日本の文学賞

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路傍の石文学賞

ろぼうのいしぶんがくしょう

石川文化事業財団が設立した文学賞。

文学賞
創設年
1979
主催
石川文化事業財団
カテゴリー
児童文学・童話・絵本
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
賞のステータス
終了

説明

『路傍の石』の著者である山本有三の功績を讃え、さまざまな作品に与えられる。第23回(2001年)の受賞以降は休止中。栃木市、山本有三ふるさと記念会、石川文化事業財団の三者が新たな事業展開を検討している。

関連の賞

  • 路傍の石幼少年文学賞

過去の受賞者

上橋菜穂子 うえばし なほこ 受賞

『精霊の守り人』は、上橋 菜穂子による児童文学。女用心棒バルサが、精霊の卵を宿した皇子チャグムを守るため追手と運命に立ち向かう。

精霊の守り人は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

325ページ
記憶社会人間関係
作家
角田光代 つのだ みつよ 受賞

『キッドナップ・ツアー』は少女が別居中の父に連れ出され、ぎこちない旅の中で親子の距離を測り直す児童文学。軽やかな語りの奥に家族の痛みがあります。

『キッドナップ・ツアー』は、家族を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

275ページ
家族少女の成長
作家
五味太郎 ごみ たろう 受賞
ときどきの少年

『ときどきの少年』は少年期の感覚を絵と言葉で切り取る作品。ユーモアと余白のある表現で、子どもの内面や世界の見え方を描きます。

『ときどきの少年』は、少年期を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

少年期絵と言葉日常
絵本作家
江國香織 えくに かおり 受賞
ぼくの小鳥ちゃん

青年の部屋に現れた小鳥との関係を、軽やかで少し不思議な筆致で描く物語。孤独な日常に入り込んだ存在が、心の距離や愛着を静かに変えていく。

ぼくの小鳥ちゃんは、小鳥を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

小鳥孤独日常愛着
作家
佐藤多佳子 さとう たかこ 受賞
イグアナくんのおじゃまな毎日

ペットとの暮らしがもたらす戸惑いと楽しさを描く児童文学。イグアナという異質な同居者を通して、家族や友だちとの関係が変化していく。

イグアナくんのおじゃまな毎日は、児童文学を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

児童文学ペット家族日常
作家
森絵都 もり えと 受賞

『アーモンド入りチョコレートのワルツ』は、森絵都による文学賞の作品。路傍の石文学賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

路傍の石文学賞で注目された、森絵都の個性がうかがえる作品。

230ページ
文学賞路傍の石文学賞
小宮山量平 こみやま りょうへい 特別賞

『千曲川-そして、明日の海へ』は、小宮山量平による文学賞の作品。路傍の石文学賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。

路傍の石文学賞で注目された、小宮山量平の個性がうかがえる作品。

349ページ
文学賞路傍の石文学賞
三木卓 みき たく 受賞
イヌのヒロシ

イヌのヒロシは、三木卓による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

イヌのヒロシは、受賞歴を通じて読み継がれる三木卓の作品である。

受賞作品社会記憶人物
神沢利子 かみざわ りこ 受賞
神沢利子コレクション 全5巻

『神沢利子コレクション 全5巻』は、神沢利子による路傍の石文学賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。

神沢利子コレクション 全5巻という題名のもと、神沢利子が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。

受賞作路傍の石文学賞人物と時代記憶
岩瀬成子 いわせ なるこ 受賞
迷い鳥とぶ、ステゴザウルス

『迷い鳥とぶ、ステゴザウルス』は、岩瀬成子による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

迷い鳥とぶ、ステゴザウルスという題名を軸に、岩瀬成子の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

文学作品受賞作1995年
那須正幹 なす まさみき 受賞

人をだます者たちの姿を通じて、弱さやしたたかさを描く物語。軽妙な展開の中に、信じることの危うさがある。

『さぎ師たちの空』は、児童文学を入口に人間の心の動きを描く作品。

255ページ
児童文学詐欺信頼成長
山下明生 やました あきお 受賞
カモメの家

カモメの家は、山下明生による児童文学作品。子どもの視点に寄り添い、成長、想像力、人との関わりを読みやすい物語として描く。

カモメの家は、山下明生の作風と主題が凝縮された受賞作品です。

児童文学成長想像力
長谷川集平 はせがわ しゅうへい 受賞
石とダイヤモンド、鉛筆デッサン小池さん

長谷川集平の『石とダイヤモンド』と『鉛筆デッサン小池さん』をあわせた受賞対象。家族、表現、若い感受性をめぐる二つの物語が、児童文学の枠を越えて生き方への問いを投げかける。

家族の記憶と表現へのあこがれが、少年たちの心を静かに動かす。

児童文学家族芸術成長
長田弘 ながた ひろし 受賞
深呼吸の必要、心の中にもっている問題

『深呼吸の必要、心の中にもっている問題』は、長田弘による作品。日常の言葉を静かに見つめ、呼吸や心の置き場を問い直す詩的な作品群。内面に残る違和感や沈黙を丁寧にすくい上げる。

