岸田演劇賞
きしだえんげきしょう
新潮社が主催し、戯曲を対象とした文学賞。
戯曲
- 創設年
- 1954
- 主催
- 新潮社
- カテゴリー
- 戯曲・脚本・シナリオ
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 終了
説明
1954年に新潮社の四大文学賞の一つとして創設。1960年の第7回で終了し、白水社の岸田戯曲賞に継承された。受賞者には記念品と副賞として10万円が贈られた。
賞品
- 主賞品
- 記念品と副賞(10万円)
- 賞金
- 100,000円
- 記念品
関連の賞
- 新潮社文学賞
- 同人雑誌賞
- 小説新潮賞
過去の受賞者
安部公房
受賞
幽霊はここにいる
『幽霊はここにいる』は、安部公房による戯曲である。受賞時期の文学・文化状況の中で評価された作品として、作者の関心や時代の空気を伝える。
『幽霊はここにいる』は、安部公房の仕事の中で受賞歴と結びついて記憶される一作である。
演劇対話戦後演劇
小山祐士
受賞
二人だけの舞踏会
『二人だけの舞踏会』は、小山祐士による戯曲・演劇作品で、岸田演劇賞の1956-1回で受賞対象となった作品です。公開資料で確認できる範囲では、刊行形態や後年の収録状況を中心にたどれる作品です。
小山祐士の『二人だけの舞踏会』は、受賞歴を通して現在も作品名をたどることができる一作です。
戯曲・演劇作品受賞作戦後文学
三島由紀夫
受賞
『白蟻の巣』は、三島由紀夫が1955年に青年座へ書き下ろした長編戯曲。ブラジルの珈琲農園を舞台に、農園主夫妻と運転手夫妻の関係が愛憎と疑念のなかで絡み合い、人間の内側を食い荒らす欲望を白蟻の巣のイメージに重ねる。
ブラジルの農園に築かれた愛憎の巣が、人間関係の内側を静かに食い破っていく。
305ページ
戯曲愛憎劇夫婦関係ブラジル移民社会欲望と破滅
木下順二
受賞
『風浪』は、木下順二による戯曲。明治初期の変革期を背景に、旧秩序と新しい思想、共同体と個人のあいだで揺れる人間を描く。民話劇で知られる木下が、近代日本の政治的・思想的な葛藤をリアリズムの舞台に据えた代表的な現代劇で、第1回岸田演劇賞の受賞作である。
時代の風浪にさらされた人々が、変革の理想と現実の重みに向き合う。
339ページ
明治維新後近代化思想の葛藤共同体戦後演劇