Japanese Literary Awards

← Back to Literary Awards

日本古典文学学術賞

にほんこてんぶんがくがくじゅつしょう

若手日本古典文学研究者の奨励と援助を目的とした学術賞。

学術賞
Established
2008
Organizer
国文学研究資料館賛助会
Category
Research, Translation, and Scholarship
Selection Method
推薦
Target
Newcomer
Frequency
1 per year
Announcement Period
around October
Status
Active

Description

国文学研究資料館賛助会主催の学術賞。前年の1月から12月までに公表された日本古典文学に関する著書を対象に、業績の公表時に40歳未満の研究者に贈られる。

Prize

Main Prize
賞状および賞金
Cash Prize
200,000円
  • 賞状

Selection

Selection Process

推薦
Judges 選考委員および過去の受賞者
Announcement 選考委員会で審議後、国文学研究資料館のウェブサイトで発表

Criteria

  • 業績の公表時に40歳未満である研究者であること
  • 前年の1月から12月までに公表された日本古典文学に関する著書であること

Related Awards

  • 日本近世文学会賞
  • 上代文学会賞

Official Resources

https://www.nijl.ac.jp/outline/gakujyutusyou.html

Past Winners

河村瑛子 かわむら えいこ 受賞

『古俳諧研究』は、芭蕉以前に貞門・談林の人びとが担った古俳諧を、資料とことばの両面から読み直す研究書である。俗語を含む連想の仕組み、古俳書の書誌、作品本文の検討を重ね、近世前期の文学と文化の広がりを捉え直す。

