日本の文学賞

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北海道ゆかりの本大賞

ほっかいどうゆかりのほんたいしょう

北海道にゆかりのある本を対象とし、書店員の投票で選ぶ文学賞。

小説ノンフィクション画集絵本コミック
創設年
2016
主催
北海道書店大商談会
カテゴリー
出版文化・書籍文化
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
9月頃
賞のステータス
活動中

説明

北海道ゆかりの本大賞は、物語の舞台や著者の出身など北海道にゆかりのある書籍を対象とし、北海道書店大商談会が主催、北海道の書店員の投票で受賞作品を選出する公募制の文学賞。小説だけでなくノンフィクションや絵本、コミックなど幅広いジャンルが対象となる。

賞品

主賞品
大賞受賞作品として表彰

選考情報

選考プロセス

投票
審査員 北海道の書店員

関連の賞

  • 酒飲み書店員大賞

公式情報

https://www.jpic.or.jp/event/syoudankai/hokkaido-shoudan.html

過去の受賞者

朝倉かすみ あさくら かすみ 本大賞

『平場の月』は、地元に戻った中年の男女が病院の売店で再会し、過去と現在を抱えながら静かに近づいていく恋愛小説。若さのきらめきではなく、老いた家族、離婚、生活の疲れを背負った人たちの間に生まれる切実な感情を描く。

五十年を生きてきたふたりが、地元の平場で再び出会い、静かな熱を取り戻していく。

248ページ
中年の恋再会地元老い生活の哀しみ
河治和香 かわじ わか 本大賞

北海道の名付け親として知られる松浦武四郎の生涯を、晩年の語りを通してたどる歴史小説。蝦夷地調査、アイヌの人々へのまなざし、幕末から明治へ移る時代の歪みが、ひとりの探検家の熱量とともに描かれる。

北の大地を歩き抜いた男の記憶が、北海道の名の奥にある歴史を呼び起こす。

317ページ
歴史小説松浦武四郎北海道アイヌ
あべ弘士 あべ ひろし 絵本大賞

アイヌの少年と子グマのキムルンが乳兄弟のように育ち、やがてイオマンテを前に別れと再会へ向かう絵本。北海道の自然と命の循環を背景に、親しさ、祈り、神の国へ帰す儀礼を描く。

少年とクマがともに育った日々は、命を送る儀礼へとつながっていく。

36ページ
アイヌイオマンテ命の循環北海道
増田俊也 ますだ としや 文芸書部門大賞

かつて北海道を代表した新聞社を舞台に、新聞作りに携わる人びとの熱気と時代の移り変わりを描く長編小説。地方紙の現場、報道への情熱、組織の栄枯盛衰を通じて、北海道の戦後史を物語として浮かび上がらせる。

紙面を作る熱が、北海道という土地の記憶を呼び起こす。

429ページ
北海道新聞社地方紙報道戦後史
野田サトル のだ さとる コミック部門大賞

明治末期の北海道を舞台に、元兵士の杉元佐一とアイヌの少女アシリパが埋蔵金を追う冒険漫画。サバイバル、アイヌ文化、歴史、料理、アクションを重ね、北海道を濃密な物語空間として描く。

北の大地を駆ける金塊争奪戦が、歴史と文化を巻き込んで加速する。

188ページ
北海道アイヌ文化冒険明治時代サバイバル
桜木紫乃 さくらぎ しの 大賞

『蛇行する月』は、桜木紫乃による小説で、2016年の大賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。

桜木紫乃の『蛇行する月』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。

168ページ
受賞作書誌確認現代文学