日本の文学賞

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朝井 まかて

あさい まかて

Asai Makate

別名: 金井智恵子
ペンネーム: 朝井 まかて沖縄出身の祖母・新里マカテの名に由来するペンネーム

プロフィール

性別
女性
生誕
1959-08-15 (大阪府羽曳野市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪府羽曳野市(出生地) → 大阪市(在住)

経歴

職業
小説家, コピーライター, 企画制作会社経営者
活動期間
2008年〜
影響を受けた人物
ヤーコプ・フォン・ユクスキュル(『生物から見た世界』)
ノミネート
第1回高校生直木賞(2014)候補 - 『恋歌』, 第21回中山義秀文学賞(2015)候補 - 『御松茸騒動』, 第5回日本医療小説大賞(2016)候補 - 『藪医ふらここ堂』

学歴

甲南女子大学
文学部 / 国文学科
学位: 学士(文学)
国: 日本
最終学歴は甲南女子大学文学部国文学科卒

受賞歴

小説現代長編新人賞(奨励賞)
2008
対象作品: 実さえ花さえ
部門: 奨励賞
主催: 小説現代(講談社)
結果: 受賞
本屋が選ぶ時代小説大賞
2013
対象作品: 恋歌
主催: 本屋が選ぶ時代小説大賞実行委員会
結果: 受賞
直木三十五賞
2014
対象作品: 恋歌
主催: 直木賞選考委員会
結果: 受賞
織田作之助賞
2014
対象作品: 阿蘭陀西鶴
主催: 織田作之助賞選考委員会
結果: 受賞
徳間文庫大賞(定番部門)
2015
対象作品: 先生のお庭番
部門: 定番部門
主催: 徳間文庫
結果: 受賞
大阪ほんま本大賞
2015
対象作品: すかたん
主催: 大阪ほんま本大賞実行委員会
結果: 受賞
中山義秀文学賞
2016
対象作品:
主催: 中山義秀文学賞運営委員会
結果: 受賞
舟橋聖一文学賞
2017
対象作品: 福袋
主催: 舟橋聖一文学賞選考委員会
結果: 受賞
中央公論文芸賞
2018
対象作品: 雲上雲下
主催: 中央公論文芸賞選考委員会
結果: 受賞
司馬遼太郎賞
2018
対象作品: 悪玉伝
主催: 司馬遼太郎賞運営委員会
結果: 受賞
大阪文化賞(文学)
2018
部門: 文学
主催: 大阪府
結果: 受賞
親鸞賞
2020
対象作品: グッドバイ
主催: 親鸞賞選考委員会
結果: 受賞
芸術選奨文部科学大臣賞
2021
対象作品:
主催: 文部科学省
結果: 受賞
柴田錬三郎賞
2021
対象作品:
主催: 柴田錬三郎賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 恋歌

    『恋歌』は、朝井まかてによる作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。講談社の書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。

    恋歌は、朝井まかての受賞・選出作として書誌確認を行った作品。

    281ページ
    受賞作書誌確認文学賞
  1. 受賞作: 阿蘭陀西鶴

    『阿蘭陀西鶴』は朝井まかてによる受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。

    朝井まかて『阿蘭陀西鶴』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

    受賞作文学作品記録
  1. 受賞作: 御松茸騒動

    尾張藩の名産である松茸をめぐり、若い藩士が面倒な役目に奔走する時代小説。

    松茸を守る役目が、藩政と人情の綾をあぶり出す。

    249ページ
    時代小説尾張藩
  2. 受賞作: 眩(くらら)

    「眩(くらら)」は、朝井まかてによる受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

    朝井まかての受賞作「眩(くらら)」。

    受賞作文学賞人間描写
  1. 受賞作: 藪医 ふららこ堂

    『藪医 ふららこ堂』は、朝井まかてによる小説で、2016年の候補対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。