古俳諧のことばと資料をたどり、近世前期の文芸世界を多面的に読み解く研究書。

576 pages
古俳諧貞門・談林俳諧書の書誌近世文学ことばの考証
三宅宏幸 みやけ ひろゆき 受賞

曲亭馬琴の読本の生成と周縁を、典拠論や図像、交流史を横断して検証する学術書。

馬琴研究の射程を、作品生成から周辺へ広げる。

536 pages
曲亭馬琴読本近世文学書誌学
葛西太一 かさい たいち 受賞

日本書紀の編修過程を、文体・注記・語法の差異から読み解く学術書。

成立の段階を、文字の揺れからたどる。

380 pages
日本書紀古代文学書誌研究
舘野文昭 たての ふみあき 受賞

和歌をめぐる「歌学知」の成立と変容を、中世史のなかで追う学術書。

和歌の知は、実作だけではなく注釈のなかにも宿る。

608 pages
和歌中世文学歌学
山本嘉孝 やまもと よしたか 受賞

江戸時代の漢詩文と政治実践の関係を問う、近世思想史の研究書。

詩と政策のあいだに、幕府儒臣の十八世紀がある。

440 pages
近世思想漢詩文政治史
瓦井裕子 かわい ゆうこ 受賞

『源氏物語』を同時代和歌との関係から読み直し、和歌史の中での受容を検討する研究書。

和歌と物語の交差点から、『源氏物語』の享受史を書き換える。

268 pages
源氏物語和歌史平安文学受容史
澤崎文 さわざき ふみ 受賞

「表記環境」という概念から万葉仮名表記を整理し、上代から中古への文字表記の変化を考察する研究書。

万葉仮名を、表記環境の観点から体系的に読み解く。

314 pages
万葉仮名上代日本語表記論日本語史
田中草大 たなか そうだい 受賞

平安時代の変体漢文を、語彙・表記・文体比較から総合的に分析し、日本語史の中で位置づける研究書。

和文と漢文の境界にある変体漢文を、日本語史の中で捉え直す。

378 pages
変体漢文平安時代日本語史文体史
丸井貴史 まるい たかし 受賞

白話小説の受容が近世小説をどう更新したかを追い、十八世紀文学史を再構成する研究書。

『英草紙』を起点に、白話小説受容を読本史の外側から捉え直す。

338 pages
日本近世文学白話小説読本文学史
天野聡一 あまの そういち 受賞

国学者が創作した擬古物語風作品や、和文を用いた読本を対象に、近世和文小説の成立と展開を考察する研究書。

近世における和文小説の姿を、本格的に組み立て直す。

393 pages
近世文学和文小説読本国学
猪瀬千尋 いのせ ちひろ 受賞

中世王権において音楽が果たした政治的・儀礼的役割を、文献と儀礼の分析から明らかにする研究書。宮廷音楽を遊芸ではなく権力と制度の一部として捉える。

音楽から、中世王権の儀礼と政治を読み解く。

452 pages
中世文学王権音楽儀礼
松本大 まつもと だい 受賞

『河海抄』を中心に、中世の源氏物語注釈書の諸相を検討する研究書。諸本系統、引用、注記形成を通じて中世源氏学の展開を明らかにする。

『河海抄』から、中世源氏学の広がりを読み直す。

410 pages
源氏物語古注釈河海抄中世文学
大石真由香 おおいし まゆか 受賞

北村季吟と藤原惺窩を軸に、近世初期の地下歌壇における『万葉集』研究史を検証する研究書。本文校訂、講義、受容の系譜を資料に即して整理する。

近世初期『万葉集』の研究:北村季吟と藤原惺窩の受容と継承は、万葉集受容史を軸に読者を作品世界へ導く。

402 pages
万葉集受容史北村季吟藤原惺窩近世和学
高松亮太 たかまつ りょうた 受賞

上田秋成を和学者・歌人として捉え直し、学問、文芸、交友の広がりから晩年の活動を論じる研究書。『雨月物語』の作者像を周辺資料から立体化する。

秋成論攷:学問・文芸・交流は、上田秋成を軸に読者を作品世界へ導く。

368 pages
上田秋成和学近世文芸交流史
裵寛紋 はい かんもん 受賞

本居宣長の『古事記伝』における「皇国」の構想を、外国認識や言説の形成から読み解く研究書。宣長学が描いた日本像を思想史的に検討する。

宣長はどのような日本を想像したか:『古事記伝』の「皇国」は、本居宣長を軸に読者を作品世界へ導く。

268 pages
本居宣長古事記伝国学皇国
高野奈未 受賞

国学者・賀茂真淵の学問と和歌研究を扱う研究書。近世の古典注釈や万葉学の文脈から真淵の方法を検討し、後続の国学研究へつながる知の形成をたどる。

賀茂真淵の古典研究を、近世国学の方法として読み解く。

278 pages
賀茂真淵国学万葉学古典注釈近世文学
渡瀬淳子 受賞

仮名本『曾我物語』を中心に、室町期の文学を支えた知的基盤と言説の形成を論じる研究書。和歌・漢詩文の古典的教養、軍語り、御伽草子、外来思想の受容が交差する場として、室町文学を読み直す。

仮名本『曾我物語』から、室町の知の広がりを照らす。

400 pages
室町文学曾我物語知的基盤言説形成御伽草子
木下華子 受賞
鴨長明研究:表現の基層へ

「鴨長明研究:表現の基層へ」は、木下華子による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

木下華子の受賞作「鴨長明研究:表現の基層へ」。

受賞作文学賞人間描写
牧藍子 受賞
元禄江戸俳壇の研究:蕉風と元禄諸派の俳諧

「元禄江戸俳壇の研究:蕉風と元禄諸派の俳諧」は、牧藍子による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

牧藍子の受賞作「元禄江戸俳壇の研究:蕉風と元禄諸派の俳諧」。

受賞作文学賞人間描写
小財陽平 受賞
菅茶山とその時代

「菅茶山とその時代」は、小財陽平による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。

小財陽平の受賞作「菅茶山とその時代」。

受賞作文学賞人間描写

幕末から明治期にかけての日本漢詩文の動向を、新資料を用いて検討する研究書。

変化の時代に、漢詩文はどのように応答したのか。

332 pages
漢詩文幕末明治
木越俊介 受賞
江戸大坂の出版流通と読本・人情本

『江戸大坂の出版流通と読本・人情本』は木越俊介による受賞作品。賞記録で確認できる作品名と著者名を基礎に、単行本・文庫・短編集として採用できる識別子の有無を切り分けて整理した。

