日本の文学賞

受賞作品一覧

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16344 件の受賞作品

藤原頼長の研究

柳川響 やながわ ひびき
文学賞: 窪田空穂賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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プロ
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推薦

平安期の公卿・藤原頼長を、学問と言説の面から検討する研究。博士論文としての記録は確認できるが、市販書籍の ISBN は確認できない。

主題 日本史藤原頼長博士論文中世史

中世の王朝物語 享受と創造

金光桂子 かねみつ けいこ
文学賞: 関根賞
カテゴリー
評論・批評
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プロ
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選考

中世王朝物語の享受と創造を、作品研究と物語史の視点から論じる研究書。中古文学の継承が中世にどう読み替えられ、新しい物語を生み出したかを検討する。

主題 中世王朝物語享受史国文学研究
410ページ

宣長はどのような日本を想像したか

裴寛紋 はい かんもん
文学賞: 上代文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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プロ
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推薦

本居宣長の『古事記伝』が「外国」と「皇国」をどのように構成したかを読み解き、国学の古典解釈が近代以後の日本像へつながる仕組みを検討する研究書。神話解釈、地球説、固有性の問題を手がかりに、宣長学を思想史の中で捉え直す。

主題 国学本居宣長古事記伝思想史皇国
268ページ

『うつほ物語』忠こそ物語の表裏:継母による第二の讒言と承和の変

本宮洋幸 もとみや ひろゆき
文学賞: 中古文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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新人
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推薦

『うつほ物語』の忠こそを中心に、継母による讒言と承和の変の関係を読み直す中古文学研究論文。物語内の人物配置と政治史的な記憶を重ね、古典物語の表と裏にある構造を検討する。

主題 中古文学うつほ物語物語論讒言承和の変

二十八品歌の詠法:本歌取り作を中心に

田口暢之 たぐち のぶゆき
文学賞: 中世文学会賞
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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新人
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推薦

『法華経』二十八品を題材とする歌の詠法を、本歌取りを中心に検討した中世文学研究論文。宗教的テキストの章立てが和歌表現へどのように移されるかを、引用と変奏の技法から読み解く。

主題 中世文学和歌法華経本歌取り詠法

「中本」受容と大島屋伝右衛門―版元、そして貸本問屋として―

松永瑠成 まつなが るせい
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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プロ
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選考

近世の中本受容を、版元であり貸本問屋でもあった大島屋伝右衛門の活動から検討する論文。出版と貸本流通の接点に注目し、戯作受容の具体相を追う。

主題 近世出版貸本問屋大島屋伝右衛門中本

宣長はどのような日本を想像したか:『古事記伝』の「皇国」

裵寛紋 はい かんもん
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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新人
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推薦

本居宣長の『古事記伝』における「皇国」の構想を、外国認識や言説の形成から読み解く研究書。宣長学が描いた日本像を思想史的に検討する。

主題 本居宣長古事記伝国学皇国
268ページ

近世初期『万葉集』の研究:北村季吟と藤原惺窩の受容と継承

大石真由香 おおいし まゆか
カテゴリー
研究・翻訳・学術
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新人
選考方式
推薦

北村季吟と藤原惺窩を軸に、近世初期の地下歌壇における『万葉集』研究史を検証する研究書。本文校訂、講義、受容の系譜を資料に即して整理する。

主題 万葉集受容史北村季吟藤原惺窩近世和学
402ページ

秋成論攷:学問・文芸・交流

高松亮太 たかまつ りょうた
カテゴリー
研究・翻訳・学術
受賞対象
新人
選考方式
推薦

上田秋成を和学者・歌人として捉え直し、学問、文芸、交友の広がりから晩年の活動を論じる研究書。『雨月物語』の作者像を周辺資料から立体化する。

主題 上田秋成和学近世文芸交流史
368ページ

ここは、おしまいの地

こだま こだま
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
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プロ
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公募

地方で暮らす著者の身体感覚と生活の違和を、率直で乾いた笑いを交えて綴るエッセイ集。私的な痛みや居場所のなさが、独特の語り口で読者に届く。

主題 エッセイ地方生活身体感覚ユーモア
248ページ

夫・車谷長吉

高橋順子 たかはし じゅんこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
プロ
選考方式
公募

作家・車谷長吉との暮らしを、妻で詩人の高橋順子が綴った回想記。創作に向き合う夫婦の時間と、別れの記憶が静かに描かれる。

主題 回想記夫婦作家の生活喪失
277ページ

AI vs.教科書が読めない子どもたち

新井紀子 あらい のりこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
新人
選考方式
推薦

人工知能の到達点と限界を示しながら、日本の子どもたちの読解力調査が浮かび上がらせた教育上の危機を論じる。技術論と教育論を接続した問題提起の書。

主題 人工知能読解力教育リーディングスキルテスト
287ページ

枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生

内藤啓子 ないとう けいこ
カテゴリー
エッセイ・随筆・紀行
受賞対象
新人
選考方式
推薦

童謡「サッちゃん」の作者である阪田寛夫を、娘の視点から描く評伝的エッセイ。家族の複雑さと詩人の創作の源を、ユーモアを交えてたどる。

主題 阪田寛夫家族の記憶童謡評伝エッセイ
247ページ

奇譚を売る店

芦辺拓 あしべ たく
カテゴリー
文学総合・文芸総合
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プロ
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選考

