副賞として10万円が贈られた。

賞品

主賞品
記念品と副賞(10万円)
賞金
100,000円
  • 記念品

関連の賞

  • 新潮社文学賞
  • 同人雑誌賞
  • 小説新潮賞

過去の受賞者

中村光夫 受賞

パリを舞台に、日本人の視線から都市の華やぎと文明批評を重ねる喜劇。批評家・中村光夫らしい知的な会話と風刺が、滞在記風の題名に演劇的な厚みを与える。

パリのにぎわいを借りて、文明と人間の姿を照らす。

445ページ
戯曲パリ文明批評

『マリアの首』は、田中千禾夫による戯曲・演劇作品で、岸田演劇賞の1959-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。

田中千禾夫の『マリアの首』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。

134ページ
戯曲・演劇作品受賞作戦後文学
安部公房 受賞
幽霊はここにいる

『幽霊はここにいる』は、安部公房による戯曲である。受賞時期の文学・文化状況の中で評価された作品として、作者の関心や時代の空気を伝える。

『幽霊はここにいる』は、安部公房の仕事の中で受賞歴と結びついて記憶される一作である。

演劇対話戦後演劇

『法隆寺』は青江舜二郎による受賞対象作で、当該賞の回次で評価された作品である。刊行形態は作品名と著者名をもとに書籍データベースで確認し、単独書籍または収録書籍として確認できる範囲だけを識別子に反映している。

青江舜二郎の『法隆寺』を、受賞対象作として読むための入口となる作品紹介。

430ページ
受賞作品文学賞刊行確認
鈴木力衛 受賞
タルチュフ

タルチュフは鈴木力衛による受賞作。作品の刊行状況と入手可能な本の情報を確認したうえで扱う。

鈴木力衛による受賞作。

受賞作刊行状況作品背景
小山祐士 受賞
二人だけの舞踏会

『二人だけの舞踏会』は、小山祐士による戯曲・演劇作品で、岸田演劇賞の1956-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。

小山祐士の『二人だけの舞踏会』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。

戯曲・演劇作品受賞作戦後文学

『白蟻の巣』は、三島由紀夫が1955年に青年座へ書き下ろした長編戯曲。ブラジルの珈琲農園を舞台に、農園主夫妻と運転手夫妻の関係が愛憎と疑念のなかで絡み合い、人間の内側を食い荒らす欲望を白蟻の巣のイメージに重ねる。

ブラジルの農園に築かれた愛憎の巣が、人間関係の内側を静かに食い破っていく。

305ページ
戯曲愛憎劇夫婦関係ブラジル移民社会欲望と破滅
福田恆存 受賞

福田恆存訳・演出の『ハムレット』は、シェイクスピア悲劇を戦後日本語の舞台へ移し替えた重要な上演である。父王の亡霊から叔父の罪を知らされた王子ハムレットが復讐を誓い、懐疑、狂気、恋、死の連鎖へ進んでいく物語を、翻訳と演出の両面から新たに立ち上げた。

翻訳と演出を一体の仕事として、戦後日本の舞台に『ハムレット』を響かせた受賞対象。

284ページ
シェイクスピア翻訳劇復讐悲劇戦後演劇懐疑と狂気
木下順二 受賞

『風浪』は、木下順二による戯曲。明治初期の変革期を背景に、旧秩序と新しい思想、共同体と個人のあいだで揺れる人間を描く。民話劇で知られる木下が、近代日本の政治的・思想的な葛藤をリアリズムの舞台に据えた代表的な現代劇で、第1回岸田演劇賞の受賞作である。

時代の風浪にさらされた人々が、変革の理想と現実の重みに向き合う。

339ページ
明治維新後近代化思想の葛藤共同体戦後演劇
飯沢匡 受賞

『二号』は、飯沢匡が1954年に発表し文学座で初演された四幕の戯曲。社会の制度や男女関係に潜む矛盾を、風刺と喜劇の形で浮かび上がらせる作品で、第1回岸田演劇賞を受けた。

風刺の笑いで、戦後社会の制度と男女関係を照らし出す飯沢匡の受賞戯曲。

614ページ
風刺喜劇新劇男女関係戦後社会文学座岸田演劇賞