日本の文学賞

← 文学賞一覧に戻る

田中裕明賞

たなかひろあきしょう

俳人田中裕明を記念し、ふらんす堂が2009年に創設した年1回の公募俳句賞。

俳句の賞人名を冠した文学賞
創設年
2009
主催
ふらんす堂
カテゴリー
俳句・俳諧
選考方式
公募
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
締切時期
1月頃
発表時期
5月頃
賞のステータス
活動中

説明

満45歳までの俳人が刊行した句集(製本された流通可能な形式に限る、私家版不可)を対象とし、自薦・他薦を問わず応募できる。電子書籍は対象外。選考委員は出版に関わった句集を推さないルールのもと審査を行い、授賞式後には選考会の詳細や記念吟行句会をまとめた小冊子が毎年刊行される。

賞品

主賞品
受賞句集の選考および小冊子の刊行
  • 受賞者の句集に関する小冊子刊行

選考情報

選考基準

  • 満45歳までの俳人が対象
  • 刊行された句集が選考対象
  • 自薦・他薦を問わない
  • 自費出版・手製本での応募可(電子版不可)

応募のヒント

推奨

  • 自薦・他薦どちらでも応募可能
  • 自費出版や手製本で応募可

注意

  • 電子版による応募は禁止

公式情報

http://furansudo.com/award/index.html

過去の受賞者

藤井あかり ふじい あかり 受賞

藤井あかりの第二句集。日常の光景をとらえながら、孤独、喪失、死への意識を繊細な叙情として織り込む俳句を収める。

日常の景色に潜む孤独や喪失の感覚を、澄んだ叙情で掬い取る第二句集。

212ページ
日常孤独喪失死自然と季節
俳人
浅川芳直 あさかわ よしなお 受賞
夜景の奥

東北の風土と日々の感覚を足場に、光、雪、震災の記憶、若い生活の手触りを詠んだ浅川芳直の第一句集。平成14年秋から令和5年1月までの286句を収め、写生の確かさと静かな叙情を重ねている。

雪となる夜景の奥の雪の山。

172ページ
東北の風土光と雪震災の記憶日常の写生青春
俳人
南十二国 みなみ じゅうにこく 受賞

南十二国が2007年から2022年までに詠んだ句を収めた第一句集。身近な生き物や季節の景を、明るく素朴なまなざしと平明な言葉で捉え、日々の時間に新鮮な驚きを見いだしていく。

平明な言葉で、日々の景色に初めて出会うような瞬間を刻む第一句集。

190ページ
俳句季節日常自然未来
俳人
岩田奎 いわた けい 受賞
膚

俳句でしか言えない身体感覚と風景の揺れを、鋭い観察と清潔な言葉で刻んだ岩田奎の第一句集。

身体の輪郭を、句で磨き上げる。

176ページ
句集俳句身体感覚観察若い俳人
俳人
相子智恵 あいこ ちえ 受賞

季語と視線の往復から、世界に応答する感覚を立ち上げる第一句集。万物に呼びかけ、万物から返される響きをすくう。

万物に呼びかけ、万物から返される響きをすくう。

196ページ
句集俳句季語観察呼応
俳人
如月真菜 きさらぎ まな 受賞
琵琶行

如月真菜の句集『琵琶行』は第12回田中裕明賞を受賞した句集。旅や土地の手触りを、古典への眼差しと重ねながら詠み進める作品として評価された。

琵琶の響きのように、旅の余韻が残る句集。

俳句旅土地古典句集
俳人
生駒大祐 いこま だいすけ 受賞
水界園丁

生駒大祐による受賞作。『水界園丁』は、受賞時の対象作品として確認されている。

『水界園丁』は、生駒大祐の受賞作として読まれている。

受賞作現代文学
俳人
該当なし
小野あらた おの あらた 受賞
毫

平成生まれの俳人による第一句集。日常の微細な感触や音、若い身体感覚を、端正な句のかたちにとどめる。

平成生まれの俳人による第一句集。

199ページ
俳句第一句集日常
俳人
小津夜景 おづ やけい 受賞
フラワーズ・カンフー

小津夜景による受賞作。『フラワーズ・カンフー』は、受賞時の対象作品として確認されている。

『フラワーズ・カンフー』は、小津夜景の受賞作として読まれている。

受賞作現代文学
俳人
北大路翼 きたおおじ つばさ 受賞
天使の涎

『天使の涎』は、北大路翼による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

『天使の涎』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

文学人生記憶
俳人
鴇田智哉 とびた ともや 受賞
凧と円柱

「凧と円柱」は、鴇田智哉による田中裕明賞の対象作品である。受賞・候補記録から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

鴇田智哉の「凧と円柱」は、受賞歴と書誌確認の経路をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

受賞作人物の選択社会と記憶
俳人
榮猿丸 さかえ さるまる 受賞

榮猿丸の句集。点滅する光のように、都市や日常の断片を切り取り、俳句の短い時間へ収める。

点滅は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる榮猿丸の作品である。

186ページ
都市俳句受賞作書誌確認
俳人
西村麒麟 にしむら きりん 受賞
鶉

西村麒麟の句集。身近な生き物や季節の気配を手がかりに、静かな観察と余白を生かす。

鶉は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる西村麒麟の作品である。

128ページ
季節と観察受賞作書誌確認
俳人
津川絵理子 つがわ えりこ 受賞

『はじまりの樹』は、津川 絵理子による受賞作で、2013年の該当文学賞で選ばれた作品です。受賞情報と書誌データを照合し、作品単位で紹介できる範囲の情報を整理しました。

2013年の受賞作として記録される『はじまりの樹』の書誌と作品概要。

175ページ
受賞作受賞作2013年
俳人
関悦史 せき えつし 受賞

『六十億本の回転する曲がつた棒』は、関悦史による句集。現代社会の速度や身体感覚を、鋭い言葉の圧縮で捉える句集。奇妙な比喩と硬質なイメージが、世界の不穏さを浮かび上がらせる。

六十億本の回転する曲がつた棒は、俳句を軸に作品世界を立ち上げる。

133ページ
俳句現代社会身体感覚比喩
俳人
該当なし
高柳克弘 たかやなぎ かつひろ 受賞

二〇〇三年から二〇〇八年までの句を収める第一句集。若い感性と形式への意識が、日常の手触りや季節の光を鮮やかな俳句へ結晶させる。

まだ踏まれていない場所へ、俳句の形式が静かに歩み出す。

207ページ
俳句青春
俳人