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第21回(2005年) 受賞受賞作: マンイーター256ページ
津村 記久子
つむら きくこ
Tsumura Kikuko
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1978-01-23 (大阪府大阪市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 大阪府大阪市
経歴
- 職業
- 小説家, 作家
- 活動期間
- 2005年〜
- 影響を受けた人物
- カート・ヴォネガット, ギルバート・ケイス・チェスタートン
- ノミネート
- 第138回芥川龍之介賞候補 — 「カソウスキの行方」 (2008), 第139回芥川龍之介賞候補 — 「婚礼、葬礼、その他」 (2008)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大谷大学 | 文学部 | 国際文化学科 | 学士 | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005 | 太宰治賞 | マンイーター(単行本化時に『君は永遠にそいつらより若い』に改題) | — | 太宰治賞選考委員会 | 受賞 |
| 2008 | 野間文芸新人賞 | ミュージック・ブレス・ユー!! | — | 野間文芸新人賞選考委員会 | 受賞 |
| 2008 | 咲くやこの花賞 | — | 文芸その他部門 | 咲くやこの花賞選考委員会 | 受賞 |
| 2009 | 芥川龍之介賞 | ポトスライムの舟 | — | 芥川賞選考委員会 | 受賞 |
| 2011 | 織田作之助賞 | ワーカーズ・ダイジェスト | — | 織田作之助賞選考委員会 | 受賞 |
| 2013 | 川端康成文学賞 | 給水塔と亀 | — | 川端康成文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 2016 | 芸術選奨新人賞 | この世にたやすい仕事はない | — | 芸術選奨選考委員会 | 受賞 |
| 2017 | 紫式部文学賞 | 浮遊霊ブラジル | — | 紫式部文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 2017 | 酒飲み書店員大賞 | アレグリアとは仕事はできない | — | 酒飲み書店員大賞選考委員会 | 受賞 |
| 2018 | エキナカ書店大賞 | とにかくうちに帰ります | — | エキナカ書店大賞選考委員会 | 候補 |
| 2019 | サッカー本大賞 | ディス・イズ・ザ・デイ | — | サッカー本大賞選考委員会 | 受賞 |
| 2023 | 谷崎潤一郎賞 | 水車小屋のネネ | — | 谷崎潤一郎賞選考委員会 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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受賞作: ポトスライムの舟
工場で働く女性が、自分の年収と同じ額で世界一周できると知り、日々の労働と生活を見つめ直す小説。表題作と関連作を通じて、働くことの重さとささやかな希望を描く。
年収と同じ値段の船旅が、働く日々に小さな光を差し込ませる。
186ページ芥川賞労働生活現代小説
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第30回(2008年) 受賞受賞作: ミュージック・ブレス・ユー!!
『ミュージック・ブレス・ユー!!』は津村記久子による野間文芸新人賞の受賞作。角川書店から2008年に刊行された作品で、受賞時に示された題材と語り口を通じて、人物の選択や時代の空気を描く。
『ミュージック・ブレス・ユー!!』は、野間文芸新人賞で評価された津村記久子の作品です。
218ページ人間関係時代の空気内面の変化
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第28回(2011年) 受賞受賞作: ワーカーズ・ダイジェスト
『ワーカーズ・ダイジェスト』は、津村記久子による小説です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。
『ワーカーズ・ダイジェスト』は、津村記久子の表現を受賞作として伝える小説です。
200ページ労働大阪日常
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第39回(2013年) 受賞受賞作: 給水塔と亀
