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第18回(1988年) 受賞受賞作: 冬の本
冬の本は、松浦寿輝の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。
冬の本は、松浦寿輝の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。
169ページ詩歌記憶言葉日常
松浦 寿輝
まつうら ひさき
Matsuura Hisaki
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1954-03-18 (東京都)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 詩人, 小説家, フランス文学者, 批評家, 大学教授
- 活動期間
- 1982年〜
- 所属
- 東京大学, 電気通信大学
- 所属団体
- 日本芸術院, 表象文化論学会
- 影響を受けた人物
- 古井由吉, 吉田健一, 内田百閒, マルセル・プルースト, ロラン・バルト, 中井久夫, 川村二郎
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 開成中学校・高等学校 | — | — | 卒業 | — | 日本 |
| 東京大学教養学部 | — | 教養学科フランス分科 | 卒業 | — | 日本 |
| パリ第三大学 | — | — | 文学博士 | — | フランス |
| 東京大学 | — | — | 博士(学術) | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1988 | 高見順賞 | 冬の本 | — | — | 受賞 |
| 1995 | 吉田秀和賞 | エッフェル塔試論 | — | — | 受賞 |
| 1996 | 三島由紀夫賞 | 折口信夫論 | — | — | 受賞 |
| 1996 | 渋沢・クローデル賞 | 平面論――1880年代西欧 | LVJ特別賞 | — | 受賞 |
| 2000 | 芸術選奨文部大臣賞 | 知の庭園 | — | — | 受賞 |
| 2000 | 芥川龍之介賞 | 花腐し | — | — | 受賞 |
| 2005 | 木山捷平文学賞 | あやめ 鰈 ひかがみ | — | — | 受賞 |
| 2005 | 読売文学賞 | 半島 | — | — | 受賞 |
| 2009 | 萩原朔太郎賞 | 吃水都市 | — | — | 受賞 |
| 2012 | 紫綬褒章 | — | — | — | 受章 |
| 2014 | 鮎川信夫賞 | afterward | — | — | 受賞 |
| 2015 | 毎日芸術賞 | 明治の表象空間 | 特別賞 | — | 受賞 |
| 2017 | 谷崎潤一郎賞 | 名誉と恍惚 | — | — | 受賞 |
| 2017 | Bunkamuraドゥマゴ文学賞 | 名誉と恍惚 | — | — | 受賞 |
| 2019 | 日本芸術院賞 | — | — | — | 受賞 |
| 2019 | 野間文芸賞 | 人外 | — | — | 受賞 |
| 2022 | 将棋ペンクラブ大賞 | 無月の譜 | 文芸部門大賞 | — | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第9回(1996年) 受賞受賞作: 折口信夫論
『折口信夫論』は松浦寿輝による作品。
松浦寿輝による『折口信夫論』。
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第50回(2000年) 受賞受賞作: 知の庭園
松浦寿輝による評論・エッセイの仕事。文学、映像、思想を横断し、知的な連想の広がりを庭園のように構成する。
知の庭園
評論文学思想
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第123回(2000年) 受賞受賞作: 花腐し
雨と湿り気を帯びた都市の空気のなかで、映画、記憶、欲望が絡み合う中編小説。退廃的な美しさと、過去に取り残された人物たちの痛みが響く。
『花腐し』は、松浦寿輝の作風が凝縮された受賞作。
150ページ純文学映画記憶欲望都市
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第56回(2004年) 受賞受賞作: 半島
『半島』は、松浦寿輝による小説作品。受賞時の評価対象として、題名が示す情景や人物の動きを軸に、短い形式の中にも時間の厚みを感じさせる作品である。
半島という題名が、作品の中心にある気配と緊張を端的に伝えている。
人物関係成長時代
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第9回(2005年) 受賞受賞作: あやめ 鰈 ひかがみ
冥界への入口のようなスナック、地下鉄から降りられない男、妹のひかがみに触れる妄念という三つの物語が交響する小説集。幽明の境をさまようような感覚が、妖しく絡み合う。
あやめ、鰈、ひかがみが、幽明の境で妖しく響き合う。
247ページ幽明の境三つの物語妄念身体感覚
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第17回(2009年) 受賞受賞作: 吃水都市
都市の表面と深層を、水位や廃墟のイメージを通して描く詩集。長い時間をくぐった言葉が、現実の都市とは別の地図を浮かび上がらせる。
吃水都市は、松浦寿輝の受賞歴と結びつく詩集として読まれている。
157ページ都市水位記憶
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第53回(2017年) 受賞受賞作: 名誉と恍惚
名誉と恍惚は、松浦寿輝による受賞作。刊行情報と賞データを照合して整理した作品で、人物の選択や時代・場所の空気を通じて、読後に残る問いを描く。
名誉と恍惚は、受賞歴と書誌確認をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。
765ページ文学人生記憶
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第27回(2017年) 受賞受賞作: 名誉と恍惚
日中戦争下の上海で、日本人警官・芹沢は軍と青幇の接触を仲介したことから追われる身となる。祖国にも職にも見放された男が、魔都の混沌で生き延びようとする。
ふるさとを失った男は、上海の闇で名誉と恍惚を求める。
765ページ上海日中戦争名誉歴史小説
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第72回(2019年) 受賞受賞作: 人外
『人外』は、四足獣のような存在が荒廃した世界を旅する幻想的な長篇小説。神とも獣ともつかないものの移動を通じて、記憶、予知、死、廃墟のイメージが重なり合う。
世界の縁をさまよう魂が、廃墟と幻影の風景を横切る。
274ページ幻想小説廃墟記憶獣旅
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第75回(2019年) 受賞
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第15回(2019年) 受賞受賞作: 川の光
松浦寿輝による冒険物語。暗渠化工事で棲みかを追われたネズミの一家が、新しい場所を求めて川をさかのぼり、都市の水辺を舞台にした旅をくり広げる。
川に生きる小さな家族が、住みかを求めて都市を旅する。
389ページ動物文学冒険家族川都市
作品
代表作
花腐し
2000年 小説半島
2004年 小説川の光
2007年 小説- [アニメーション] 川の光 (2009)
名誉と恍惚
2017年 小説人外
2019年 小説翻案
- 川の光
作家による翻訳
- 熱い太陽、深海魚
- シネマトグラフ覚書
- エモーション・ピクチャーズ
- デッサンと肖像
- 基底材を猛り狂わせる
作風・主題
- 文体
- 幻想的中年男を主人公とした物語
- 頻出モチーフ
- 中年男幻想脱落者
評価・遺産
現代日本文学における幻想的中年男性像の探求に貢献
関連学会
- 表象文化論学会
豆知識
- 幼少期に映画館が家の裏にあった
- 西原理恵子から猫を譲り受け飼っている