木越俊介『江戸大坂の出版流通と読本・人情本』の受賞作情報と書誌状況を整理した作品紹介。

受賞作文学作品記録
光延真哉 受賞
江戸歌舞伎作者の研究:金井三笑から鶴屋南北へ

『江戸歌舞伎作者の研究:金井三笑から鶴屋南北へ』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

受賞作『江戸歌舞伎作者の研究:金井三笑から鶴屋南北へ』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

受賞作書誌確認文学賞
一戸渉 受賞
上田秋成の時代:上方和学研究

『上田秋成の時代:上方和学研究』は、2013年の受賞作として記録される作品です。作品名と著者情報を基点に、受賞歴、刊行形態、公開書誌を照合し、受賞対象そのものに結びつく範囲で整理しました。

受賞作『上田秋成の時代:上方和学研究』の書誌と作品情報を、掲載誌 ID を混入させずに整理しました。

受賞作書誌確認文学賞
平野多恵 受賞

鎌倉時代の僧・明恵の和歌を中心に、仏教思想、信仰、文学表現の関係を総合的に検討する研究書。分野ごとに分かれがちな明恵研究を横断し、和歌と仏教が相克しながら結びつく場を明らかにする。

明恵の和歌を通して、仏教と文学の交差点を探る。

500 pages
明恵和歌仏教中世文学宗教思想
金時徳 受賞

『異国征伐戦記の世界:韓半島・琉球列島・蝦夷地』は、金時徳による学術書です。受賞対象として記録される作品で、題名が示すイメージと作者の関心を手がかりに、人物や土地、記憶、感情の動きを描きます。

『異国征伐戦記の世界:韓半島・琉球列島・蝦夷地』は、金時徳の表現を受賞作として伝える学術書です。

460 pages
戦記対外認識古典文学

『中古中世散佚歌集研究』は、現存しない歌集や断片として伝わる和歌資料を手がかりに、中古・中世文学の失われた姿を復元しようとする研究です。古筆切や引用本文を丹念に読み、歌集の成立と流通を考察します。

断片として残った和歌資料から、失われた歌集の輪郭を描き出します。

553 pages
和歌散佚歌集古筆切中古文学中世文学
水谷隆之 受賞
『団袋』の西鶴:団水との両吟半歌仙について

『『団袋』の西鶴:団水との両吟半歌仙について』は、『俳諧団袋』に収められた井原西鶴と北条団水の両吟半歌仙を扱う論文です。西鶴晩年の俳諧と元禄期の俳諧動向の関係を、実作の連なりから検討します。

西鶴と団水の付合から、元禄俳諧の接点を読み直す論文です。

井原西鶴北条団水俳諧半歌仙元禄文学
やまとことば表現論:源俊頼へ

『やまとことば表現論:源俊頼へ』は、岡崎真紀子による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

岡崎真紀子の『やまとことば表現論:源俊頼へ』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

受賞作現代文学刊行形態
恋田知子 受賞

『仏と女の室町:物語草子論』は、恋田知子による作品で、2009年の受賞作として記録されている。作品名と著者名で国立国会図書館サーチを確認し、単独書籍として一致する資料がある場合のみ紙書籍の識別子を採用した。

恋田知子の『仏と女の室町:物語草子論』は、受賞歴と刊行形態を手がかりに読まれる作品である。

507 pages
受賞作現代文学刊行形態
沖本幸子 受賞
今様の時代:変容する宮廷芸能

『今様の時代:変容する宮廷芸能』は沖本幸子による作品で、nihon-koten-bungaku-gakujutsu-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

沖本幸子『今様の時代:変容する宮廷芸能』。

受賞作現代文学作者の代表的活動
北村昌幸 受賞
足利尊氏の変貌:『太平記』巻十四の本文改訂をめぐって

『足利尊氏の変貌:『太平記』巻十四の本文改訂をめぐって』は北村昌幸による作品で、nihon-koten-bungaku-gakujutsu-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

北村昌幸『足利尊氏の変貌:『太平記』巻十四の本文改訂をめぐって』。

受賞作現代文学作者の代表的活動