Japanese Literary Awards

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奥泉 光

おくいずみ ひかる

Okuizumi Hikaru

Aliases: 奥泉康弘
Pen Names: 奥泉康弘翻訳時などにクレジットとして使用

Profile

Gender
Male
Born
1956-02-06 (山形県東田川郡三川町)
Nationality
日本
Languages
日本語

Career

Occupations
小説家, 翻訳者, 大学教員, エッセイスト
Active Years
1986-
Affiliations
近畿大学 文芸学部(助教授就任 1999年、のち教授、2024年3月定年退職)
Memberships
文学界新人賞 選考委員(1995年 - 2004年), すばる文学賞 選考委員(1997年 - 2001年、2007年 - ), 野間文芸新人賞 選考委員(2000年 - 2004年), 野間文芸賞 選考委員(2011年 - ), 群像新人文学賞 選考委員(2012年 - 2014年), 芥川龍之介賞 選考委員(2012年 - ), 山田風太郎賞 選考委員(2012年 - )
Influenced By
並木浩一, 大塚久雄

Education

埼玉県立川越高等学校
Country: 日本
国際基督教大学
教養学部 / 人文科学科
Degree: 学士
Country: 日本
教養学部人文科学科卒
国際基督教大学大学院
大学院 / 修士課程(人文系)
Degree: 修士 (Master's degree)
Country: 日本
修士課程修了、博士課程中退

Awards

野間文芸新人賞
1993
Work: ノヴァーリスの引用
Organization: 講談社
Result: 受賞
瞠目反文学賞
1993
Work: ノヴァーリスの引用
Result: 受賞
芥川龍之介賞
1994
Work: 石の来歴
Organization: 文藝春秋
Result: 受賞
野間文芸賞
2009
Work: 神器(軍艦「橿原」殺人事件)
Organization: 講談社
Result: 受賞
谷崎潤一郎賞
2014
Work: 東京自叙伝
Result: 受賞
毎日出版文化賞
2018
Work: 雪の階
Organization: 毎日新聞社
Result: 受賞
柴田錬三郎賞
2018
Work: 雪の階
Result: 受賞
毎日芸術賞
2024
Work: 虚史のリズム
Organization: 毎日新聞社
Result: 受賞
川端康成文学賞
2025
Work: 清心館小伝
Result: 受賞

Awards & Nominations

芥川龍之介賞 1 appearances
  1. Work: 石の来歴

    『石の来歴』は、奥泉光による作品で、芥川龍之介賞の受賞作です。文芸春秋、1994.3の刊行情報が確認でき、作品の中心には登場人物の切実な経験や時代の空気が置かれています。

    芥川龍之介賞で評価された、奥泉光の作品です。

    203 pages
    文学賞受賞作人物描写時代と記憶
野間文芸新人賞 1 appearances
  1. 『ノヴァーリスの引用』は、奥泉光による新潮社から刊行された作品で、野間文芸新人賞で評価された。題名が示す対象を軸に、著者の関心と時代背景を読ませる一作である。

    『ノヴァーリスの引用』は、野間文芸新人賞で選ばれた奥泉光の作品である。

    164 pages
    受賞作野間文芸新人日本文学
野間文芸賞 1 appearances
  1. Work: 神器 軍艦『橿原』殺人事件

    『神器 軍艦『橿原』殺人事件』は、奥泉光による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

    奥泉光の『神器 軍艦『橿原』殺人事件』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

    受賞作現代文学刊行形態
谷崎潤一郎賞 1 appearances
  1. 『東京自叙伝』は、奥泉光による小説の受賞作である。受賞記録と公開書誌をもとに、人物の選択、記憶、時代や社会との関係を描く作品として整理できる。

    『東京自叙伝』は、受賞作としての輪郭を通じて、人と時代の関係を見つめる作品である。

    432 pages
    受賞作記憶人間関係社会葛藤
毎日出版文化賞 1 appearances
  1. Work: 雪の階

    昭和戦前期の上流社会を舞台に、家族、恋愛、政治の影が絡み合う長編小説。緻密な時代描写とサスペンスを含んだ構成が読みどころとなる。

    雪の階を上るように、戦前昭和の闇へ踏み込んでいく。

    587 pages
    昭和史上流社会長編小説サスペンス
柴田錬三郎賞 1 appearances
  1. Work: 雪の階

    昭和十年の華族社会を背景に、親友の心中事件に疑問を抱いた少女が謎を追う長編ミステリ。二・二六事件前夜の空気をまとい、階級、芸術、政治が絡み合う。

    昭和十年、華族の娘が親友の死の謎を追い始める。

    587 pages
    昭和史華族ミステリ二・二六事件友情

Works

Major Works

地の鳥 天の魚群

1986 短編(デビュー作)