古書店をめぐる連作怪奇ミステリ。古書蒐集に魅せられた人々の欲望と悲哀を、幻想、犯罪、書物への執着を交えて描く短編集。

主題 古書怪奇ミステリ
208ページ

ちどり亭にようこそ 京都の小さなお弁当屋さん

十三湊 じゅうさん みなと
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

京都・姉小路通沿いの小さな仕出し弁当屋「ちどり亭」を舞台にした人情ドラマ。料理を通して、店を訪れる人々の迷いや寂しさが少しずつほどけていく。

主題 京都弁当人情料理癒やし
322ページ

えがないえほん

B・J・ノヴァク びー・じぇー・のゔぁく
文学賞: 沖縄書店大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

絵を使わず、読み手が声に出す言葉の面白さだけで子どもを笑わせる翻訳絵本。

主題 読み聞かせ言葉遊び絵本
48ページ

崩れる脳を抱きしめて

知念実希人 ちねん みきと
文学賞: 沖縄書店大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

脳腫瘍を患う女性と研修医の出会いから始まる恋愛ミステリー。喪失の知らせを受けた主人公が、彼女の足跡を追う。

主題 医療恋愛ミステリー
368ページ

沖縄1935

週刊朝日編集部 しゅうかん あさひ へんしゅうぶ
文学賞: 沖縄書店大賞
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

一九三五年の沖縄を撮影した写真を集め、戦前の暮らしや風景を記録する写真集。

主題 沖縄写真戦前
128ページ
第3回(2018年) 絵本大賞

クマと少年

あべ弘士 あべ ひろし
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
公募

アイヌの少年と子グマのキムルンが乳兄弟のように育ち、やがてイオマンテを前に別れと再会へ向かう絵本。北海道の自然と命の循環を背景に、親しさ、祈り、神の国へ帰す儀礼を描く。

主題 アイヌイオマンテ命の循環北海道
36ページ

がいなもん 松浦武四郎一代

河治和香 かわじ わか
カテゴリー
出版文化・書籍文化
受賞対象
プロ
選考方式
公募

北海道の名付け親として知られる松浦武四郎の生涯を、晩年の語りを通してたどる歴史小説。蝦夷地調査、アイヌの人々へのまなざし、幕末から明治へ移る時代の歪みが、ひとりの探検家の熱量とともに描かれる。

主題 歴史小説松浦武四郎北海道アイヌ
317ページ

空におちる海

夏樹玲奈 なつき れいな
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

「空におちる海」はR-18文学賞読者賞受賞作。受賞記録で確認できるが、単行本・短編集への収録は確認できない。

主題 女性喪失感情

手さぐりの呼吸

清水裕貴 しみず ゆうき
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

美大生たちの青春、喪失、芸術への関わりを玉川上水のほとりを舞台に描く連作短編集。受賞作は改題され収録された。

主題 美大喪失青春
208ページ

アップル・デイズ

山本渚 やまもと なぎさ
カテゴリー
一般文芸・大衆小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

「アップル・デイズ」はR-18文学賞友近賞受賞作。受賞記録で確認できるが、単行本・短編集への収録は確認できない。

主題 女性日常違和感

文字渦

円城塔 えんじょう とう
文学賞: 日本SF大賞
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

漢字や文字体系そのものを生命ある存在のように扱い、古代から未来までを横断する連作短編集。言語、記号、技術が奇想の物語として渦を巻く。

主題 文字言語遊戯漢字SF連作
302ページ

飛ぶ孔雀

山尾悠子 やまお ゆうこ
文学賞: 日本SF大賞
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
プロ
選考方式
推薦

庭園の大茶会を襲う孔雀と、地下世界をめぐる男の遍歴が交錯する幻想小説。濃密な言葉と神話的なイメージが、終わりきらない物語の感触を残す。

主題 幻想文学庭園地下世界変容
248ページ

屍人荘の殺人

今村昌弘 いまむら まさひろ
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
プロ
選考方式
公募

大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介、探偵の剣崎比留子が映画研究会の合宿先である紫湛荘を訪ね、予想外の異常事態と密室状況に巻き込まれる本格ミステリ。極限状況のサスペンスと論理的な謎解きが融合する。

主題 本格ミステリクローズドサークル大学サークル極限状況
336ページ

到達不能極

斉藤詠一 さいとう えいいち
文学賞: 江戸川乱歩賞
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
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公募

2018年、遊覧飛行中のチャーター機がシステムダウンを起こし、南極へ不時着する。ツアーコンダクターの望月拓海と乗客ランディ・ベイカーは、物資を求めて使われなくなった「到達不能極」基地を目指す。一方1945年、ペナン島の日本海軍基地では、訓練生の星野信之がドイツ人博士と娘を南極のナチス秘密基地へ送る任務を受ける。

主題 南極航空遭難第二次世界大戦秘密基地冒険ミステリ
230ページ

屍実盛

齊藤飛鳥 さいとう あすか
カテゴリー
ジャンル小説
受賞対象
新人
選考方式
公募

『平家物語』の実盛伝説を下敷きにした、歴史ミステリの短編

主題 ミステリ歴史ミステリ電子書籍東京創元社
33ページ
第18回(2018年) 最優秀賞

ウロボロス

文学賞: 湯河原文学賞
カテゴリー
文学総合・文芸総合
受賞対象
新人
選考方式
公募

湯河原文学賞小説の部の最優秀賞受賞作。自治体広報と地域紙で受賞は確認できるが、単独書籍としての刊行は確認できないため、応募作品として扱う。

主題 文学賞応募作品湯河原短編小説

星狩

清水伶 しみず れい
カテゴリー
俳句・俳諧
受賞対象
プロ
選考方式
選考

清水伶の句集。現代俳句協会賞の受賞対象となった一冊で、自然や時間、身体感覚を澄んだ言葉で捉え、静かな像の奥に生の緊張を置く作品群として読める。

主題 現代俳句自然時間身体感覚静謐
208ページ