    朝井まかての『藪医 ふららこ堂』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。

    受賞作書誌確認現代文学
  1. 受賞作: 福袋

    江戸の町に生きる商人、職人、役者、名もなき庶民たちの暮らしを、笑いと涙を交えて描く時代小説短編集。表題作を含む八編が、祭り、商い、男女の機微、日々の困りごとを通して、にぎやかな江戸の息づかいを立ち上げる。

    江戸の町は、貧しくてもよく笑い、泣き、働き、今日を生きる人々で満ちている。

    310ページ
    江戸庶民時代小説短編集人情商いと暮らし
司馬遼太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 悪玉伝

    大坂商人の吉兵衛が、相続争いをきっかけに江戸を相手取る大勝負へ踏み出す時代小説。善悪が単純に割り切れない人間関係と商いの論理を、軽やかな筆致で描く。

    伊達男の商人が、江戸を相手に一世一代の勝負へ挑む。

    328ページ
    時代小説大坂商人相続争い正義商い
  1. 受賞作: 雲上雲下

    雲の上の世界と地上の暮らしを往還しながら、人の願い、権力、語り継がれる物語の力を描く長編。朝井まかてらしい歴史と民話の手ざわりが重なり、時代を越えて残る物語の生命力を見つめる。

    雲上と雲下をつなぐ物語が、人の願いと時代の記憶を照らす。

    448ページ
    歴史小説民話物語権力記憶
親鸞賞 1回登壇
  1. 受賞作: グッドバイ

    朝井まかて『グッドバイ』は、受賞・候補対象となった作品。人物の選択や時代・生活の手触りを通じて、読後に余韻を残す構成を持つ。

    『グッドバイ』は、題材の輪郭を丁寧に追いながら読者を作品世界へ導く。

    360ページ
    大浦慶幕末女性商人
柴田錬三郎賞 1回登壇
  1. 受賞作:

    森鷗外の末子・森類の生涯を、父の死後の喪失感、家族の変転、画業と文筆への試行錯誤を軸に描く長編。

    森鷗外の末子・類の生涯をたどる長編。

    504ページ
    森鷗外家族近代日本画業文筆

作品

代表作

実さえ花さえ

2008年 時代小説

大阪文学学校の文芸誌に掲載された作品を改稿して発表したデビュー作。江戸時代を舞台に、商家や庶民の生活と人情を描く。

江戸時代人情商家

ちゃんちゃら

2010年 時代小説

江戸を舞台にした長編。登場人物の機微や社会の細部を丁寧に描写する。

江戸人間ドラマ

すかたん

2012年 時代小説

ユーモアと人情を交えた作品。大阪の人々を描いた群像劇的要素を含む。

大阪ユーモア群像劇

先生のお庭番

2012年 時代小説

フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの庭師を描いた作品。異文化交流や人物の葛藤を描写する。

異文化交流職人江戸

ぬけまいる

2012年 時代小説

幕末から明治にかけての人々と事件を描く物語。

幕末明治転換期

恋歌

2013年 時代小説

中島歌子を題材にした歴史小説。女性の生き方や恋愛を丁寧に描く。

女性史恋愛伝記的要素

阿蘭陀西鶴

2014年 時代小説

海外文化や交易を背景に人物を描く作品。

交易異文化江戸

御松茸騒動

2014年 時代小説

松茸をめぐる騒動を題材にした時代小説。社会の利害や人間模様を描く。

食文化騒動庶民

藪医ふらここ堂

2015年 時代小説

町医者を主人公に医療や人情を描いた作品。医療小説の賞にも候補となった。

医療職業人情

眩(くらら)

