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第84回(1997年) 受賞受賞作: 最後の息子253ページ
吉田 修一
よしだ しゅういち
Yoshida Shuichi
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1968-09-14 (長崎県長崎市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 小説家
- 活動期間
- 1997年〜
- ノミネート
- 1996年 - 文學界新人賞候補(Water), 1997年 - 第117回芥川龍之介賞候補(最後の息子), 1998年 - 第118回芥川龍之介賞候補(破片), 2000年 - 第122回芥川龍之介賞候補(突風), 2001年 - 第124回芥川龍之介賞候補(熱帯魚), 2001年 - 第23回野間文芸新人賞候補(熱帯魚), 2008年 - 本屋大賞候補(悪人), 2010年 - 本屋大賞候補(横道世之介), 2015年 - 本屋大賞候補(怒り)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 法政大学経営学部 | 経営学部 | 経営学科 | 学士(経営学) | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1997 | 文學界新人賞 | 最後の息子 | — | 文學界 | 受賞 |
| 2002 | 山本周五郎賞 | パレード | — | 山本周五郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2002 | 芥川龍之介賞 | パーク・ライフ | — | 芥川賞選考委員会 | 受賞 |
| 2007 | 毎日出版文化賞 | 悪人 | — | 毎日新聞社 | 受賞 |
| 2007 | 大佛次郎賞 | 悪人 | — | 大佛次郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2010 | 柴田錬三郎賞 | 横道世之介 | — | 柴田錬三郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2019 | 芸術選奨文部科学大臣賞 | 国宝 | — | 文化庁 | 受賞 |
| 2019 | 中央公論文芸賞 | 国宝 | — | 中央公論新社 | 受賞 |
| 2022 | 島清恋愛文学賞 | ミス・サンシャイン | — | 島清恋愛文学賞選考委員会 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第127回(2002年) 受賞受賞作: パーク・ライフ
日比谷公園で出会った男女の会話と距離感を通して、都市で働く若者の孤独と曖昧な親密さを描く中編小説。淡い恋愛の手触りと、都心の風景の軽やかな揺れが重なる。
公園のベンチに流れる会話から、都市生活の孤独と近さが浮かび上がる。
176ページ都市孤独恋愛日常
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第15回(2002年) 受賞受賞作: パレード
東京のマンションで共同生活を送る若者たちの日常を、軽い会話とずれた距離感で描く長編。穏やかに見える関係の底にある孤独と暴力が、読み進めるほど不穏な輪郭を帯びていく。
同じ部屋に暮らす若者たちの平穏が、少しずつ別の顔を見せる。
309ページ共同生活都市若者不穏
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第61回(2007年) 受賞
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第34回(2007年) 受賞受賞作: 悪人
『悪人』は吉田修一による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。
悪人は、吉田修一の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。
420ページ受賞作人間関係記憶社会
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第23回(2010年) 受賞受賞作: 横道世之介
一九八〇年代後半に長崎から上京した大学生・横道世之介の一年を描く青春小説。本人ののんびりした人柄と、周囲の人々の後年の記憶が重なり、ありふれた時間のかけがえのなさを浮かび上がらせる。
どこにでもいそうで忘れがたい青年の一年が、読む者の記憶にも残っていく。
432ページ青春小説上京一九八〇年代大学生活記憶
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第14回(2019年) 受賞
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第29回(2022年) 受賞受賞作: ミス・サンシャイン
大学院生の岡田一心が、伝説の映画女優・和楽京子こと石田鈴の家で荷物整理を手伝ううちに、彼女の映画人生と被爆の記憶に触れていく長編小説。世代を超えた交流を通して、長崎と戦争の記憶、老いと再生を静かに描く。
大女優と大学院生の交流の先に、長崎と原爆の記憶がひらかれていく。
288ページ映画長崎原爆記憶老い
作品
代表作
最後の息子
1999年 短編集表題作「最後の息子」を含む短編集。1997年の文學界新人賞受賞作を収録し、吉田のデビュー作として注目を集めた。
パレード
2002年 長編小説都市に暮らす若者たちを描く群像劇。共同生活や交錯する人間関係、孤独を繊細に描写する作品。
- [映画] パレード / 行定勲 (2010)
悪人
2007年 長編小説殺人事件をめぐる人間ドラマ。被害者と加害者、それを取り巻く人々の孤独や倫理を描き、社会の目と個人の感情のずれを浮き彫りにする。
- [映画] 悪人 / 李相日 (2010)
- 英訳『Villain』
横道世之介
2009年 長編小説1960年代後半を舞台に、主人公・横道世之介の青春と人々との交流を温かく描く長編。郷愁と成長を主題とする作品。
- [映画] 横道世之介 / 沖田修一 (2013)
怒り
2014年 長編小説ある殺人事件をきっかけに生まれる疑念と不信、登場人物たちの証言の齟齬から真実が揺らぐ群像劇。
- [映画] 怒り / 李相日 (2016)
国宝
2018年 長編小説伝統芸能に身を捧げた男の一代記的長編。芸と執着、家族や社会との関係を問いかける大作。
- [映画] 国宝 / 李相日 (2025)
路(ルウ)
2012年 長編小説台湾を舞台にした長編。著者の台湾好きが反映された作品で、現地の風景や人間関係を織り込む。
- [テレビドラマ] 路〜台湾エクスプレス〜 (2020)
太陽は動かない
2012年 アクション・スパイ小説AN通信エージェント・鷹野一彦シリーズの一作。スパイ/アクションを主題にしたエンターテインメント小説。
- [映画] 太陽は動かない / 羽住英一郎 (2021)
全著作
- 最後の息子
- 熱帯魚
- パレード
- パーク・ライフ
- 悪人
- 横道世之介
- 怒り
- 国宝
- 路(ルウ)
- 太陽は動かない
- ミス・サンシャイン
- 湖の女たち
翻案
- パレード(映画化)
- 悪人(映画化)
- 横道世之介(映画化)
- 怒り(映画化)
- 太陽は動かない(映画化・ドラマ化)
- 路(テレビドラマ化)
作品の翻訳
- 悪人(英訳)
- パレード(英訳)
作風・主題
- 文体
- 現代社会のリアリズム寄りの語り群像劇的描写簡潔で抑制した文体
- 頻出モチーフ
- 都市生活若者の孤独犯罪と倫理家族と関係性
評価・遺産
吉田修一は現代日本文学を代表する作家の一人であり、純文学と大衆文学の双方で評価を受けている。多数の作品が映画・ドラマ化され、特に台湾での人気も高い。国内外で幅広い読者層を持ち、メディアミックスでの展開も多い。
資料所蔵先
- 国立国会図書館
- 法政大学図書館(所蔵あり)
大衆文化への影響
- 多数の映画・ドラマ化による広い認知
- NHK Eテレ『ネコメンタリー』に愛猫とともに出演(2017年)
- 台湾を舞台にした作品で台湾での人気が高い
豆知識
- 長崎市出身。
- 1997年『最後の息子』で文學界新人賞を受賞し文壇デビューした。
- 2002年に『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川龍之介賞を受賞し話題になった。
- 愛猫家で、ベンガルの金太郎(通称・金ちゃん)とスコティッシュフォールドの銀太郎(銀ちゃん)と暮らしている。
- 台湾を舞台にした作品があり、台湾でも高い人気を誇る。
- 多くの作品が映画やテレビ、舞台、漫画化されている。