日本の文学賞

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井上 靖

いのうえ やすし

Inoue Yasushi

ペンネーム: 井上 泰詩作活動における筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1907-05-06 (北海道上川郡旭川町)
死没
1991-01-29 (東京都中央区築地国立がん研究センター) 83歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 詩人
活動期間
1936年〜1991年
所属団体
日本芸術院会員
ノミネート
ノーベル文学賞

学歴

京都帝国大学文学部
文学部 / 哲学科
期間: 1932-1936
卒業年: 1936
国: 日本

受賞歴

芥川龍之介賞
1950
対象作品: 闘牛
主催: 文藝春秋
結果: 受賞
芸術選奨文部大臣賞
1958
対象作品: 天平の甍
主催: 芸術選奨
結果: 受賞
日本芸術院賞
1959
対象作品: 氷壁
主催: 日本芸術院
結果: 受賞
毎日芸術賞
1960
対象作品: 敦煌
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
文藝春秋読者賞
1960
対象作品: 蒼き狼
主催: 文藝春秋
結果: 受賞
野間文芸賞
1961
対象作品: 淀どの日記
主催: 野間文化財団
結果: 受賞
読売文学賞
1964
対象作品: 風濤
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
日本文学大賞
1969
対象作品: おろしや国酔夢譚
主催: 公益財団法人日本文学振興会
結果: 受賞
文化勲章
1976
主催: 日本政府
結果: 受章
菊池寛賞
1980
主催: 菊池寛賞運営委員会
結果: 受賞
朝日賞
1985
主催: 朝日新聞社
結果: 受賞
日本文学大賞
1982
対象作品: 本覺坊遺文
主催: 公益財団法人日本文学振興会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: 闘牛

    『闘牛』は井上靖による作品で、1949-2回の芥川龍之介賞で受賞対象となった。初期の同賞を形づくった作品の一つとして、作者の時代認識や人物描写の特色を伝える。

    井上靖の『闘牛』は、芥川龍之介賞の初期受賞作として記録される作品である。

    近代日本文学芥川賞社会と個人
野間文芸賞 3回登壇
  1. 受賞作: 黒い蝶・姨捨

    『黒い蝶・姨捨』は、井上靖が戦後の人間関係に潜む欲望、喪失、老いを異なる角度から描いた受賞対象である。『黒い蝶』では、富豪の亡き娘への思いと演奏家招聘をめぐる企てが交錯し、『姨捨』では古典的な姨捨伝説を背景に、血縁と介護、老いへのまなざしが静かに掘り下げられる。

    富と追憶が人を動かす長編と、老いをめぐる血縁の痛みを描く短編が、井上靖の心理描写の幅を示している。

    276ページ
    戦後社会喪失と追憶家族と老い欲望と良心古典的モチーフの近代化
  2. 受賞作: 淀どの日記

    井上靖の『淀どの日記』は、浅井三姉妹の長女として生まれ、豊臣秀吉の側室となった茶々の生涯を描く歴史小説である。悪女像に収まりきらない一人の女性として、戦国の運命に翻弄される姿を追う。

    戦国の権力のただ中で、茶々の孤独な声が日記のように響く。

    494ページ
    歴史小説茶々豊臣家戦国時代女性の生涯
  3. 受賞作: 孔子

    『孔子』は、井上靖による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

    『孔子』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

    時代と個人記憶社会人間関係
日本芸術院賞 1回登壇
  1. 受賞作: 氷壁

    氷壁は井上靖による受賞作。作品の刊行状況と入手可能な本の情報を確認したうえで扱う。

    井上靖による受賞作。

    受賞作刊行状況作品背景
読売文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 風濤

    『風濤』は、井上靖が元寇を高麗と元の側から描いた歴史小説。フビライの野望によって高麗が兵站基地へ変えられ、人々が大国の意志に翻弄されていく姿を、広い歴史の視野で描く。

    元寇の波は、海の向こうで疲弊する高麗の人々にも襲いかかる。

    352ページ
    歴史小説元寇高麗大国と小国
日本文学大賞 2回登壇
  1. 受賞作: おろしや国酔夢譚

    大黒屋光太夫らの漂流とロシア滞在を題材に、異国で生き延びる人間の意志と望郷を描く歴史小説。遠い土地の経験が、日本へ帰る願いと複雑に絡み合う。

    流氷の彼方で、帰国への願いと異国の記憶が交差する。

    335ページ
    漂流ロシア望郷
  2. 受賞作: 本覚坊異聞

    井上靖による受賞作。作品名と受賞文脈から、当時の創作活動を示す一作として扱われる。

    本覚坊異聞は、井上靖の受賞歴を代表する作品の一つ。

作品

代表作

闘牛

1950年 小説
映像化・舞台化
  • [映画] 闘牛 (1950)

健康

  • 食道癌
    1986
    手術後の集中治療室で講義した

評価・遺産

戦後を代表する作家として高い評価を得る

記念館・博物館

  • 井上靖記念館 北海道旭川市