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第6回(1956年) 受賞受賞作: ゆみこのりす他
ゆみこのりす他は今西祐行による受賞作。作品の刊行状況と入手可能な本の情報を確認したうえで扱う。
今西祐行による受賞作。
受賞作刊行状況作品背景
今西 祐行
いまにし すけゆき
Imanishi Sukeyuki
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1923-10-28 (大阪府中河内郡縄手村字六万寺(現 東大阪市六万寺町))
- 死没
- 2004-12-21 (神奈川県(病院にて)) 81歳
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 宗教
- 日本基督教団(プロテスタント) 1941年受洗
- 居住地歴
- 生駒市(奈良県)で育つ → 西荻窪(東京都)に在住 → 津久井郡藤野町(神奈川県)
経歴
- 職業
- 児童文学作家, 編集者
- 活動期間
- 1942年〜2004年
- 所属
- 早大童話会, びわの実学校(編集同人)
- 影響を受けた人物
- 坪田譲治
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学 | 文学部 | 仏文科 | 学士 | 1942-1947 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1956 | 児童文学者協会新人賞 | そらのひつじかい | — | 日本児童文学者協会 | 受賞 |
| 1965 | 日本児童文学者協会賞 | 肥後の石工 | — | 日本児童文学者協会 | 受賞 |
| 1965 | 国際アンデルセン賞(国内賞) | 肥後の石工 | — | 国際児童図書評議会(IBBY)日本委員会 | 受賞 |
| 1965 | NHK児童文学奨励賞 | 肥後の石工 | — | NHK | 受賞 |
| 1969 | 野間児童文芸賞 | 浦上の旅人たち | — | 野間文化財団 | 受賞 |
| 1981 | 小学館文学賞 | 光と風と雲と樹と | — | 小学館 | 受賞 |
| 1981 | 日本児童文芸家協会賞 | 光と風と雲と樹と | — | 日本児童文芸家協会 | 受賞 |
| 1986 | 路傍の石文学賞 | マタルペシュペ物語(二部作) | — | 路傍の石文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 1991 | 芸術選奨(文部大臣賞) | 今西祐行全集 | — | 文化庁 | 受賞 |
| 1991 | 赤い鳥文学賞(特別賞) | 今西祐行全集 | — | 赤い鳥文学賞選考委員会 | 受賞(特別賞) |
| 1992 | 紫綬褒章 | — | — | 日本国政府 | 受章 |
受賞・候補エディション
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第6回(1966年) 受賞受賞作: 肥後の石工
『肥後の石工』は今西祐行の受賞作で、人物の内面と時代の空気を結びつけながら、人間の選択や記憶の重さを描く作品である。
『肥後の石工』は、個人の経験を通して時代の陰影を読ませる作品である。
児童文学石工歴史
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第7回(1969年) 受賞受賞作: 浦上の旅人たち
『浦上の旅人たち』は今西祐行による野間児童文芸賞の対象作である。長崎の浦上を背景に、信仰、旅、戦争の記憶を子どもの読者にも届く物語として描く。
『浦上の旅人たち』は、今西祐行が人間の経験と時代の空気を作品の中心に据えた一作である。
46ページ受賞作文学作品
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第5回(1980年) 受賞受賞作: 光と風と雲と樹と
『光と風と雲と樹と』は、沖縄戦の記憶を子どもの読者へ手渡す児童文学である。自然の光や風、雲や樹木の感触を題名に響かせながら、戦火の中で失われた暮らしと命を見つめ、平和への思いを静かに深めていく。
沖縄の空と樹々の記憶から、戦争が奪ったものを見つめる物語。
142ページ沖縄戦戦争と平和児童文学記憶の継承自然
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第29回(1980年) 受賞受賞作: 光と風と雲と樹と
『光と風と雲と樹と』は、沖縄戦の記憶を子どもの読者へ手渡す児童文学である。自然の光や風、雲や樹木の感触を題名に響かせながら、戦火の中で失われた暮らしと命を見つめ、平和への思いを静かに深めていく。