2016年 時代小説

葛飾応為(おえい)を描いた作品。女性絵師の生涯と創作を繊細に描写する。

美術史女性創作

最悪の将軍

2016年 時代小説

徳川綱吉を主題に、権力と政策の影響を描く歴史小説。

政治史徳川人物史

残り者

2016年 時代小説

複数の人物の視点を通して時代と人間を描く作品。

群像劇時代

落陽

2016年 時代小説

明治神宮や明治期の風景を取り込みつつ、時代の変化を描く長編。

明治信仰変化

銀の猫

2017年 時代小説/短編

猫を象徴的に用いた短長編を収める作品集。

動物モチーフ象徴人情

福袋

2017年 時代小説

日常と奇譚が交錯する連作短編的要素を持つ作品。舟橋聖一文学賞受賞作。

日常奇譚群像

雲上雲下

2018年 時代小説

近代史の一断面を追い、社会と個人の交錯を描いた長編。中央公論文芸賞受賞作。

近代史社会と個人

悪玉伝

2018年 時代小説

辰巳屋一件を題材に、登場人物たちの善悪と歴史的背景を描く作品。司馬遼太郎賞受賞。

事件道徳商家

落花狼藉

2019年 時代小説

吉原遊郭を舞台に、人間の欲望と悲喜を描いた物語。

吉原遊郭人間模様

グッドバイ

2019年 時代小説

大浦慶を題材にした伝記的要素を含む長編。親鸞賞受賞作。

伝記宗教近代

輪舞曲(ロンド)

2020年 時代小説

伊沢蘭奢を題材にした作品。人間関係と運命のめぐりを描く。

伝記運命人物史

2020年 時代小説

森類を中心に据えた伝記風の長編。文体と人物描写が評価され、複数の賞を受賞。

伝記人物描写

白光

2021年 時代小説

山下りんを描いた長編。社会と個人の葛藤を丁寧に描写する。

女性社会伝記

ボタニカ

2022年 時代小説/伝記

植物学者・牧野富太郎を描いた伝記的長編。自然史と人物像を結び付ける。

植物学伝記自然史

朝星夜星

2023年 時代小説

草野丈吉(自由亭ホテル)を題材に据えた作品。人物の営みを通して時代を描く。

人物史ホテル風俗

秘密の花園

2024年 時代小説

曲亭馬琴を描いた最新の長編。幕末から近代にかけての文人像に迫る。

曲亭馬琴文人伝江戸から近代

全著作

  • 実さえ花さえ
  • ちゃんちゃら
  • すかたん
  • 先生のお庭番
  • ぬけまいる
  • 恋歌
  • 阿蘭陀西鶴
  • 御松茸騒動
  • 藪医ふらここ堂
  • 眩(くらら)
  • 最悪の将軍
  • 残り者
  • 落陽
  • 銀の猫
  • 福袋
  • 雲上雲下
  • 悪玉伝
  • 落花狼藉
  • グッドバイ
  • 輪舞曲(ロンド)
  • 白光
  • ボタニカ
  • 朝星夜星
  • 秘密の花園

作風・主題

文体
歴史的事実とフィクションを織り交ぜる細やかな人物心理の描写読みやすい語り口と抒情性
頻出モチーフ
職人・職業人の視点女性の生き方地方・庶民史植物や自然

評価・遺産

現代の時代小説を代表する作家の一人であり、伝記的要素を伴う歴史描写や人物描写の細やかさで多くの文学賞を受賞している。

大衆文化への影響

  • 盛岡文士劇出演(2023年)
  • なにげに文士劇2024 旗揚げ公演『放課後』出演(2024年)

引用

  • 「まかて」の由来は「分かるものなら知りたい」
    出典: 琉球新報(インタビュー) (2014年)
  • 人生を変えた一冊としてヤーコプ・フォン・ユクスキュル/クリサート著『生物から見た世界』を挙げている。
    出典: インタビュー (2014年)

豆知識

  • 出生名は金井智恵子。
  • ペンネームは祖母・新里マカテの名に由来する。
  • 甲南女子大学文学部国文学科卒。
  • 広告制作会社でコピーライターを務めた後、企画制作会社「あんばい房」を設立した。
  • デビュー作『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞の奨励賞を受賞した。