デビュー作。雑誌『すばる』に掲載され小説家としての出発点となった作品(短編/短編集扱い)。

虚実のあわい記憶

1990 小説

長編に近い作品。第3回三島由紀夫賞候補、第103回芥川賞候補となった作品。

個人史記憶

ノヴァーリスの引用

1993 短編集/小説

野間文芸新人賞受賞作。初期の評価作の一つ。

文学史引用と模倣虚実

石の来歴

1994 中長編小説

芥川龍之介賞受賞作。ミステリー的構造を用い、虚実を織り交ぜる作風が顕著な作品。英語・仏語に翻訳されている。

歴史物質としての石
Translations
  • 英語訳あり
  • フランス語訳あり

「吾輩は猫である」殺人事件

1996 長編小説

夏目漱石『吾輩は猫である』の文体を模倣する手法を用い、虚構とフィクションの遊戯を展開した作品。

模倣文体遊び虚構と原典の関係

桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活

2011 長編/連作短編

学者を主人公にしたシリーズ的作品。2012年にテレビドラマ化された。

学問空間ユーモアミステリー
Adaptations
  • [テレビドラマ] 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活(テレビドラマ化) (2012)

神器―軍艦「橿原」殺人事件

2009 長編小説

軍艦と歴史をめぐる虚実入り混じる推理的作品。野間文芸賞受賞作。

歴史軍事虚構と現実

東京自叙伝

2014 自伝的長編

都市と個人史を織り交ぜた作風で評価され、谷崎潤一郎賞受賞作。

都市回想歴史

雪の階

2018 長編小説

雪をモチーフにした物語。毎日出版文化賞・柴田錬三郎賞を受賞した作品。

記憶隠蔽された過去

虚史のリズム

2024 長編/評論混在

虚実の境を扱う作風の集大成的な近年作。毎日芸術賞受賞。

虚実歴史と物語文体実験

Bibliography

  • 葦と百合
  • 蛇を殺す夜
  • ノヴァーリスの引用
  • 石の来歴
  • バナールな現象
  • 「吾輩は猫である」殺人事件
  • プラトン学園
  • グランド・ミステリー
  • 虚構まみれ
  • 鳥類学者のファンタジア
  • 坊ちゃん忍者幕末見聞録
  • 浪漫的な行軍の記録
  • 新・地底旅行
  • モーダルな事象 桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活
  • 神器 軍艦「橿原」殺人事件
  • シューマンの指
  • 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活
  • 黄色い水着の謎
  • 虫樹音楽集
  • メフィストフェレスの定理 地獄シェイクスピア三部作
  • 夏目漱石、読んじゃえば?
  • 東京自叙伝
  • その言葉を / 暴力の舟 / 三つ目の鯰
  • ビビビ・ビ・バップ
  • 雪の階
  • ゆるキャラの恐怖 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活3
  • 死神の棋譜
  • 虚史のリズム

Adaptations

  • 『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』 テレビドラマ化(2012年)

Translations by Author

  • 『古代ユダヤ社会史』(共訳、1986年)
  • 『ノアのはこぶね』(訳、1992年)
  • 『クリスマスのおはなし』(訳、1994年)

Translations of Works

  • 『石の来歴』は英語・フランス語に翻訳されている

Style & Themes

Literary Style
ミステリー的構造を取り入れた語り虚実のあわいを操作する手法反時代的な文語体古典的文体の模倣や引用を用いることがある
Recurring Motifs
虚実の境界歴史と記憶学問・研究室の世界石・雪などの物質性

Legacy

奥泉光は、ミステリー的な構造と虚実のあわいを巧みに扱う作風で評価される現代日本文学の重要作家である。芥川賞、野間文芸賞など主要文学賞の受賞歴があり、近畿大学での教育活動を通じて後進の育成にも貢献した。

In Popular Culture

  • 『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』がテレビドラマ化されるなど大衆文化での言及例がある

Trivia

  • デビュー作は『地の鳥天の魚群』(すばる掲載、1986年)。
  • 趣味はフルート。バンド活動や路上パフォーマンスも行う。
  • 将棋の熱心なファンで、観戦記なども執筆している。
  • 翻訳で「奥泉康弘」の名義を使っていることがある。
  • 近畿大学文芸学部で長年教鞭を執り、2024年3月に定年退職した。