日本の文学賞

← 文学賞一覧に戻る

角川春樹小説賞

かどかわはるきしょうせつしょう

株式会社角川春樹事務所が主催する、未発表長篇のエンターテインメント全般を対象とした公募小説賞。

長編エンターテインメント小説
創設年
1999
主催
株式会社角川春樹事務所
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
選考方式
公募
受賞対象
不問
開催頻度
年1回
締切時期
11月頃
発表時期
5〜6月頃
賞のステータス
活動中

説明

角川春樹小説賞は、株式会社角川春樹事務所が主催する公募形式の文学賞で、ジャンルを問わず未発表の長編エンターテインメント小説を募集する。受賞作には印税とは別に賞金100万円と記念品が贈られる。2001年の第2回受賞作出版後に中断されたが、2010年に再開された。応募作品は400字詰原稿用紙換算で550枚以下に制限されている。

賞品

主賞品
賞金100万円
賞金
1,000,000円
  • 記念品

公式情報

http://www.kadokawaharuki.co.jp/

過去の受賞者

坂井のどか さかい のどか 受賞

七世紀、シルクロード交易の要衝に位置する小国・高昌国。大国の唐か強大な西突厥か、いずれかに従うことを迫られる中、第一皇子・麴智盛は西域の国々が手を取り合って生き抜くべきだと考えていた。しかし父王は西突厥との同盟を選択し、小国の命運は風前の灯となる。誇り高き皇子とその兄弟たちの熱血歴史ロマン。

この砂の海に浮かぶ小さな舟のような国の命運を、皇子たちは双肩に背負う。

340ページ
歴史小説シルクロード高昌国7世紀西域王朝兄弟独立政治
桜田光 さくらだ ひかる 受賞

京都市にある美大の油画科を休学中の稲葉真は、従兄の呼びかけで江戸時代の女性絵師・平野雪香が描いた襖絵の復元模写制作チームに加わることになった。狩野探幽の血縁にあたる清原雪信の娘が描いた十二面の花鳥図のうち現存するのは九面のみ。修復の専門家を志す二人の仲間とともに、失われた三面を想像で補いながら完成を目指す物語。創作することの苦悩と幸福を繊細に描き、選考委員全員が「これしかない」と絶賛した第16回角川春樹小説賞受賞の感動長篇。

原本が持つ感動まで模写する——それが復元模写という、極めて高度な芸術的作業だった。

244ページ
復元模写日本画芸術創作青春成長美大生江戸絵画女性絵師歴史
東圭一 ひがし けいいち 受賞

奥州の狼害をめぐり、狼狩奉行に就いた若者が父の死の真相と藩の不正へ踏み込む時代小説。

奥州の狼害をめぐり、狼狩奉行に就いた若者が父の死の真相と藩の不正へ踏み込む時代小説。

216ページ
時代小説狼狩藩の不正
森明日香 もり あすか 受賞

寛政六年の江戸で、女中お駒の視点から、幻の絵師・写楽と蔦屋重三郎の周辺に起こる出来事を描く。写楽の正体と時代の熱気を追う、角川春樹小説賞受賞の時代小説。

今まで誰も見たことのない役者絵に、江戸中が沸いた。

245ページ
江戸写楽時代小説浮世絵
稲田幸久 いなだ ゆきひさ 受賞

少年騎馬隊と尼子再興をめぐる戦国歴史エンターテインメントで、刊行時は『風雲月路』だった。

400ページ
渋谷雅一 しぶや まさかず 受賞

彰義隊に入った夫を待つ妻を描く時代小説で、刊行時は『すっきりしたい』だった。

232ページ
柿本みづほ かきもと みづほ 受賞

孤独な殺し屋と純真な魂の出会いを描くファンタジー。

288ページ
今村翔吾 いまむら しょうご 受賞

平安時代の差別と復讐を描く時代ファンタジーで、刊行時は『童神』だった。

368ページ
中村透 最終候補
姿なきハイジャック
東圭一 あずま けいいち 最終候補
四六の蝦蟇
中上竜志 最終候補
産土
佐々木功 受賞

滝川一益の生涯を描く歴史小説で、刊行時は『乱世をゆけ』だった。

324ページ
高代亞樹 最終候補

宿儺村をめぐる戦国歴史長篇で、刊行時は『宿儺村奇譚』だった。

421ページ
水無月神野 みなづき じんの 最終候補
薩摩無名もんがたり
橘沙羅 受賞

文明開化の横濱を舞台にした少女とミステリーの物語。

304ページ
藤奈子 最終候補
開拓戸籍
雄太郞 最終候補

中高年専用集合住宅を舞台にしたサスペンスで、ディスカヴァー・トゥエンティワンから刊行された。

405ページ

シンデレラを名乗る美女と不審死が絡むミステリーで、刊行時は『シンデレラ異聞 小さなガラスの靴』だった。

304ページ
新美健 にいみ けん 特別賞

明治維新後の動乱を描く時代小説で、刊行時は『巨眼を撃て』だった。

329ページ
刈間剛史 最終候補
足溜りの家
本城美音子 最終候補
1992年のグッド・フェローズ
鳴神響一 なるかみ きょういち 受賞

将軍吉宗と宗春の対立が進む元文の世を描く時代小説で、刊行時は『蜃気楼の如く』だった。

243ページ
名月明 最終候補
影は光 愛洲移香斎明国刀法伝授記
清水厄 最終候補
さらば、我が愛しのカメリア
池田久輝 受賞

香港の闇社会を描く犯罪小説で、刊行時は『港の足』だった。

260ページ
天原聖海 あまはら きよみ 最終候補
TYRANT
津高東樹 最終候補
若犬丸暗殺記 鎌倉大草紙外伝
浅野大志 あさのたいし 最終候補
砂漠の下にドルは眠る
知野みさき ちの みさき 受賞

人と妖魔が争う国を舞台にした時代ファンタジーで、刊行時は『加羅の風』だった。

395ページ
日向那由他 最終候補
七夕雨
夏川真一 最終候補
インター・プレイ
刈間剛史 最終候補
GHOST
又井健太 受賞

失業した主人公が新小岩で暮らし始める青春小説で、刊行時は『グッバイマネー!』だった。

344ページ
朱雀遙 最終候補
狂犬、注意
香住泰 かすみ たい 最終候補
ソフトボイルド
佐々木弘有希 最終候補
少女人形 ALICE 13
長谷川卓 はせがわ たく 受賞

武田晴信と南稜七ツ家の死闘を描く時代アクションで、刊行時は『血路』に改題された。

324ページ
小松多聞 最終候補
ブルーブラッド
広岩近広 最終候補
弁護士たちの墓場
丸茂永津子 最終候補
平成の家族
岩崎正吾 最終候補

武田騎馬隊の謎を追う歴史小説として刊行された。

378ページ
辻昌利 大賞

F1レースの世界を舞台にした長編で、角川春樹小説賞大賞作として刊行された。

365ページ
鈴木英治 すずき えいじ 特別賞

今川家をめぐる歴史長編で、刊行時に『義元謀殺』へ改題された。

423ページ
浜田文人 最終候補
夢幻郷
平谷美樹 ひらや よしき 最終候補

月面基地と神々の領域をめぐる本格SF長編として刊行された。

411ページ
中井順一 最終候補
どってことあらへん!