沖縄の空と樹々の記憶から、戦争が奪ったものを見つめる物語。
142ページ沖縄戦戦争と平和児童文学記憶の継承自然
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第8回(1986年) 受賞受賞作: 名栗川少年記 マタルペシュペ物語1
今西祐行が北海道・アイヌの歴史と少年の成長を重ねて描く児童文学。自然の中で生きる人びとの記憶と、異なる文化に触れる少年のまなざしが、物語を静かに支える。
北の土地の記憶と少年の成長を結び、歴史を物語として手渡す児童文学。
308ページ児童文学アイヌ文化自然成長歴史の記憶
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第41回(1991年) 受賞受賞作: 今西祐行全集
今西祐行の童話・児童文学を集成した全集。小さな生きものや子どものまなざし、戦争と記憶をめぐる作品群を通じて、詩情と倫理感を備えた作家像を伝える。
童話のやわらかな語りの中に、命と記憶への深いまなざしが宿る。
児童文学童話戦争の記憶全集
作品
代表作
肥後の石工
1965年 童話・児童文学肥後(現熊本県)で働く石工たちの日常と人間模様を描いた長編。職人の技と地域の暮らしを通して人間の尊厳を問う作品。
- [舞台] 肥後の石工 / 小沼一郎 (1969)
一つの花
1975年 童話・児童文学子どもの視点で愛や別れをやさしく描いた短編集。教科書にも採用された代表作の一つ。
ハコちゃん
1942年 童話・児童文学朝鮮人の幼い子ども『ハコちゃん』をモデルに書かれた初期の童話。戦時中の検閲で一部が抹消された経緯がある。
ヒロシマのうた
1970年 童話・児童文学広島原爆の体験に基づき、戦争と平和を訴える作品群。被爆の記憶を子どもたちに伝える役割を持つ。
光と風と雲と樹と
1980年 童話・児童文学自然と人間の営みを繊細に描いた作品。1981年に小学館文学賞などを受賞。
マタルペシュペ物語(二部作)
1985年 童話・児童文学郷土や人々の営みをテーマにした二部作。地域の伝承や暮らしを丁寧に描く長篇シリーズ。
全著作
- そらのひつじかい(1956)
- ハコちゃん(1942)
- ねことオルガン(1962)
- 肥後の石工(1965)
- 浦上の旅人たち(1969)
- ヒロシマのうた(1970)
- 一つの花(1975)
- 光と風と雲と樹と(1980)
- 名栗川少年記(マタルペシュペ物語第1部)(1985)
- 留辺蘂の春(マタルペシュペ物語第2部)(1985)
- 今西祐行全集(全15巻、1987–1990)
- 土ってあったかいね(1994)
翻案
- 『肥後の石工』舞台化(前進座、新橋演舞場、1969年)
作風・主題
- 文体
- やわらかな語り口叙情的で生活に根ざした描写子どもの視点を重視
- 頻出モチーフ
- 自然農や仕事動物戦争と平和郷土の暮らし
健康
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不詳(入院歴)1940年頃(中学時の入院)文学への傾倒を深め、執筆のきっかけとなった
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心不全2004年12月(死因)2004年に心不全で死去
評価・遺産
今西祐行は戦後日本の児童文学を代表する作家の一人であり、自然や労働、地域社会を温かく見つめる作風で幅広い世代に影響を与えた。代表作は教科書にも採用され、数々の文学賞を受賞した。教育活動として私立の農業小学校を開校するなど、実践的な地域文化の継承にも力を注いだ。
関連学会
- 日本児童文学学会
- 日本児童文学者協会
大衆文化への影響
- 小学校国語教科書に作品が掲載されるなど教育現場で広く用いられた
- 『肥後の石工』は舞台化され上演された
引用
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百姓にかぎらず、人間のするほんとうの仕事というものは、何かを作りあげることでも、掘り出すことでもなく、自然の本当のみのりを待って耕すことではないか。
出典: 『土ってあったかいね』 (1994年) -
童話は一生の事業とするに足るかということばに対する答として童話集を編んだ。
出典: 『たのしい仲間』(あとがき) (1943年)
豆知識
- デビュー作『ハコちゃん』は戦時中に一部検閲で抹消された経緯がある。
- 1987年に神奈川県藤野町で私立「菅井農業小学校」を開校した。
- 代表作のいくつかは小学校の国語教科書に掲載された。
- 甥に国文学者の今西祐一郎がいる。