『深呼吸の必要、心の中にもっている問題』は、長田弘の表現の核がよく表れた一作である。

受賞作文学表現記憶と関係
高田桂子 たかだ けいこ 受賞

『ざわめきやまない』は、高田桂子による受賞作。理論社から1989.3に刊行された作品として確認できる。

高田桂子の受賞作『ざわめきやまない』。

287ページ
受賞作文学
舟崎克彦 ふなざき かつひこ 受賞
ぽっぺん先生シリーズ

『ぽっぺん先生シリーズ』は、舟崎克彦による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

受賞作として読まれてきた『ぽっぺん先生シリーズ』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

受賞作文学作品記憶時代
浜田けい子 はまだ けいこ 受賞

まぼろしの難波宮―山根徳太郎物語は、浜田けい子が子どもの視点に寄り添って描く作品。成長の不安、家族や友人との関係、世界を知る喜びを、読みやすい語り口で伝える。

まぼろしの難波宮―山根徳太郎物語は、浜田けい子が子どもの視点に寄り添って描く作品。

269ページ
児童文学成長家族友情
作家
今江祥智 いまえ しょうとも 受賞

ぼんぼんは、今江祥智が子どもの視点に寄り添って描く作品。成長の不安、家族や友人との関係、世界を知る喜びを、読みやすい語り口で伝える。

ぼんぼんは、今江祥智が子どもの視点に寄り添って描く作品。

496ページ
児童文学成長家族友情
作家
いぬいとみこ いぬい とみこ 受賞
光の消えた日

『光の消えた日』は、いぬいとみこによる児童文学作品で、路傍の石文学賞の受賞作です。

『光の消えた日』は、いぬいとみこの受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。

298ページ
成長家族想像力
作家
今西祐行 いまにし すけゆき 受賞

今西祐行が北海道・アイヌの歴史と少年の成長を重ねて描く児童文学。自然の中で生きる人びとの記憶と、異なる文化に触れる少年のまなざしが、物語を静かに支える。

北の土地の記憶と少年の成長を結び、歴史を物語として手渡す児童文学。

308ページ
児童文学アイヌ文化自然成長歴史の記憶
作家
西村滋 にしむら しげる 受賞

『母恋い放浪記』は、西村滋による自伝的小説。受賞対象として記録される作品で、刊行情報と作品内容を確認できる範囲で整理した。

母恋い放浪記は、西村滋の仕事を示す受賞作。

299ページ
受賞作自伝的小説
作家
角野栄子 かどの えいこ 受賞
わたしのママはしずかさん

『わたしのママはしずかさん』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。

『わたしのママはしずかさん』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。

受賞作品人間関係時代性記憶社会
作家
黒柳徹子 くろやなぎ てつこ 受賞

トモエ学園での日々を、子どもの視点に寄り添って描く自伝的作品。校長先生のまなざしと自由な学びの場が、ひとりの少女の個性を伸ばしていく。

窓ぎわのトットちゃんは、学校を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。

295ページ
学校子どもの個性記憶
作家
菅生浩 すごう ひろし 受賞
子守学校の女先生

子どもに向き合う若い先生の姿を通じて、教育の現場にある戸惑いと喜びを描く児童文学。人を育てる仕事の重さと、子どもたちのまっすぐな反応が物語を支える。

子守学校の女先生は、児童文学を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。

児童文学教育成長
作家
倉本聰 くらもと そう 受賞
北の国から

『北の国から』は、倉本聰による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。

倉本聰の『北の国から』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。

文学賞受賞作1980年代文学作者の主題意識
脚本家
竹崎有斐 たけざき ゆうひ 受賞

昭和16年、戦争が広がる時代を背景に、キリスト教徒である中学生の主人公が学校生活を送りながら、宗教と戦争を見つめていく児童文学。神風連系の中学校という場を通して、信仰、国家、少年の内面が重なり合う。

戦時下の中学校生活の中で、少年は信仰と戦争を自分の目で見つめていく。

396ページ
戦争信仰中学生学校生活児童文学
作家
川村たかし かわむら たかし 受賞

川村たかしが、牛とともに生きる村の暮らしを子どもの視点から描いた児童文学である。山へ働きに出る母牛と子牛の別れ、家族の生活、動物への深い共感を重ね、農村の労働と命の感情を静かに浮かび上がらせる。

牛の涙を見つめる少女の心に、人と動物の別れの痛みがひとつにつながっていく。

214ページ
農村の暮らし牛と人間別れ子どもの感受性命への共感
作家
灰谷健次郎 はいたに けんじろう 受賞
太陽の子

『太陽の子』は、灰谷健次郎による児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。

灰谷健次郎の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。

成長想像力家族と社会
作家