定年後に故郷へ戻った男と亀をめぐる静かな短編。製麺所や海辺の町の空気を背景に、老いと新しい生活の始まりを淡いユーモアで描く。
老いの時間と故郷の風景が、亀の存在を通じて静かにほどける。
180ページ短編小説老い家族
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第66回(2016年) 受賞受賞作: この世にたやすい仕事はない
『この世にたやすい仕事はない』は、津村記久子による受賞作です。受賞記録上の題名と作者名を基準に、作品単体の書籍化情報と内容紹介を切り分けて整理しました。
津村記久子『この世にたやすい仕事はない』は、受賞時の評価軸を手がかりに読み直したい作品です。
受賞作現代日本文学
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第27回(2017年) 受賞受賞作: 浮遊霊ブラジル
津村記久子の短編集。表題作では、死後にブラジルへ向かう浮遊霊という奇妙な設定を通して、移動、労働、孤独、日常の距離感がユーモアと寂しさを交えて描かれる。現実の手触りを保ちながら、少しずつずれた世界を見せる作品集。
日常から少しだけ浮いた視点が、働くことと生きることの輪郭を照らす。
180ページ短編集労働孤独ユーモア越境
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第13回(2017年) 受賞受賞作: アレグリアとは仕事はできない
職場の大型コピー機を相手にするような奇妙な対立を通じ、労働の日常に潜む理不尽さをユーモラスに描く小説。
『アレグリアとは仕事はできない』は、津村記久子の受賞作として作品世界の核がよく伝わる一冊です。
207ページ仕事職場ユーモア
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第59回(2023年) 受賞受賞作: 水車小屋のネネ
姉妹とヨウムのネネを通して、40年にわたる助け合いと再生を描く長編小説。
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉。
496ページ長編小説家族再生地方成長群像
作品
代表作
君は永遠にそいつらより若い
2005年 短編集/小説デビュー作を含む短編を集めた作品集。社会や若者の感情をユーモラスかつ冷静に描く。
カソウスキの行方
2008年 小説人物の細やかな心理を描く長編で、社会の周縁にいる人々の関係性を掘り下げる。
ミュージック・ブレス・ユー!!
2008年 短編集音楽や日常を題材にした短編を収めた作品集。軽妙な語り口で人物を描く。
ポトスライムの舟
2009年 短編集/小説職場や人間関係を題材にした短編を中心に収めた一冊。受賞作を含む。
ワーカーズ・ダイジェスト
2011年 小説働く人々の日常や矛盾を描いた作品。労働の現場に立つ人々の視点が中心。
この世にたやすい仕事はない
2015年 ノンフィクション風/エッセイ職場経験を背景に働くことの難しさを描いた作品集。エッセイ風の連作も含む。
浮遊霊ブラジル
2016年 短編集/小説多様な人物像と都市生活を描いた短編集。ユーモアと批評性を併せ持つ作品群。
水車小屋のネネ
2023年 小説連載を経て刊行された長編。地方や日常を見つめる視点が特徴的な作品。
全著作
- 君は永遠にそいつらより若い
- カソウスキの行方
- ミュージック・ブレス・ユー!!
- 婚礼、葬礼、その他
- アレグリアとは仕事はできない
- 八番筋カウンシル
- ポトスライムの舟
- ワーカーズ・ダイジェスト
- まともな家の子供はいない
- とにかくうちに帰ります
- ウエストウイング
- これからお祈りにいきます
- ポースケ
- エヴリシング・フロウズ
- この世にたやすい仕事はない
- 浮遊霊ブラジル
- ディス・イズ・ザ・デイ
- サキの忘れ物
- つまらない住宅地のすべての家
- 現代生活独習ノート
- 水車小屋のネネ
- うそコンシェルジュ
作風・主題
- 文体
- 簡潔で明快な語り口ユーモアと冷静な観察現代社会への視線
- 頻出モチーフ
- 職場と労働女性の視点関西・大阪の風景日常のズレ
評価・遺産
現代日本の労働や女性の生活を描く作家として高く評価され、多数の主要文学賞を受賞している。関西の視点やユーモアを持った作風が特徴。
豆知識
- 趣味はスポーツ観戦(海外サッカー、ロードレース、フィギュアスケート)。
- デビュー当初は兼業作家で、就業後に二度寝を挟んで執筆していた。
- 大阪市出身で、作品には関西弁や関西を舞台にした描写が多い。
- デビュー作は『マンイーター』(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)。